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Friends of Figmaとは?日本で急速に普及するFigmaコミュニティの魅力と地域密着型イベントの可能性

Figmaを使っていると、その便利さだけでなく、ユーザー同士の繋がりや共に学び合う楽しさを感じることはありませんか? Figmaの世界には、単なるツールだけにとどまらないアットホームなコミュニティがあります。
それがFriends of Figma。この記事では、コミュニティのコンセプトとそれを支える有志の方々の活動を通して、Figmaがもたらす新たな魅力に触れていきます。

Friends of Figmaとは?

Friends of Figmaは、Figma公式の地域コミュニティの総称であり、世界各地で知識やスキルを共有し交流を深めることを目的としています。各地域でイベントや勉強会を企画し、最新情報の共有やLT会を通して、初心者から上級者まで誰もが気軽に学び、交流できる場を提供しています。
Friends of Figma Fukuokaもその一つで、福岡を中心に活動してされています。

日本のコミュニティ数は22、アメリカに次ぐ普及率

中でも面白いのは地域ごとのカテゴリ。通常世界規模で考えられる日本のセグメントは「アジア」「東アジア」にもかかわらず、なぜか日本だけ独立して棲み分けされています。2024年12月現在、国内にはなんと22グループ(あるいは地域・団体)にコミュニティが存在しています!意外とみなさんの身近にもあるかもしれません。

Figmaの発祥国であるアメリカ国内では24都市にあるとのこと。
アメリカ、日本以外に独立してカテゴリ化されている国がないことから、いかに日本国内でFigmaが普及・認知されているかが分かります。

日本はアジアカテゴリとは別に、一つの国としてカテゴリが設けられている
アメリカとカナダで構成されている北米エリア。
そのうちアメリカは24都市で、日本の22グループ(あるいは地域・団体)と同等のコミュニティ数

なぜここまで日本にFigmaが浸透しているのか?

普段フリーランスWebデザイナーとして制作会社などに営業していると、「ツールはPhotoshopかIllustrator」とAdobe製品オンリーの企業がまだまだ多く、実際Figmaの普及率は低いという肌感ではあるものの、世界規模で見るとむしろ高い方ではないのかと少し見方が変わりました。

そもそも、Figma社にとって日本はアジア最初の拠点でもあります。
これほどまでに日本が注目される理由は何でしょうか?
主に以下3点が挙げられます。

  • ユーザーの登録数ベースで、1年間で約2倍に拡大した活発なデザイナーコミュニティの存在で日本で認知度が急速に高まった

  • デザイン思考を持った楽天、Yahoo! JAPAN、リクルートのようなリーダー企業を含む多くの顧客が存在する重要な市場である

  • イベントを企画する各地のリーダー達が、各地域で定期的にイベントを開催し、より広くFigmaに関する楽しさを共有するための草の根的な活動を続けている

考えられる要因は以上の通りですが、これ以上掘り下げると今回の趣旨から外れてしまうので、別途記事を書いてみたいと思います。世界規模で見て、どの国や地域でどれだけFigmaが普及しているのか、その理由は何なのか普通にこの木、なんの木、気になる木。
要因の一つである各地のFigma好きの有志による運営に関して、当日スタッフさんからたくさんお話を伺うことができたので少し深掘りしてみます。

Figma好きの有志によって支えられている

Friends of Figmaのイベントは、「Figmaが好き!」という想いを持った人々のサポートにより運営されています。

当日あるスタッフの方にお話を伺ったところ、知り合いのFigma社員の方に「もしよかったら運営側として活動してみない?」と声がかかったのをきっかけに始められたとのことでした。

実際、福岡の運営陣の方々は企業勤め、フリーランスの方など多種多様なメンバーで構成されており、会場の雰囲気からも主催者自らが本当に楽しんで企画されているのが伝わってきました。

各地のリーダー候補に応募したら絶対通るという訳ではありませんが、すでに地元にコミュニティが存在し、自分で企画してみたい!という方や、そもそも自分が住んでいる地域になく、新しく作りたい!という方はぜひ公式HPより申請してみてはいかがでしょうか?

福岡イベントレポート

2024年12月13日に、Friends of Figma Fukuokaのイベントに参加し、イベントレポを記事にしました。こちらから、具体的にどのような内容で開催されているかなど当日の臨場感が伝わるかと思います。
よろしければご覧いただけると幸いです!

まとめ

Figmaは、単なるデザインツールではなく、ユーザー同士の繋がりを育み、学びを深めるためのプラットフォームでもあります。その中心となるのが、Figma公式の地域コミュニティ Friends of Figmaであり、それを支える有志の方々の存在によってイベントが成り立っています。

みなさんが住んでいる地域でも活動が行われているかもしれません!
少しでも気になったら公式HPをチェックしてみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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