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「らんまん」見たさに起きる朝

朝、目を覚ますとまずはじめに今日の仕事のことを考える。

骨のいるタスクを抱えている日は深く憂鬱な気分になる。
タスクの見通しが立っている日でも浅く憂鬱な気分になる。
そんな気分になってから体を起こして支度をする。

そんな僕の朝だったが、4月からの半年間、毎朝気持ちよく起きることができた。
朝ドラ「らんまん」を仕事前に毎朝見ていたからだ。
万太郎や寿恵子たちの物語が楽しみで、ワクワクした気持ちでベッドから出られるようになった。仕事のことより物語の続きの方が気になっていた。

本日最終回を迎えたが、本当に素晴らしいドラマでとても感動した。

そして、いわゆるロス状態になってしまった。大人になってからここまでロスを感じたのは初めてかもしれない。
そういえば子供の頃、コロコロコミックで読んでいたお気に入りの作品が連載終了したときも強いロス感があった。それに匹敵する感覚だった。

どうしてこんなにロスになってしまうのだろう?
作品が素晴らしいのはもちろん理由の一つだけど、他のドラマをみてここまでロスになることってなかったのに。

気になって考えてみると、半年という期間のあいだほとんど毎日物語に触れていたことが大きいのかなと思った。
いわゆる連ドラや少年ジャンプは週一だし、小説や漫画だって毎日読んでいると半年も経たないうちに大抵読み終わる。

僕はらんまんが初めての朝ドラだったので、こんな期間・頻度で物語を追いかける経験をしたことはなかった。
半年間毎朝会っていたから、万太郎や寿恵子たちへの思い入れもここまで強くなったんだろうな。

キャストの方々のこれからのご活躍も応援していきたいです。

ところで、
半年以上・毎日。こんな頻度で物語に触れられる機会って朝ドラ以外にあったかな?
おじゃる丸は?と思ったけどそれはまたちょっと違うか。



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