forever 舞鶴
仕事で先輩と2人、初めて舞鶴に行った。
そんな1日のことを書く。
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電車の遅延の影響で先輩は後から来ることになった。京都からまいづる号にのって、1人で向かう。
普段は食べないのに、長旅のお供としていつもじゃがビーを買って乗るのがマイルール。
パソコンカタカタしてたら、目的地に到着。
駅に着いたら、お昼ごはんを食べるところからスタート。
近くにあった「ぎんなん」という、おばあちゃんの家みたいな、落ち着いた雰囲気のお店にふらっと入った。
焼き魚定食と本気で迷ったけれど、上司の「海鮮丼でも食べてきたらいいねん!」の言葉が心に残っていて、ここは刺身定食にした。
お刺身は毎日、その日の朝市で買ってきたお魚をさばいているらしく、この日はさば、あじ、さごしだった。とっても新鮮で、口の中でとろける感じが美味しかったなあ〜
そして、お店のお姉さんが気さくに話しかけてくれて、観光スポットを教えてくれたり、色んなお話をした。その街の人と話せることが嬉しくて、とても温かい気持ちになった。
そんな親切なお姉さんとお別れして、先輩と合流。少しだけ仕事の現地視察。(ここは割愛)
そのあとはノープランだったけれど、運良く駅の近くでレンタサイクルやさんを見つけて、自転車で観光することになった。
自転車で観光なんて初めてだったから、とてもドキドキワクワク。
レンタサイクルやさんに教えてもらった道を真っ直ぐ進んでいると、トンネルを見つけた。
映画のワンシーンで出てきそうなこのトンネルに、思わず「すごーーーーい!!」とさけんでしまうほど感動的な瞬間だった。
とても神秘的で、真夏なのにトンネルの中は涼しかった。ずっとトンネルの中にいたいくらいだった。
そのあともまっすぐ進んで行ったところに、目的地の赤レンガ倉庫を見つけた。
歴史のある建物が、いまも当時と同じように残されていることに感動した。
有名な海軍カレーを食べれるところやお土産を買えるところもあって、今回は食べられなかった海軍カレーをお土産に買った。
赤レンガ倉庫の目の前はもう日本海。
灰色の海上自衛隊の戦艦がとまっていた。
普段は目の前に海が広がっていることなんてないから、すごく感動した。
それから、来た道をまた戻りながら、少し寄り道しながら駅に向かって行った。
帰り際、先輩が「さようなら舞鶴、forever 舞鶴」って言ったのが印象的で今回のタイトルに。
先輩はもう来ることはないという意味での「forever舞鶴」と言ったのだけれど、私はここでの思い出を忘れないだろうなぁ〜の意味での「forever舞鶴」。
私の中では仕事でも観光でもなく、「街を知る」だった気がする。
街を知るって実際に訪れて、自分の目で見て、街の人と話して、何かを感じることなんだろうなぁ〜と実感した。
自分の心で、純粋な気持ちで、見られたことがほんとうに嬉しかった。
またいつか行けたらいいなあ〜と思う。今度は色んなところに行ってみたいな。