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楽しい先にあるもの。

ある年、大学のゼミでこんなことをやった。

???が頭に浮かぶ人がほとんどだろう。

真ん中の箱のまわりを15人ほどの先生とゼミ生が囲んでいる。隣との距離も近く外から見たらきっと怪しい光景だったのではないだろうか。

言葉の企画第4回。

今回の課題は「あなたの素敵な人」をテーマにエッセイをnoteに書くこと。(※書いたエッセイはこちら「夏の面影」)

講義の中で文章を書く前に意識していることの1つに阿部さんからこんなお話が。

自分自身が書いてて嬉しいことは
相手も嬉しいこと。
気持ちが繋がれば第3,4とつながっていく。


家に帰ってからノートを読み返してもう一度考えた。

嬉しい、ってそもそもなんだろう。

1 物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい。「努力が報われてとても―・い」「―・いことに明日は晴れるらしい」⇔悲しい。

2 相手から受けた行為に感謝しているさま。ありがたい。かたじけない。「あなたの心遣いが―・い」

3 (俗な言い方で)かわいい。にくめない。「何と―・い男じゃない                                                                                        - goo辞典より引用

1の意味が1番近そうな気がする。
愉快で自分自身が楽しいこと。相手も楽しいこと…

…あ、大学時代のゼミだ。

私の所属していたゼミは毎回の内容を大まかに決め詳細と進行は2〜3名のグループに分かれて考える文化があった。ある回、他己紹介をテーマにY子ちゃんと私で考える事に。

単純に他己紹介のペアを割り振りするんじゃなくて
一工夫したいね!

運命の赤い糸でペア決めしたらドキドキ感があって
面白いのでは??

どういう仕組みにする??     

そこで考えたのは下の装置を作ること。

引っ張るとペアになる人と
赤い毛糸が繋がっているという仕組み。
誰と運命の糸がつながるか
ワクワク感を味わってもらいたいと思った。

そんな中迎えた当日が冒頭の写真。       

実際やってみたら大盛り上がり。アイスブレイクになり、和気あいあいとしながらその後糸を引いたことを覚えている。   

これはほんの小さな1例かもしれないが、阿部さんの言ってたことと近いのではないかと思ったのだ。

それは夢中になって楽しんだ結果生まれた
相手も楽しんで嬉しい連鎖だった。

先生もゼミ生も楽しいこと好きな人が多く
いつでもゼミは楽しい。

その中でも特に楽しみ、夢中になっている奴がいた。
(その人のことをMとよぶ。)
Mのその姿勢の理由が知りたくてあるとき聞いてみる。

ー なぜそんなに全力なの?

ー 全力で取り組んで相手の予想を超えるものを 生み出して行きたいんだ。

Mはきっと当時から楽しいから始まる嬉しい連鎖
知っていたんだな。

そんなわたしは
回り回ってやっぱり作る人になりたいと思って
思って言葉の企画に通ってる。
そして今回の講義で作った先の何が見たいのか
掴んだ気がしたのだった。

早いものでもう4回目が終わってしまった。
苦しいことの方が多いけど
楽しい日々を今、送れている。

#言葉の企画 #言葉の企画2019 #第4回 #日記のようなもの









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