メンヘラ黒歴史の私

　交通事故で役職を辞した私が最期にみんなの前で話そうとしたメモが出てきた。
　やはりくも膜下出血・硬膜下血腫併発で頭がピヨピヨ🐤してたんだと思う。

　言わなくてよかった！と今は思う。
　今でも当時の部下たちとは顔を合わせるが話してしまっていたら照れ死なるものになっていたと思う。

　原文…
　私は番犬。
　この組織の番犬。
　犬種は雑種。
　家庭に不審者が近付かないように見張り、家族が安全に暮らせるように見守る番犬。

　上が無理難題を投げ掛けるなら噛みつき、過小評価して見下すなら噛み付く番犬。
　家族がのびのびと暮らせるようにその時まで頑張る番犬。

　ある時、番犬は深傷を負った。
　もう一度家族を守るために片足を引きずりながら辿り着いた番犬が見たものは番虎。
　番犬は自分の役目を終えたことを知り、家族の今後の活躍を祈念して立ち去ることにした。あとは任せた虎！

　虎は、私が10代の頃からよく知る同期であり、私よりも優れていると私が認めます。
　どうか◯◯（同期）をしっかり支えて、これからも皆さんが活躍することを草葉の陰から見守らせていただきます。…

　恥ずかしい(｡>﹏<｡)💦
　マジで言わなくて良かった！！！
　イカれポエマーのレッテルが一生残るところだった。軽率な私が面倒くさがりで助かった。