第4回「TOHOKUキャリトーク🌱」/『幅広い公務員の仕事、公で働くということ』高橋麻憂さん
こんばんは!
「探職」インターンの大川茉美です!
今回も白尾くんに引き続き「TOHOKUキャリトーク」に出演いただいたゲストのお話の中から印象的だったお話をnoteにまとめて発信していきます!
第4回ゲストは「涌谷町(わくやちょう)教育委員会教育総務課 高橋麻憂さん」
元高校教諭、役場で総務課(議会、選挙事務、法政執務等担当)をご経験された後、現在は教育委員会(学事、ALT、海外研修、奨学資金等担当)でご勤務されている高橋麻憂さんからお話をいただきました!
◼︎「公務員は安定しているから」は危険
大川
「公務員志望の方は『安定しているから』という理由で志望しているように思うのですが、実際に公務員として働く中で、"安定"とのギャップはありますか?」
高橋さん
「公の仕事は、民間とは違って、"市民から"必ず必要とされているけれど個人として払える力がない事業を担当します。
"メリット"で言えば、小さい自治体ほど自分のやりたいことができますし、「よんなな会」などのコミュニティに参加し、学生や他の自治体の職員と交流する事で、自分の見識やチャンスを広げる事ができます。
<よんなな会とは・・・>
47都道府県の地方公務員と中央省庁で働く官僚をつなぐことで、日本全体を有機的につなげることを目的とした会。
反対に、"デメリット"としては、人事評価が極端に少なかったり、年功序列のような"組織風土"はまだ残ってますね。
面接で「安定」という言葉を使うのは控えた方がいいと思います。『柔軟な対応ができる人』が求められます。加えて、「志望する自治体のイチオシの事業を調べる」、二番煎じにならない『やりたいこと』を伝えられるといいですね。」
◼︎大学生のうちにやっておいたほうがよいこと
大川
「学生生活でやっておいたほうがいいことを教えてください!」
高橋さん
「自分のやりたいことに挑戦しようと思った時に、圧倒的に経験値が足りなかったんですよね。
だから、学生時代から"行動する"ことがとても大事です。大学生がお願いすれば大抵の社会人は応えてくれますよ!
それもあって、私が今どうやって情報収集をしているかというと、『人とのつながり』ですね。よんなな会やONE TOHOKUのような"コミュニティ"にも参加していますし、オンライン研修にも"積極的に"参加するようにしています。
社会人のいろんな話を聞けるのは楽しいですし、企画のアイディアが生まれたらしますからね。企画は温めておいたほうがいいです。
そうなると、『巻き込み力』と『巻き込まれ力』が大切になってくると思います。
◼︎これからの若者に求めること
大川
「これから高橋さんが挑戦してみたいことはありますか?」
高橋さん
「自分で事業を創っていくような子どもたちを育てたいですね。東北には無い事業が多いので、自分で創れる力が必要だと思います。
そのために、"課題を見つける力"や"利益を出す力"などを身につけられるような体験学習やボランティアなどの導入を考えていきたいです。
◼︎まとめ
第4回では、教育に対する熱量やここでしか聞けない公務員の実態など、沢山お話しをしていただきました。ありがとうございました!
ちなみに、涌谷町は日本遺産に認定され、「金の町」と呼ばれているそうです✨
キャリトークでは、仕事を楽しむ社会人ゲストに直接質問ができるので、是非皆さんもキャリトークに参加して、人とのつながりを増やしてみませんか?
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探職インターン 大川茉美
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