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「鏡像崇拝」に行ってきたよ!!!

読む前の注意事項

この記事はオタク特有の限界化している文章が多く占めます。「苦手だな~」と思ったらすぐにブラウザバック推奨です。
ネタバレ全開で行きます!「セトリバレ勘弁…!!」や「事後通販等でCDを手に入れていないからその書かれると困る…!」という方も今のうちにブラウザバック推奨です!!
また、一部個人の解釈を書いていたりします。「お前の解釈やガバガバ考察なんて見てられるか!」や「自分の解釈、考察を大事にしたいな」という方も注意です!深読みオタクが出てきたら読み飛ばすか退避を!…それでは早速書いていきましょうかね!

初めに

どうも、タンスマです!今回の記事は藍月なくるさん2ndワンマンライブ「鏡像崇拝」に行ってきたよという内容のライブレポになります!楽しかった…そしてBAD ENDを堪能出来た…。ライブが終わった後もこの記事を書いている今も、余韻がすっごいです…。正直に言うとですね…今回のライブレポ、書くの迷ってたんですよ。このライブの内容を文章化して記録に残すってことは無粋なんじゃないかって思うんです。Blu-rayやディレイ配信が無かったのもある意味”演出”だったんじゃないかって…。オタクの考えすぎですかね。でもまぁ…自分がやりたいのでやります!!まずは開場前のことからつらつら~と書いていきましょうかね。

現地入り!

鏡像崇拝応援広告!!すごい…!

無事に渋谷に着!!!見てくださいよこれ!!鏡像崇拝の応援広告!可愛い…そして美しい…。これが有志の集まりで作られたのがまた…凄いですね!改めて、企画してくれた方々ありがとうございました!並びに、お疲れ様でした!!

会場!

数多の分かれ道と反対の方向に行こうとするタンスマを介護してくれたフォロワーさん、本当にありがとうございます。おかげで無事にたどり着けました…。渋谷…難しいにょ。とある方が駅から会場までの道案内記事を書いてくれたのですが、方向音痴である自分は「え??ここ記事になくない?いややっぱある…のか!?」の連続でした。慣れない道は誰かと一緒に行きましょう。介護してくれます。

ここからは開場までの写真を載せていきます!みんな優しい…ありがとう…ありがとう…。


かわかわなくちゃぬいズ!!
なくらげとなくらげとなくらげの親戚?触手の色がらぷりえーりゅさんだ…!
痛バッグ!!他の方もたくさん撮らせていただいたけどみんな完成度高くて凄かったな~!
うちわまで作ってる人もいた!!蝶々…良いね~!


フラスタだ~!!!!しかも、えか先生の新規イラスト!!可愛すぎる~!
GREEさんのフラスタも…!!!ということは…「ねぇ、ダーリン」が来るってこと!?とか思ってました!

開演前

「おいおい、早く本編行けよ」って思ってるであろう方々…もうちょっと書かせてください!開演前、自席に座ろうと思った時に、1人挟んでフォロワーさんが2人並んでたんですよ…!それもあの「FAKE IDOL」をモチーフにしたTRPGシナリオ「ディープブルーにきらめいて」の進行を務めた方と相方をしてくれた方…。びっくりして固まっていたら自席の隣の人が席を交換してくれました…。この場で感謝と謝罪を…。ありがとうございました!そして驚かせてすみません…。


鏡に写る青いバラ
可愛いね

そして!!入場者特典?ノベルティ?…なんか入ったらもらえたやつ!!
「鏡像崇拝」というライブの特典が「鏡」って!!!天才か!?デザインもオシャレで好き~!!


それにしても、なくるさんのファンの方って面白くて…。何がっていうと「人によって知った経緯が全然違う」ってとこです!人によっては「音声作品から」って人や「曲から知った~」って人もいるし「TRPGから知った!」って人もいらっしゃいました!自分と席を交換してくれた人も「Spotifyから知って、なくるさんのダークな曲が好きだから勢いで来た!」と言っていました!活動の幅が広いなくるさん…凄い!!

今回のライブは前々から「バッドエンドです」と公言されていました。我らブルキラトリオは「パラサイトブルーが来たら俺たちは溶ける」、「Transpain聴きたい!」、「Bad Dripを望む」、「Drop Roleとか聴きたいね~」などとセトリ予想という名の願望を語り合ってました!…そんなことをしていたら会場が暗転し…ライブが始まりました!

ライブ開演「鏡像崇拝(Instrumental)」

会場が暗転し、スクリーンに映される鏡、玉座、流れるインスト。曲名「鏡像崇拝」…!!!ゴシック&メルヘンな雰囲気から始まり、重低音で盛り上げた後ライブ開始のブザーが鳴る。こんなの盛り上がらない訳がない!!ありがとうグシミヤギさん…!!!

「Defective」

照明が暗転しいよいよライブ開始!新概念ちゃんの衣装を纏ったなくるさんが現れ流れ出したイントロ!!好き…!!観客のみんな息を呑んでましたね…!この曲のイントロ良すぎなのよ…とか思って聴いてたらなにやら異変が…!!

「何のために 産み落とされ 不完全な明日を 紡いでいくの」
「悲しさも祈りも 報われぬなら 消えてしまいたい」

この時に照明が落とされ真打登場!!今回のキービジュアルの髪色、服装を纏った「藍月なくる」が登場!!!今まで観客が見ていた新概念ちゃん衣装のなくるさんは…なくるさん本人じゃなかったんですね!!!早速演出が凄いですね…!!

曲の感想としてはギターカッコいい~とか「嘆く言葉も届かないなら~」の高音が生歌だと綺麗すぎて鳥肌が立ったりだとか…感覚で書くと…何も考えないで書くとこんな感じになります!

曲が終わりMCの始まり始まり!!

なくちゃ「皆さん…!事件です!!」

初めに歌っていたなくるさんが倒れ…ステージで意識を失っていたのです!

ここでオタクの私は「え!?なくちゃ!?2人!?開幕からフルスロットルやんけ!」とか思ってました。

なくちゃ「みんな…これどうする?」

観客「隠す~!」「隠ぺい~!!!」

なくちゃ「ふ~ん…そういえば私、最近”お片付け”のプロの方と仲良くなってまして…早速お仕事してもらいましょうか!お願いしま~す!」

2人の処理班入場(ガサガサ…ゴソゴソ…)

なくちゃ「ふふふ…バイバ~イなくるさーん」

なくちゃ「これで私たち”共犯”ですね…。」

…ビビるくらいの甘い声。始まったんだな!「鏡像崇拝」が!!

「Mirroring Mirage」

うおおおおおおお!!!!!きたきたきた!!!!!今回のライブの表題曲「Mirroring Mirage」!前回のライブ「クラリムステラ」では当日ライブ始まる前も表題曲が無かったので、表題曲のある藍月なくるさんのライブは今回が初めて…!!攻撃的なサウンド、綺麗なコーラス、意味深なMV…。何をとっても最高!!

そして…この曲がこのタイミングで来たということはですね…。先ほど回収班に運ばれた「藍月なくる」は本物で、今歌っている「藍月なくる」は「藍月なくるのような”なにか”…ということなのか?とか感じていました。このMVにもなくちゃが2人出てくるし…ムムム…とかなりつつもペンライトの腕は止まりません。

この曲…生歌で聴くとヤバいです。最高に盛り上がります!歌詞がめちゃめちゃ不穏なんですけど盛り上がります!!「愛して 穢して 満たしなさい」のリズム感とっても好き!!

「Evil Bubble」

きたきたきた!!!!なんだこのセトリは最強すぎるぞ!!1stライブの時のダンサーさんも出てきてペンライト振る手が止まらん!!Feryquitousさんのゴリッゴリなサウンド…ステージのモニターに映し出されるあつまる先生のイラスト!雰囲気、世界観に呑まれましたね。最高すぎたぜ…!!角膜エグっていけ~!!

「片翼のディザイア」

え!?こ、この曲ってまさか!?!?!?「片翼のディザイア」!!!!昔、フォロワーさんに布教されて時々聴いてたんですけど…やっぱり生歌ってすごい!!昔の曲が今のなくるさんの歌声で歌われる…!!幸せすぎる~!…とはいっても自分はボルテ、MUSECAの音源しか聴いたことがなかったのでフルで聴いたのは今回が初めてでした…。ありがとうsky-deltaさん!!!そして「かたよく」と読んでいた時期が僕にもありました。ごめんなさいsky-deltaさん!!!「へんよく」であることを知ったのも懐かしい。


「聖少女領域cover」

ここでまさかのカバーソングだと!?!?好きすぎる…!!途中で鎖のSEが入っていて鳥肌立ったよ…!!!そしてね~!重低音がすごいんだ!今回のライブの座席は1階16列5番!スピーカーの音がダイレクトに来る位置!身体が音で震えるあの感覚…最高ったらありゃしない!!

キービジュアルにもあった茨…!!


かわかわなくちゃ!

キービジュアルの茨がMV内にも書かれていたりしてて「なんやかんや親和性あるんか!?」とか思ってました。



深読みオタク君が出現!!!!!!





どうも深読みオタクです。注意事項に該当する方はご注意を…。







2枚目に貼った鏡に映ったなくちゃをご覧ください…。文字通り「鏡像のなくちゃ」なんですけど(震え)

本題はそこじゃなくて!みなさん!「宗教画」、ご存じですか??
「あ~なんか油絵のやつ?」「神話関係のことが描かれた絵でしょ?」
「いきなり何言うとんねんこいつ」…色々と思うこと、感じることあると思います。

宗教画…色々とありますが今回話題に出したいのは「聖母マリアの描かれた宗教画」です。聖母マリアを題材にする時って丸いキャンバスに描かれることがほとんどなんですよ…!これがペンダントに派生して、聖地を離れてもいつでもどこでも聖母を崇拝出来るようになったっていう話があって…。気になる人は「聖母マリア ペンダント」って調べてみてください。丸い形のものが多く出てきますよ!理想たる聖母を描き愛し…崇拝する…。これ正に”鏡像崇拝”じゃないですか!?!?

深読みオタクパートはまだ続きます…!聖母マリアとイエスキリスト。この「聖母子像」の宗教画にはある特徴があります。それは「赤と青の服が描かれることが多い」ということです!!レオナルドダヴィンチの「リッタの聖母」、ラファエロの「コネスタビレの聖母」などなど…。聖母マリアが青色の服、キリストが赤い服装を纏うことが多いんですよね~。今回の「聖少女領域」のイラストも…なくちゃ、青色のお洋服を着ています!”聖母マリアのように崇拝してね!”っていうメッセージなのか?とか考えてしまいますね…。

そんな聖母マリアなくちゃのことを念頭に置いておいて書きながら「Mirroring Mirage」のことを考えてしまいました…。青色の液体で穢されるなくちゃ…青りんご…なんか怖くなってきましたね。どこまで考えているんだ藍月なくるさん…。MVの蛇…宗教と関連付けてみるなら「畏怖」の象徴になります。…崇拝と畏怖、愛と憎しみは紙一重ってコト!?

青色で穢された光輪のなくちゃ…ひぇ~

…話が前後してしまいましたね。我慢できなくて書いちゃいました。以上、深読みオタクでした!!カバーからでもライブのコンセプトに合った選曲…すごい!





MC

ここでゲストの登場!!!棗いつきさんとnayutaさん!!こんなん実質ラプリエールさんじゃないかってことでウキウキしてました!!しかもまさかの「メイドドール概念」!!!可愛い~!!

なくちゃ「ほら、私の愛しい双子人形たちご挨拶しなさい」
たむ  「棗いつきです!」
nayutaさん「マスターの命令とあらば…nayutaです!よろしくお願いします!」
なくちゃ「お前は良い子だ~!」(ヨシヨシ)
なくちゃ「それに比べて…」
たむ「なんだぁ!やんのかぁ!?」(前のめりメンチきり)
なくちゃ「いや、野菜食え」
たむ「や、野菜??」
なくちゃ「まったく…お前という奴は…」
たむ「プイッ」(反抗期)

従順なnayutaさんと反抗期ないつきさん…やっぱこの3人の掛け合い好きだ~!!

「君よ」

この3人が揃ったらやっぱ「La prière」だよなぁ!?そんでもって藍月なくるさんの歌唱曲「君よ」!!さっきまでのMCで会場を笑いで包んでいたのがウソのような綺麗で美しい歌声…そしてコーラス!!これが生で聴けるってやっべぇぞ!!なくちゃの「君よ~」のロングトーン3連発!!好きすぎる…。ありがとうらぷりえーるさん!!

「禁断の愛と魔剣」

こ、このインストは!!ま、まさか!?「禁断の愛と魔剣」だぁ!!!!前々からバッドエンドと暗めのエンディングが確定していたライブ。「らぷりの3人が揃うのであればこの曲は外せない」とセトリ予想に組み込む方も多くいました。

そう…私のようにね。まるで演劇のような感覚…。目論見のままよ剣の貫禄も出てきたってもんです!聖女nayutaと悪魔なくるのことを描いたこの曲…そうです、なくなゆてぇてぇが見れます!!2人の距離が近い!!最高!コーラスもめちゃめちゃ好きなんよな~!

曲終了後の

nayutaさん「なくちゃ、起きて~朝だよー!」
なくちゃ「はっ!」(覚醒)
なくちゃ「私、夢を見てたの…。いつきちゃんとnayutaさんに殺される夢…。」
たむ「これがその剣だよ!!!」(目論見のままよ剣)
なくちゃ「人の心ないんか!!」

このかけあい好き!

MC

なくちゃ「私は疲れた…いつき、私とnayutaはお茶会を開いてくる!任せたぞ!」
たむ「え…私は??」
なくちゃ「それじゃ行こうか~」
nayuta「えぇ、マスター。」
なくちゃ「ケーキとかもあるんだ~楽しみだね!」

たむ「…1人になっちゃった。私はお水で十分ってコト!?いじめられてます~!!」

可愛い…良質なたむ虐助かる。

たむ「でもまぁ、マスターの命令だからね!この会場、乗っ取ってもいいですか~!!!!」

観客「いいよ~!!!!」

「Son macabre」

みなさん!!この流れで「Son macabre」ですよ!?!?!?ライブを乗っ取るという宣言をしたあとのコレですよ!!この流れヤバくないですか!?棗いつき曲の中でも屈指のバッドエンド曲!!曲調から分かるダークな雰囲気!ライブのコンセプトとも合ってる~すごい!!「何もおかしくなんてない」の歌い方とか途中の指揮者のような振付とか…最後のお辞儀で終わるところとか…狂おしいほど好き!!!

「Vacancy」

「Son macabre」が終わり静かに響くイントロ…!いつきさんに続き、nayutaさんもオリ曲を歌ってくれました!!!良いんですか!?というか…イントロの入り方が完璧でしたね…!「Son macabre」の余韻を残しつつこの曲を入れてくるとは…!この曲、カッコよくてダークな雰囲気もあるな~とか思ってたから「nayutaさんのオリ曲で今回のライブに合わせるなら確かにこれやな~」とか当時感じてました。髪飾りがぽゆたになってるの何度見ても可愛い…。
改めて、歌詞を見てみると

「壊れて 取り繕う」
「I am here 本当か?」
「伽藍洞な僕自身を抱き続けるだけ」

などなど…「冒頭に死んだなくちゃ」と「今、目の前で歌っているなくちゃ」、2人は同じ存在なのか?それとも違う存在なのか…?色々考えられそうな歌詞で「おぉ~!すご~い!」という語彙力皆無限界化な感想でいっぱいです!!

「Son macabre」と「Vacancy」、この曲はセトリに組み込む際なくるさん自身が「2人にはこれを歌ってほしい!!!」といって入れたものだそうです!どちらもその曲が出された背景とか曲の雰囲気とかが今回のライブのダークな雰囲気と合っていて「流石だぁ…なくちゃ」とか思ってましたね!!

「彼の悪魔は愛を囁く(Instrumental)」

映像と共に流れるインスト!メルヘンなサウンドと所々に垣間見えるコア系統の音!良い感じに盛り上がれて好き!!!
…それにしても、悪魔って…ねぇ…誰の事なんでしょうね~

「へヴンリィ」

始まった後半戦!!たむ!nayutaさん!ときたらなくちゃ!!!逆光を浴びながら登場!!「毎回、屑みたいな世界だ」の入りよ!最高~!!!印象深いのはサビのコール!

なくちゃ「もういっそ 全て捨ててさ?」

こ、この煽りは…行くしかねぇ!!

観客「へヴンリィ!!へヴンリィ!!!」

うお~!!!この一体感よ!!ライブの醍醐味~!!最高!!
「削除」のところでペンライト消したりして1人でペンライト遊びしてました!こういうオタクのムーブも楽しかった!

「彼の悪魔は愛を囁く」の後に「へヴンリィ」とは…なかなか凄いことをやりますな!!

「Fragile Utopia」

このまま行くんですか!?え!?しかもこの曲!!!トリカブト色だから紫色にしよ~とか思ってペンライトを色変えしたりして…いや~「ミシュメリア」に収録されてる楽曲ってモチーフのお花の色に合わせてペンライト遊び出来るからいいですよね~!楽しい!この曲、重低音好きなんですよね!!身体に響く音…現地の熱を感じれてめちゃめちゃ好き!そして、最後のロングトーン「やめて ねぇ 待って~」のところ!!生歌効果もあって鳥肌立ちまくりでした!

ダンサーさんの踊りも凄かった!薄紫色の扇子を使ったパフォーマンス!「ここで扇子を使ってくるとは!!」って感動してましたね~!!

「唾と蜜」

「Counterfeit」から何かしら来るやろ!!と思っていたんですが来ました~!!
「眠りなさい然も素知らぬ赤子の様に~」の入り良すぎる!!!ダンサーさんの踊りも凄かった!なんか…すっごい百合してた。妖艶な踊り…素敵!
「誰かの声も 届くこともない」のサビが個人的なお気に入りポイントです!リズム感がすっごい好き!不安定なリズムがサビで一気に安定するっていうか…なんというか(語彙力のなさ)。でもこの曲歌詞を紐解くとめちゃめちゃ怖いんですよね~。へヴンリィ、Fragile Utopia、と経てこれですからね…。おどろおどろしい曲選ですね…。

MC

ここのタイミングかは正直覚えてないですがMCがありました!!

なくちゃ「後半戦!始まりました~!!」
なくちゃ「なんか、ドロォ…とした3曲でしたねw。それはそうと私、結構前に髪型についてアンケートを取ったんですよ…!」

なくちゃ「その結果が結構な大差でロングの方が多かったんですね~!なので!今回はロングにしてみました~!!」

確かにそんなものもありましたね~。懐かしい!タンスマは「う~ん、これから暑くなるしボブの方が楽そうだな!ボブに入れよう!!」と思いボブに入れました。

このMCをしているなくるさん、髪がキービジュアルの色なんですよ…!ここでMCを聞いていたタンスマは1つの仮説を立てます。


「あれ?これって…いま目の前にいるなくるさんは自分たちファンの妄想や願望を詰め込んだ”藍月なくる”なんじゃないか???


ファンの望みを叶えた「ロング」という髪型、今回の「鏡像崇拝」というタイトル…。初めの「Defective」で倒れたなくるさんこそ、”本当のなくるさん”で、目の前で話して、歌っている目の前のなくるさんは観客の妄想や理想を体現した”鏡像”なんじゃないか…。そしてその鏡像のパフォーマンスに対してコールをし、盛り上がって、ペンライトを振っていた今までは文字通り「鏡像崇拝」である…。 これに気づいた時「ひぇぇ~!!!」ってなりましたよ…!こぇぇよ!知らない間にこんな現状になってたんだよ!?

そんなことを考えている間もライブは進んでいきます…。目の前のなくるさんは一体…

「ねぇ、ダーリン」

あの!!!!なくるさんの「それでは聴いてください「ねぇ、ダーリン」♪」ってちょっと最後上げて言うのめちゃめちゃ可愛かった!!!!!入口のフラスタにGREEさんのものがあったので「もしや?」と思いましたが…まさか本当に歌ってくれるとは!!ダンスもすっごいキレッキレで盛り上がった~!

「もっともっともっと愛をちょーだい
ずっとずっとずっと見てくれなきゃ
絶対許さない ねぇわかるでしょう!?」

のところでテンポアップするのすっごい好きなとこ!!

「愛の終身刑 うふふのふ」←これ好き

「オッドアイ・リリィ」

このイントロって!?!?え!?!?オッドアイリリィ!?!?!真っ赤な瞳とブルーな瞳!!赤と青でペンライト光らせましたよ!!この曲、ライブ開演前にフォロワーさんと「オッドアイ・リリィ聴きたいね~!」とか言ってたんですよ!嬉しすぎ~!!

しかも…ステージに大きな椅子とそこの鎮座するクソデカテディベア!机上にはお茶会のティーセットと花瓶に入ったお花もあって…!!圧倒的世界観の完成度よ!!途中でテディベアを抱きかかえるなくちゃも見れて…最高に可愛かった!

「あなたは気づかない」で一旦落としてから、またサビで盛り上がる流れ、とっても好きです!

最後にお花が散って終わるのも儚くて会場で鳥肌が立ちました…!!

「Lucid Hallucination」

このタンスマとかいうオタク、毎回イントロが流れた途端に限界化をしています。この曲のイントロめちゃめちゃ良くないですか??「うわぁ~…沁みる~。」みたいな感じになりません??すかさず黄色いペンライトをスタンバイしましたよ。

高城みよさんと藍月なくるのタッグ、マジで好きなんですよ…。
「whisper」や「mirror」、そして今回の「Lucid Hallucination」!なくちゃの綺麗な歌声の裏にほんのりと深い闇が垣間見える…良き!

「何故 もう ほら 聞いて 今 なら まだ  踊る文字は 黒く滲む」の低音部分と最後の「逃れられないなら 叶わぬ恋ならば」のロングトーンの生歌よ!!!もう…圧倒されました。ペンライトを振る手が止まるくらい感動しました…。フォロワーさんとこの曲の生歌を待ち続けた甲斐がありましたね…。最高でした…。

MC

さて、余韻に浸っていてもライブは続きます。

なくちゃ「みなさん!ライブのキービジュアルに蝶々がいたの知ってる?」

ふむふむ…。確かにいらっしゃいますね~。…それにしても、このキービジュアル良すぎるな~。

なくちゃ「ちょっと調べたんですけど、蝶々って生まれ変わりとかって意味があるらしいですよ?」
なくちゃ「私、生まれ変わったら蝶々になりたいんですよね~。蝶々になって、好きな人の所に行って標本にされたい!綺麗な状態のまま保存されたい!そうされたら”愛された”という感じがする!」

だいぶ簡略化しましたがこんなことを言っていました。

観客にも「蝶々になったら好きな人に標本にされたいか?」YES,NOで挙手する時間があったんですけど、NOが多数派でしたね~。

どうでもいいことですが、タンスマはNOに挙げました。蝶々にはなくるさんの言っていた「変化」といった生まれ変わりの象徴の他に「自由」の象徴があります。自分は「自由」の象徴しか知らなかったので

「蝶々になったら自由に空を飛びたいな~。好きな人はひっそりと見てたい!」

といった理由でしたね~。

なくちゃ「それじゃ~蝶々の話をしたということで…聴いてください!」

「ガラスアゲハ」

蝶々トークが終わっての「ガラスアゲハ」!!
「行かないで」の囁きからのサビ!!好きすぎる~!
落ち着きつつも疾走感のある曲大好きなので生で聴けて良かった!
なくちゃを知って間もないころに、この曲を聴いてたな~とか考えてました。懐かしい…。めちゃめちゃ綺麗なこの曲に惚れたんですよ…。ありがとうsky-deltaさん!!!

「綺麗なまま 仕留めて 移り気なショーケースへ」

でMCの標本トーク回収があるのおもろい。

それはそれとして…アゲハ蝶って神様の遣いって言われてるんですよね。いったいどこまで考えてるんだなくちゃ!?

「mirror」

つい最近、MV化されたこの曲!「鏡像崇拝」ってことで「鏡」をモチーフにしたこの曲は来るやろ!!とか思ってたら来ましたね!!

この曲が収録された「Transpain」というアルバムが2021年に発売、そこから3年の月日を経てのMV化ですよ!嬉しい!嬉しい!!

さてさて、この曲ね!パート分けがありまして、2人のキャラクターで歌い方を変えてるんですよ!生歌でもパート分けされてて鳥肌が立ちましたね~。

「夢の中ならばと願う 「君に」「あなたに」なれたら」

ここの歌詞天才すぎません?互いを眩しい存在として見ている2人…好き!

MC

なくちゃ「次が最後の曲です!!」
なくちゃ「ぬいぐるみで匂わせをしたんですけど…なんか歌ってましたよね??」


ワイ(ま、まさか!!)
なくちゃ「それでは、聴いてください。」

「Monodrate」

本当に綺麗で美しくて儚かった…。感想って長々しく書くだけが感想じゃないんですよ…。これに尽きます。

「夏の至り」と歌詞にあるこの曲を8月の最終日に聴けて良かったな~と思ったりとか

「砂に潜むものになって 壊れる時に 意味を
知りたかった 知りたかった 知りたかったの 壊れてしまいたかった」

の部分の「知りたかった」の歌い方が…感情高めで良かったな~とか思ってましたね。

この曲が終わったあと…「ありがとうございました~」とか言ってなかった気がするんですが…自分の記憶違いですかね?

なぜ「さよなら」さえ言ってくれなかったの?

MC

アンコールタイムの時、私たちブルキラトリオは

「あぁ…あぇ…。え?生歌ヤバくない?」
「あぁ…片翼のディザイア…」
「あぁ…Lucid Hallucination…」

といった具合に燃え尽きていました。互いに顔を見合わせ、ただ頷くのみ。えぇ…まるで、もの凄いエモシTRPGを終えて語彙力を消失している時と似たような感覚。そこには同じものを共有し、分かち合った3人のオタク達がいたのでした。

再び!なくちゃ登場!!!

なくちゃ「グッズの紹介をしま~す!」

なくちゃ「このポーチ!!…実は、秘密があるんですよ~!気になる?…どうしよっかな~。教えちゃおうかな~。う~ん…秘密!!

かわいい…かわいい!!

さてさて…いよいよ最後の曲。

なくちゃ「最後に歌う曲…結構前なんですけど、この頃、作詞にまだ慣れてなくて…自分の思いをありったけ詰め込んだんですよね~」
なくちゃ「だから、いま改めて聴かれるとちょっと恥ずかしいんです…。」

なくちゃ「いつも、最後のMCでは”なんでこの曲選にしたのか?”とか”ライブのコンセプト”とかを話してるんですけど…、今回は良いかな!」

およ?急に雲行きが…?

なくちゃ「みんなには難しいことは、な~んにも考えないで私の曲を楽しんでほしいんですよ。」
なくちゃ「みんなは自由に私を”愛して欲しい”し”穢してほしい”し私で”満たして欲しい”んですよ。

不穏だぁ…なんだこの異様な雰囲気…!!!

なくちゃ「それでは最後の曲、聴いてください。」

「テアトル・エンドロール 鏡像崇拝 ver」

サブスクが公開されるまでは通常バージョンでご容赦ください!

鏡像崇拝バージョンのテアトル・エンドロール、壮大な雰囲気で重いサウンド、展開の多さ、所々に挟まるピアノの音色…めちゃめちゃ好き!!!

「救いの枷 解いて」のロングトーン伸び伸びで生歌も凄かった…。

通常版とはまた違った良さがある!!CD買って良かった…。ありがとうグシミヤギさん!!!

テアトル・エンドロールでライブがエンドロールするのはちょっと見てみたかったので今回のライブで叶って良かったな!

コーラスも好きだ~!綺麗~!良すぎ…!!とか語彙力を消失していた時に聴こえた最後の最後のコーラス

「存在しない」

え??こんなコーラス通常版にあったか??とか考えていたらEDに…。

ED 「空の玉座(Instrumental)」

ライブが終わって初めてこのタイトルを見た時の衝撃よ…
ピアノのメロディーと共に流れる今回のセトリ…。いや~この不穏なピアノの音好きだな~とか考えながら、「君よ」良かったな~とか「へヴンリィ」のコール楽しかったな~などライブに思いを馳せていたら、スタッフロールに突如

「歌の上手いマネージャー なくらげを描くのがうまいマネージャー お金に強いマネージャー」

の文字列w!会場でも笑いが起こってて面白かった!!

EDも終わり…ライブも終わりか~と思った瞬間、突如ステージにスポットライトが当たる。

そこには”誰も座っていない椅子”がぽつんと置かれていた。



深読みオタク君の出現!!!!!!!



また会いましたね。深読みオタクです。改めて、注意事項に該当する方はご注意を…。








あのぽつんと置かれた空席の椅子を見た瞬間、ある考えが思い浮かびます。

ここから話すのは、タンスマがあの時、あの会場で抱いた1つの考え、(考察?)です。ファーストインプレッションってやつです。

テアトル・エンドロールの歌詞に

「綺麗な台詞だけ並べても 貴女の胸の奥 響かないでしょう」

とあります。これを聴いていた時、すごく怖くなったんです。
前提として、自分は目の前でテアトル・エンドロールを歌っていた”あの藍月なくる”は「聖母マリアの様な観客の理想や願望を詰め込んだ崇拝される藍月なくる」だと解釈しています。

今回のライブMC、食べ物の話をしていないんですよ…。強いて言うなら「野菜」しか出てきてないんですよ!!あの!藍月なくるさんがですよ!?1stライブで観客に好きなお寿司のネタを言わせた藍月なくるさんがですよ!?
もうこんなの別人じゃないですか(???)

また、来世のこともそうです。なくるさんは「来世はお寿司のガリが良い!」「死ぬときはクラゲみたいに海に消えてなくなりたい」って過去の配信で言ってたんですよ。
あの標本MCを聞いていた時にも「このなくるさん…一体なんなんだ??何か変だぞ??」とか思っていました。

話を戻しますね。そんな聖母マリアの様な観客の理想や願望を詰め込んだ崇拝される藍月なくるさんが「綺麗な台詞だけ並べても 貴女の胸の奥 響かないでしょう」って歌ったんですよ。

ここから完全に自分の世界なんですけど、どれだけ観客の理想、妄想を体現したとしても、結局それは届かない。だって…それを言っているのは”本当の藍月なくる”ではないのだから。

そのことに気づいた鏡像の藍月なくるは、観客の前から姿を消してしまう。


本当の藍月なくるは処理班に持っていかれ、鏡像であるなくるさんも居なくなってしまった。では、自分たちはこれからどうやってなくるさんの曲を聴けばいい??

この仮説?があのぽつんと置かれた椅子を見た瞬間に思い浮かんでしまい、照明が点いた後も立てなくなるくらいの衝撃を受けました。

「すげぇ…すげぇよ、藍月なくる!!!」

ずっとこの思いがぐるぐるしてましたねw。いや…ホント…凄かった。

どうです?「あぁ~まぁ…いいんちゃう?」くらいには思ってもらえたでしょうか。でもまぁ、解釈や考察なんて、人の数だけあっていいんです!!「これが正解!!」なんてものは無いんです!
なくるさんも以前の配信でこのようなことを言ってました~。

人の数だけの崇拝の仕方がある、あなただけの「鏡像崇拝」がある。それで良いんですよ!!





終わりに

光ってる!!すごい!!!

会場から出てびっくり!!このフラスタ…光るぞ!!!

さて…ライブ全体の感想ですね~!自分としては、1stライブ「クラリムステラ」で聴けた「Oxydlate」の続きである「Monodrate」を2ndライブ「鏡像崇拝」で聴けて良かったなって思ったりとか、個人的にずっと聴きたかった「Lucid Hallucination」「オッドアイ・リリィ」が生歌で聴けて嬉しかったとか感じたりしましたね!

あとね!!インストがとにかく良い!!!!個人的には「空の玉座」が気に入ってます!!この記事書いてる間もずっと聴いてました。

今回のライブが終わった後、なにかすっごい長編の映画や演劇を見終わった満足感があったんですよね…分かってくれる人いるかな?
世界観の作りこみが綿密だったからかな?

そういえば、写真撮影の時のやりとり

なくちゃ「今から、写真撮影をしま~す!!写真担当の執事~!!」(手を叩く)
たむ「いや、呼び方!」
スタッフさん(うっす、どうもっス。写真、撮らせていただきやす!)みたいな仕草
なくちゃ「登場の仕方(笑)。世界観守ってもらっていいですか???」

これめちゃめちゃツボに入って面白かったw。

さてさて…今回は「ミシュメリア」に収録されてる楽曲が多かったので、お花モチーフのペンライトの色を振っていた結果、青色を振っていたことの方が少なかった話や「Oxydlate」と「Monodrate」、「レイト」で読み方同じなのに、LとRでスペル違うことに今更気づき、何か関係があったりするのか??と考え込んでいる話とか、台風が近づく中で「自分、車出せます!何人か乗せられます!」といったなくるファンの団結力の凄さなど…いやほんとこの話すごいですよね…暖かい界隈…。とまぁ、色々ありますが、今回はこの辺りにしておきましょう!!

自分でもびっくりですがここまでで13380文字あるらしいです!!文量すご~!!ここまで読んでくれた皆様!ありがとうございました!!そして、読みにくかった部分もあると思います!本当にすみません!!

それでは…タンスマでした~!お疲れ様でした!!ばいば~い!!!

今回の写真。何枚かガチカメラ持ち写真撮るのウマウマ人にお借りしました!!めちゃめちゃ良い写真をありがとうございます!!!

ありがとう!!鏡像崇拝!!!楽しかった!


ペンライト円陣!!みんな暖かい!


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