社畜が仕事を投げ出して広島に来た話2
昨日に引き続き、広島をのんびり観光します。週明けの出勤のことは何も言わんでください。
今日は旅行の目的の一つ、うさぎさん原理主義者の聖地「大久野島」を訪問します。
三原港から大久野島へ
大久野島へは三原港と忠海港の2つの港から行くことが出来ますが、今回は三原港から向かいます。
港に着く前から、すでにうさうさしい。
三原港に着きました。置いてある顔はめパネルが怖い…怖くない?
今回は高速船「ラビットライン」を利用します。じゃらんで事前予約が出来るので、当日にチケットを買う手間が無くなるのはお得です。
9時半発、朝一の便に乗船します。
乗船場もうさうさしい(通路に飾ってあるポスターに注目)。
乗船時間になるまで待機しているときに感じたのですが、大久野島へ行く人って何となく判別できます。「これからうさぎさんに会いに行くぞ」オーラが出ているんですかね。
乗船時間になりました。ラビットラインは大久野島へ直通ではなく、途中で須波港に立ち寄ります。ちょっとだけ長い船旅(30分程度)ですが、着くまでのワクワク感が高まるので良い感じです。
今日は天気がとっても良く、船から島々がはっきり見えます。
30分の船旅は何だかんだであっという間でした。大久野島桟橋に到着。
景色が最高です。
今日は晴れて本当に良かったです。おかげで絶景を沢山楽しめました。
今回の持参品
さて、念願の大久野島上陸ですが、うさぎさんと直に触れ合うためにはおやつが必須です。三原駅売店や港でもおやつは売っているようですが、今回は事前に用意してきました。
【うさぎさんへの献上品リスト】
干しリンゴ:4袋
干しにんじん:2袋
大葉:1袋
ペレット&チモシーのきわみ:1袋
※袋:B5サイズのジップロック
干しリンゴと干しにんじんは自家製です。ダイソーで買った干し網(150円)でリンゴとにんじんをうさぎさん用サイズにカットし干しまくりました。旅行一か月前からリンゴとにんじんを干しまくる社畜。
さっそく上陸直後にうさぎさんを発見しましたので、あげてみましょう。
ちょうど眠くなる時間だからかなのか、すでに満腹なのか、おやつには興味無しの様子。そりゃ人間だって半分寝てるときにビッグマックを口元に持ってこられたら何だこいつってなりますね。
少し桟橋から離れた場所に行ってみましょう。人がいない所のほうがうさぎさんも腹ペコかもしれません(人間のエゴが詰まった台詞である)。
さっそく腹ペコ軍団を発見。にんじんを献上したところ、大変食いつきがよく、私の手のひらが幸せでした。そしてここで新たなる発見。
おやつをあげるのと写真を撮るのを同時にやるの難易度高すぎる
ちなみに上の写真もかなり厳しい体勢で撮りました。右手が痛い。しかし何とかコツは掴めました。
島のいたるところにペレットが置いてあります。あまりに唐突な置かれ方をしているからか、気付いていないうさぎさんも多そうです。
この子はよほど腹ペコだったのか、人間(私)の姿が視界に入ったとたんに鵯越の逆落としのごとく山の斜面を猛ダッシュで下って近づいてきました。
干しリンゴお食べ~
おやつ撒きが一段落したので、休憩がてら近くの砂浜に行ってみます。
社畜から解放されたら、毎日ここで小一時間くらい何もせずボーっとしてみたいですね。その時がいつ来るかは全然見当も付かないですが。
砂浜から戻ると、
小さきものが!!!!!!!!!(本日のトピック1)
干しにんじんを味わってます。
小さきものを目の前にすると、ただでさえ少ない語彙力が本当に無と化してしまうので困ったものです。こういううさぎさんにすぐにポエムを付けられるくらいの余裕が欲しい。
真たるうさぎと言うべき、うさぎの結晶をこの地に。
それは、憧憬のまなざしで見つめられるうさぎとして。
あなたは、ひと目見て、今までうさぎに抱いていた世界観が変わるかもしれない。
マンションポエムかな。
お昼ご飯にありつくまで
大久野島に到着したのは10時ごろ。昨日の教訓で今日は朝ごはんを軽めにしてきたので、お昼ごろに休暇村大久野島でごはんを食べようかな~と予定しています。
▼大久野島マップhttps://www.qkamura.or.jp/cms/booklet/57260034/20190423074856.pdf
お昼になるまで、大久野島の南の方、マップの下の方の展望広場や灯台付近を散策してみようということになりました。が、ここで誤算が。
マップ上では「遊歩道」として書いてあるものの、実際に歩いてみると遊歩道なんて生温いものではありませんでした。階段の1段1段がやけに高かったり崩れていたり、脚がとても疲れます。歩きやすい服装じゃないときついです。私と同じ船で来た人の中には、街中を歩くようなファッションで来ている人も少なくなかったので、中々のトラップ具合じゃないですかね。
遊歩道の途中で黒うさぎさんを発見。この子はあんまり人馴れしていませんでした。
道はきついが景色は良い。
そんな道も終わり、休暇村に到着しました。まだ11時半ですが、つい先ほどに予想以上の運動をしてしまったので空腹感が凄いです。そしてここでまた誤算が。
休暇村の中にあるUSANCHUカフェでお昼を食べようかと思っていたところ、なんとカフェが激混み。まあ島内唯一の休憩所だからね。仕方ないね。
ただ、ありがたいことに、隣のレストランUSANCHUの開店時間ちょうどだったので、上手いこと入店できました。しかもGoToトラベルの紙クーポンが使えて一石二鳥です。
タコよくばり定食を注文しました。タコの香り揚げが美味すぎる。ビールが飲みたくなってきました。
午後は島を一周
空腹も満たせたので、島の残り部分を観光します。16時50分発の船で帰るので、残り4時間半くらいを目一杯楽しもうと思います。
早速、休暇村の近くにある毒ガス資料館へ!と向かったところ、今日は貸切予定があったため断念。島を一周して、毒ガス関連の施設跡地を見てまわることにしました。
ちなみに、マップ内には「島をのんびり歩いて一周すると約60分」と書いてありますが、うさぎさんと触れ合っていると3時間はかかります。騙されてはいけない。
休暇村の近くにいるうさぎさんは大抵寝てます。ぽかぽかで気持ちいいからね。
毒ガス資料館近くにいた子。
観光客の中には生キャベツや生にんじんをあげている人が少なくないです。別にあげてもいいんですが、もう少し小さくちぎってあげなよ…とは思いました。でも口いっぱいに葉っぱを頬張るうさぎさんはかわいいね…
大久野島のおしり押し付け民の皆様。おしりを何かに押し付けるのはうさぎさんの本能かもしれないです(おしりを押し付けることで放熱とリラックス効果が云々)。
あまりにも無防備なおしり。吸ってくれと言っているようなものである。ズズーッ
そして、なんと
小さきもの発見(本日のトピック2)
いっぱいいる~~~~
と歩いていたら、
なんとここでも、
小さきもの(本日のトピック3)
あまりにも凶悪な小さいおしり…
小さきものとの邂逅はまだまだ続きます。もしかしたら、今年と来年の運をこれで使いきったのかもしれないです。来週の出社が怖い。
「子うさぎに人間のにおいがつくと、母親うさぎが面倒を放棄してしまうこともある」と聞いていたので、そっと見守っていたものの、子うさぎさんの方から近づかれて襲われた回(本日のトピック4)
小さきものが、小さいお口でキャベツをちまちま食べる回(本日のトピック5)
そんなに見つめられると
好きになっちゃうよ~~(本日のトピック6)
手羽先選手権大会ジュニアの部優勝(本日のトピック7)
楽しい時間はあっという間
小さきものの皆様に現を抜かしている間に、帰りの時間になりました。
島が遠ざかっていく…
また行くからな、大久野島…今度は休暇村大久野島に泊まるからな…
ちなみに、今日持って行ったおやつがどうなったかと言うと、
【本日の成果】
干しリンゴ4袋 → 配り尽くした
干しにんじん2袋 → 配り尽くした
大葉1袋 → 配ったもののあんまり評判良くなかった
ペレット&チモシーのきわみ1袋 → チモシーのきわみが少し余った
という結果になりました。
他の人もおやつを持って来ているので、あんまり沢山でなくて良かったです。
明日は広島市に移動します
流石に一日中歩き回ったので、脚が棒になってます。
とはいえ、明日はいよいよ広島市に移動しますので、その準備もいそいそと。あと2日も楽しく過ごしたいですね。
ちなみに夕食は久々にサイゼリヤでした。
【追記】
三原港近くのスナックの看板が個人的にツボでした。
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