魔々勇々 最終話「CLOSER」感想
週刊少年ジャンプ2024年19号掲載。
連載お疲れ様でした。次回作を楽しみにしております。
・生まれてこなければよかった
自身の存在によって全てを不幸にしてしまう。
だけど、そんなエンドにも救った人間がひとりいるんだ。
それがコルレオ。
俺は不幸なんかじゃない。俺は幸せだった。それが嘘だったなんて誰にも言わせない―――。
エンドがコルレオを生かしてくれたから…。
コルレオ、かっこよすぎだろ。
この言葉はエンドにとって救いだよ。本当に。
こんな自分でも他者を救うことが出来たんだ。これで十分じゃないか。
・持っていっていいよ
ただただエヴァンに会いたかっただけなんだよな。
そんな簡単なことすら叶わなかった。
「いいよ 持って行っていいよ」
エヴァンの能力を明け渡すコルレオ。
あっけないながら美しい幕切れだ。
短い連載の中でここまで締めてくれて嬉しいよ。
・結末
しぶとく生き残っていたグリシャ。
仲間が全員集合して最後の闘いが始まるところで終了。
最後駆け足で終わったな~。気持ち良いほどの打ち切りエンド。
と思ってたところ、4巻で続きが描かれるとのこと。
これはありがたい。
・最後に
グリシャがエヴァンの仲間と同じ名前だったとか、最後の刻印解放とか、まだまだ回収できてないことはたくさんある。
はっきり言って不完全燃焼だ。かなしい。
けど最後までしっかりと楽しませてもらったよ。
毎週土日に思い出したかのようにジャンプを読んでいたけど、月曜日にすぐ読むほどハマった。
10年以上ジャンプを読んでいたけど、初めてアンケートを出し始めた。
感想noteだって書き始めた。
魔々勇々きっかけで久し振りに色々手を出した気がするよ。
次回作こそ看板を張れる!
そう信じてる、期待してるファンも多いと思うし、私もそのひとり。
とりあえず4巻が出たら感想を書こうと思う。
今後、別の漫画の感想を書くかどうかは分からない。
琴線に触れる作品に出会えたらやるかも。
林先生、本当にお疲れ様でした。
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