魔々勇々 20話 「ようこそツールフ遊園地へ」感想
週刊少年ジャンプ2024年10号掲載。
ミネルヴァ奪還編への足がかりとなる日常回。
・ラルフ重傷だね
エスカバとの戦闘の影響もあり、今回の遠征には不参加の模様。
それにしてもコルレオとラルフの関係性、言語化しづらいけど何か良いな。
主従の関係下でしか生きてこなかったラルフにとって、暫定的に主の立場を取ってくれたコルレオはある種救いなのかもな、と思う。
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・遊びじゃねェ!
遊びです。
この世界、文明発達してるなと思ったけど、遊園地まであるのか。
終戦後18年ということだけど、現実世界の終戦後の技術レベルをイメージして相違無い気がしてきた。1960年代の日本みたいな。建築は西欧っぽいけど。
そしてモニカの年齢も判明。8歳!おこちゃまだな~~。
幼くして両親を亡くして、周りの大人共も魔王であるモニカを利用することしか考えてなかったんだろうな。
幼くして玉座に就いてしまった故、周りの人物が実験を握ろうとごちゃごちゃするのは歴史でもあるけど、モニカ周りでもそういう内部のいざこざがあったのかと想起してしまう。
それにしても、日常回は物語の緩急を作る上でも、キャラへの愛着を湧かせてその先の展開へ、より感情移入させる意味でも良いよね。
こういう何気ない日常はコルレオの守る対象のひとつでもあるから、読み手としても守る物のイメージをつけやすい。
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週刊少年ジャンプ2024年10号より
・次回への引き
もちろん日常回だけでは終わらず、お目当てのサディコと次回いよいよご対面。
観覧車を止める…正直霊力って作品によってどうとでもなるからイメージつきづらいな。次回を待とう。
「ふむ…成長したな…」
自身の成長の為に紋章術を試してる感じか?
既にミネルヴァやモニカの前例もあるし、勇者だから善人という価値観は通用しないだろう。
俄然サディコのキャラクターが楽しみになってきた。
・最後に
掲載順位、13位まで浮上!(ハイキューを分割したら14位)
加えて来週号はセンターカラー!嬉しいねぇ。
もちろんこれで安全圏に行ったとは思わないけど、かなり希望を感じる推移ではないか。
カグラバチ程ではないにしろ、単行本の売れ行きも好調のようだし、これから駆け上がっていくことを期待したい。
今週のアンケは
1位:魔々勇々
2位:あかね噺
3位:アスミカケル
で提出。
あかね噺、今のジャンプでかなり好きな方なんだけど、これまで危なそうな作品を中心にアンケート出してたので機会が無かった。
でも今回めっちゃよかったな…。グッときたもん。
アスミカケル、正直次週で終了も覚悟してるけど、今週良かったんだよなぁ。
黒沼さんが思いを語るシーンで少し泣いちゃったよ。