弾をより多く当てるための正しいフリックの仕方~なぜ上級者のエイムは吸い付いて見えるのか~

正しいフリック、できてますか?

競技エイムの中で、スイッチング、トラッキングと並ぶおそらく最も重要なエイムの種類であるフリッキング。

フリックをマスターすると、ゲーム内で死角から敵が飛び出してきたとき
でも、初弾を当てることができるようになります。

今回は、正しいフリックの仕方について書いてみたいと思います。

★私はaimlab中心にエイムを鍛えているので、紹介するやり方を試すならそのようなエイム練習ソフトの、特に的が小さいシナリオでやってみると良いでしょう。

そもそも正しいフリックとは?

ここでいう正しいフリックとはずばり…

「マウスのセンサーが動く距離が最短で済む」フリックの事です。

センサーが最短距離で動かせれば、的に素早く確実にエイムが合います。

この正しいフリックの仕方をマスターすると、あなたのエイムは的に吸い付くような猛者エイムになっていきます。

こんなフリックをしていませんか?



なかなか下手な図ですが、黒い丸が的、赤い線がクロスヘア(画面の中心)の動き方です。 

この図で表現したいのは、間違ったフリックでは「的を一回通り越してから戻る」修正の仕方をしているということです。

このエイムの仕方をすると、視点が無駄に大きく動き過ぎたり、精度が下がったりして、俗にいう”キレイなエイム”には近づけません。

kovaak'sやaimlabで点数を上げたいと思っているなら、このエイムの仕方では制限時間内に撃てる的の数が減るので、おそらくあなたの成長を著しく遅らせる足枷になってしまいます。

正しいフリックの仕方



はい。これが正しいフリックエイムの仕方です。

簡単に説明すると、

「的の手前で一旦止まってから短い距離の修正をする」ということです。

今回は分かりやすくなるように止まる所に黄色い星を追加しました。

この星が最初にエイムを素早く動かすポイントで、そこから的までの短距離を確実に修正します。

星の位置では必ずエイムの速度が落ちるので、最初はぎこちなく見えますが、”近くで減速→素早く修正”この過程を自然な動きでできる人のエイムは、吸い付くようなフリックエイムになっていると思います。

人それぞれ違いはありますが、練習するなら初めは当てたい的1から2個分くらいの距離から目指すと良いでしょう。

実際に、kovaak'sの1w6tsなどの小さい的に素早くエイムを合わせないといけないシナリオで高得点をとっている人の動画を0.25倍速で見てみると、速度が速く確認しにくいものの、絶対に的を通り過ぎるエイムの仕方はしていません。

実践前に頭に入れておいた方がいいこと3つ

実際にエイム練習ソフトで試す前に知っておいた方がいい重要なことが3つあります。それは…

①スコアが落ちる可能性が高い
②慣れるまで長い時間がかかるかも
③必ず上達につながる

この3つです。

一つ目は、当たり前ですが今まで自分がやっていた方法と違う方法でエイムをするので、だいたいの場合は平均スコアが下がったり、自分のハイスコアから一旦離れることになります。

二つ目は人によりますが、私は普段エイムの速度が高い人ほど慣れるのに時間がかかると考えています。これまで素早いエイムでスコアを上げてきた人は、確実に的を当てて、精度でスコアを上げるということを学び直さなければならないからです。

ここまでのふたつとも、プレイしていてフラストレーションが溜まるような内容ですが、三つ目が一番重要です。

必ず上達につながる

はい。ほぼ100%と言っていいでしょう。たとえこのエイム方法が自分に合ってないと思っても、スコアはこの方法で確実に上がります。絶対。

というか私も、永遠に成長しなかったstatic clickのスコアが少しずつですが上がってきました。本当にやって損はないです。ハイスコアを取る自分を強く思い浮かべて、自分を信じてゆっくり上達していってください。

まとめ

まとめというか振り返りですね。正しいフリックの仕方は
「的の手前で一旦止まってから短い距離の修正をする」フリックです。

もしフリック系(static dots系?)で伸び悩んでいるのなら、私の描いたあの超下手くそな図を思い出して、スコアが落ちるのを恐れずに練習してみてください!!

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