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番組が続くかどうかはコミュニティの有無が影響する!?
今日、下記記事を見て、とんねるずの2人が関わる番組の明暗が分かれた気がします。
2人が関わる番組とは、
・石橋貴明(タカさん)「たいむとんねる」(フジテレビ系列)
・木梨憲武(ノリさん)「木梨の会。」(TBSラジオ)
TV番組とラジオ番組の違いがあり、一概には比較できませんが、
「木梨の会。」は、先日書いた下記記事のように、リスナーを番組を一緒に盛り上げるコミュニティメンバーとして巻き込みながら、ますます盛り上がっているように感じる一方、
「たいむとんねる」は、4月以降のタカさんの新番組は決まっているようですが、3月で終了。
上記2番組は、30年間続いた「みなさんのおかげです」「みなさんのおかげでした」の終了を受けてスタートしたもの。
このように明暗が分かれた理由を考えてみました。
「たいむとんねる」はファンが付きづらい幕の内弁当だった!?
「たいむとんねる」は、「大人のノスタルジーを刺激するトーク番組」をコンセプトに、アイドルやテレビ、歌謡曲、漫画、菓子、野球などのさまざまなテーマに関して、「ちょっと前の話」で盛り上がるというものでした。
中でも、下記のようなシリーズコーナーは好きで、楽しみにしていました。
・高嶋政宏の変態グルメの世界
・世代をこえて盛り上がる! ささるカラオケ
・松本隆の世界 など
私は、とんねるずファンということもあって、ほぼ毎回、「たいむとんねる」を録って、時間があるときに見ていましたが、上記のような好きなシリーズ以外は、途中で見るのをやめてしまうことが多かったです。
その時に思いだしたのが、秋元康さんが言っていた「記憶に残る幕の内弁当は無い」というフレーズです。
「この一品で勝負しようと思っても、いや、それじゃあ、肉を食べられない人どうするんですか。お魚食べられない人どうするんですかと増えて、結局は、幕の内弁当になっちゃう。これは全然記憶に残らない。だってみなさんも、今まで食べた幕の内弁当で一番うまかったものなんて、絶対覚えてないですよ。」
上記のように、「たいむとんねる」も、あれもこれもとテーマを広げすぎて、「幕の内弁当」みたくなってしまい、記憶に残りづらく、番組にファンが付きづらかったのではないかと考えました。
「木梨の会。」では、もともとのファン以外の人にもコミュニティの輪が広がっているように感じる一方、「たいむとんねる」は、とんねるずファンの友人との会話の中でも、「あの番組って、タカさんが出ている意味がよくわからないよね。。」みたいことになっていたので、もともとのファンですら離脱しかねない状況だったのではないかと勝手に推測します。
「タカさん」は4月から、ちょっと話してみたいゲストを毎回迎え、じっくり語り合う「石橋、薪を焚べる(まきをくべる)」という番組をスタートさせるようです。
ちょっと前に、TBSで「リシリな夜」という「食」をテーマに、ディープなトークを繰り広げる番組があって、個人的には記憶に残る好きな番組だったので、「石橋、薪を焚べる(まきをくべる)」も、とんねるずファンの友人と楽しく語れる番組になることを期待したいと思います。
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