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思いつくまま〈春の歌〉ベストテン|第6位
第6位:花のささやき ウイルマ・ゴイク
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【思いつくままベストテン】シリーズは『tanpoPost』に2005~2006年にかけて掲載したブログ記事です。60〜70年代の洋盤ポップス(言い方も古いですね)から、思いつきで選ぶベストテン。順位は、曲名・アーチスト名をグーグルで検索し、その検索件数で決定しています。(注:当時は検索件数が表示されました)従って関連項目が多いと上位になる傾向がありますが、元々選曲が思いつきなのであまり気にしないでください。第10位からカウントダウンでお送りします。お付き合いいただければ幸いです。
※このシリーズは思いつきなだけに不定期で気まぐれに掲載します。
“春を呼ぶ 雨と思えば 暖かし”
などと一句詠みつつ、思いつきで選ぶ春の歌ベストテン、さて本日は第6位です。
第6位:花のささやき ウイルマ・ゴイク
In Un Fiore/Wilma Goich 757pt
1966年サン・レモ音楽祭入賞曲。この頃「サン・レモ」というのは、水戸黄門の印籠のような効き目がありました。フランスやイタリアのポップスも、日本にちょくちょく入ってきた時代です。
日本語の訳詞は例によって漣健児かと思いきや、音羽たかしでした。ザ・ピーナッツの歌でよくお目にかかる名前ですが、この「音羽たかし」という人、実在しないらしいですね。面白いので、グーグルで検索したWEBページから以下引用。
~~『漣健児の正体が「ミュージック・ライフ」誌の発行元であるシンコー・ミュージックの社長(現会長)草野昌一であることはよく知られているが、一方音羽たかし、これは特定の人物を指す名称ではなかったという。キング・レコードがカバー・ポップス盤を発売する際に社員が訳詞をつけると、それがすべて“音羽たかし”(当時会社が文京区音羽にあったためこうなったそうだ)とクレジットされたというから、なんとおおらかな時代であったことか・・』
~~ということらしいです。
【春の歌ベストテン・2006年1月31日 (火)掲載】
春の歌ベストテン・第7位はこちら↓