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2025年、木地屋のお正月②

輪島市にある四代続く椀木地屋の妻です。
椀木地職人の夫が一人で木地制作を行い、妻の私がその手伝いをしています。

元日の午前中にやることがなくなって暇になってしまった木地師のまさたか君。その後の行動。

漆も塗り終わり、本当にやることがなくなり
とんでもない名言を残し去っていったまさたか君。

それをみて趣味がないって大変だなぁ

いや、仕事が趣味なのかも?

などとぼんやり考えてた私ですが、

次に目撃した時は
手にバターを抱えて何やら考えている様子。

どうやらお菓子づくりをしようとしているみたいです。

何度も言いますが、今日は元日です。
誰もが休むか初詣に行くかして、
元日に一番やりたくない作業No.1に「料理」が上がるであろう、
そんな元日にお菓子を作る気のようです。

もはやリスペクトであります。

いや、そんなことよりまさたか君の趣味ありました。
「料理」です。
趣味と実益を兼ねたれっきとした趣味が!

それにより私に実益がもたらされるという、
素晴らしい趣味が!

なんということでしょう。

その趣味のおかげで、ほぼ毎日ご飯を作ってもらえる立場になった私です。

ありがたや、ありがたや。

趣味万歳🙌

全国の主婦のみなさんから
「毎日ご飯を、作ってもらえるだと?」と
ざわつきが聞こえてきそうですね

そうなんです。
ほぼ毎日ご飯をまさたか君に作ってもらっている私です。

そしてこの発言により、まさたか君の株をあげつづけている私です。

そんなこんなで
2025年は、まさたか君の趣味についても掘り下げたいと思います。


まさたか君が元日に作ったパウンドケーキ
まさたか君が1月2日に作ったそば寿司
これ全部まさたか君作

ちなみに私は1月2日にしてこんな漫画を描いているわけで、まさたか君と大して変わらないのでした。

本日もお読みいただきありがとうございました!

今回の前編にあたるお話はこちら

‥‥
「木地」ってなに?「椀木地職人」って何を作る人?
「椀木地について知ってから4コマまんがを読みたい!」という方は、
辻椀木地木工芸のオフィシャルサイトで連載中の、椀木地屋について説明したまんが「木地師のまさたか君と私」の第1話を読んでからご覧になってくださいね。

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つじますみ(椀木地屋/まんが/アーティスト)
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