木地屋のおかしな日常・第7話(4コマまんが)
輪島市にある四代続く椀木地屋の妻です。
椀木地職人の夫が一人で木地制作を行い、妻の私がその手伝いをしています。
「木地」ってなに?「椀木地職人」って何を作る人?
「椀木地について知ってから4コマまんがを読みたい!」という方は、
辻椀木地木工芸のオフィシャルサイトで連載中の、椀木地屋について説明したまんが「木地師のまさたか君と私」の第1話を読んでからご覧になってくださいね。
本日は田舎の職人の家あるある‥かもしれない話です。
FAXめっきり使わなくなりましたよね。
みなさんの家にもFAXありますでしょうか?
うちの工場も最近のやりとりは98%メールか電話となりました。
でも漆塗り関係の仕事をしていると
取引相手の職人さんの年齢層が高く、
今でもFAXメインで、メールアドレスすらない職人さんもいます。
(本当にたまにですが。)
メールしようと思ったらショートメールだったり。
後継者もいない職人さんのほとんどは、自分の代で工場を畳むつもりでいるようで、そういう職人さんは、いまさら時代に合わせて今までの仕事のやり方を変えるということは少ないです。
ちょっと寂しい話ですが。
なので、取引先に合わせてメールや電話でやりとりしたり、
FAXを使ったりしているわけですが、
「もうそろそろFAXの出番もなくなるよね」と思ってからだいぶ時間が経過してしまい、
新しい型に買い替えもせず、
なんとか今日まで壊れずに来てしまったため、
人間に例えるともう100歳近いのでは?
というくらいのFAXを未だ使っています。
(だって壊れないんだもん!)
そんなうちのFAX、時々動作がすご〜く怪しい。
やばい!ついに壊れたか??と
いつもヒヤヒヤさせられています。
新しくFAX導入すべきか、
今のFAXが壊れたらFAX自体を廃止するか、、、
そもそも、このご時世にFAXってまだ必要なのか??
小さいですが悩ましい問題です。
とりあえずは
「もう少しだけ頑張って」と願うばかり。
神様お願い!!もう少しだけ!
‥‥
今日もお読みくださいありがとうございます。
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