2025年、木地屋のお正月①
輪島市にある四代続く椀木地屋の妻です。
椀木地職人の夫が一人で木地制作を行い、妻の私がその手伝いをしています。
2024年も木地師まんがアカウントをありがとうございました。
2024年は能登半島地震があり、被災し、山あり谷ありでしたが、なんとか元気に年を越すことができました。
2025年はマンガをマイペースに更新します。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします!
新年早々夫の行動が面白かったので、
お正月休み中に早速描いたマンガです。
2025年もはじまりましたね。
2024年私たち夫婦は元旦から被災し、なんとか生き延びることから始まり、輪島塗りを途絶えさせないための活動をしながら、地震でぐちゃぐちゃになった工場をボランティアさんの力をお借りして片付け、仕事を再開するまで半年以上かかりました。
昨年はそんなマイナスからのスタートで、辻椀木地木工芸のお客様には納期を待っていただくなどし、その後は休む暇もない嵐のような一年を過ごしました。
なので「1月1日、この日だけは仕事はせずダラダラしよう!」と決めてたんですが、
「ダラダラすること」に不慣れな私たち(特に夫は)
突然
「正月飽きた」
と言い放ち
結局元旦の午前中から漆を塗ってました。
普段、カレンダー上お休みでも何かしらの活動をしていている私たち夫婦
何もしないことに不慣れなのでか、まさたか君は正月休みに1時間くらいで飽きたそうです。
飽きるの早っ😂
そのうち漆も塗り終わり、再び途方に暮れる夫‥。
次は何をしようか思案している様子も見られる。
はたして、「休む」とは?
いったい?
議論の余地がありそうです。
ちなみに私は
大晦日に美味しいものを食べすぎたのか、胃に来て
元旦は夕方までこたつと仲良くしてました。
チーン。
本日もお読みいただきありがとうございました!
‥‥
「木地」ってなに?「椀木地職人」って何を作る人?
「椀木地について知ってから4コマまんがを読みたい!」という方は、
辻椀木地木工芸のオフィシャルサイトで連載中の、椀木地屋について説明したまんが「木地師のまさたか君と私」の第1話を読んでからご覧になってくださいね。