木地屋のおかしな日常・第16話(4コマまんが)
輪島市にある四代続く椀木地屋の妻です。
椀木地職人の夫が一人で木地制作を行い、妻の私がその手伝いをしています。
「木地」ってなに?「椀木地職人」って何を作る人?
「椀木地について知ってから4コマまんがを読みたい!」という方は、
辻椀木地木工芸のオフィシャルサイトで連載中の、椀木地屋について説明したまんが「木地師のまさたか君と私」の第1話を読んでからご覧になってくださいね。
結構大変です。
作業着は洗ったらすぐ乾く生地なので
できれば毎日洗濯したいのですが、
他のものとは一緒には洗えないため、洗う頻度が落ちてしまいます。
というかそもそも、
洗濯したばかりの作業着を着ても一瞬で汚れます。
本当に、マジで
僅か一瞬で汚れるんです。
それも絶望的に汚れます。
儚い。
そんな訳で、夫も私もいつも軽めの絶望感を持って『仕事着の洗濯』というカテゴリに向き合っているので、
週末とか、お仕事をお休みする前日とかでないと夫が洗わせてくれないんですね。
こうやって文章化してみるとなんか、作業着から臭いそうですね。
うん、ちょっと臭うかも。
(※ちなみに夏場はも少し洗濯の頻度が上がりますのでご安心を)
不謹慎ですが、夫が風邪で寝込んだ時などはチャンス到来ってことになります。
それで、うまいこといって
やっと作業着を洗わせてもらえて、
作業着を隅々まで見て木くずを落とし切ったことを確認して
いざ洗濯しても
乾いて取り込む時にはなぜか
ポケットの隅の隅から大量に木くずが出てきます。
めちゃくちゃ確認してるのに‥なぜ‥‥?(辻家の七不思議)
どうやら夫の作業着のポケットはブラックホールと繋がっているようです。
気くずが湧き出る泉なのです。
なんか違うものが湧き出て欲しい‥。
‥‥
本日もお読みくださりありがとうございます!
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