歴史を紡ぐ織機の埴輪

画像1 平成16年の発掘調査(6世紀後半の甲塚古墳)で出土した、織機と人物を形どった復元埴輪です。(JRトランヴェール誌より) 栃木県南部は、結城紬の織られた地として有名ですが、埴輪の織機は現在の織機と同じ構造です。
画像2 69×42×70というかなり大きな埴輪原型です。僅かに残っていた彩色から、白▪黒▪グレー▪赤の4色が使われ、水玉模様の上着に市松模様の裳をつけた女性が縞模様の布地を織っているというお洒落な埴輪(重要文化財)です。
画像3 38×30×54の原始機タイプの埴輪です。
画像4 復元埴輪です。主に弥生時代から古墳時代後期頃まで使用されていました。

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