布買いと火星のおうし座入り

今日は美容院の帰りに 手芸店に寄った。
今 作っているウールのニットジャケットがとても暖かく
母親にも作ってあげようと 思いついたからだ。


最近 模様替えした店内は
どこに何があるのか わからない状態で
店内を一通り見て回ることにした。

お目当てのウールのニットはなかったが
以前購入しようと思っていた 起毛のウールが
半額以下になっているのを発見した。

衝撃の「値下げ価格」。

もうひとつ、とても安くなっている
ニットを見つけたので 購入することにした。
余りの安さに ５ｍ買おうと思ったが
それは 量が多すぎるので ３ｍにした。

☆

昨日、占星術の講座を復習していた。
講座内で先生が話していた「デトリメント」とか
「フォール」という用語の意味がわからなかったからだ。

惑星には位置する星座によって品位があるらしい。
その星座の支配性になっている惑星はディグニティ。支配性になっている星座の向かいに惑星が入るとデトリメント（障害・敗）。文字通り 惑星の本来の力が発揮されない状態だといわれる。

例えば 火星は牡羊座の支配性で 牡羊座にいるときには 状態がいいがその向かいのてんびん座に位置しているときには デトリメントで うまく働かないとされる。他に 火星は さそり座の支配性でもあるので 同じことがさそり座とおうし座の火星でも言える。

他に 惑星の力が高まるエキザルテーション（高尚・高揚）と呼ばれる位置もある。やぎ座の火星がそうだ。また惑星の力が落ちるフォール（転落・衰退）と呼ばれる配置もある。


これを学習していて気がついたのだが
私自身の出生図の火星が おうし座にある。

牡牛座の火星は デトリメントだ。さそり座の向かい側に位置し
よくない配置とされる。鏡先生の本を見ると＊１（参考文献については文末に記す）

「うっくつした気分の続く、頑固な、むくれがちな、怒りをため込んだ、意地汚い、しつこいと言われる、不快感の強い、粘り強い、断固として譲らない・・・」（以下略）等々の言葉が並んでいる。デトリメントの火星、ということで 響きの良くない言葉ばかり抜き出してみたのだけれど・・・どれも身に覚えのあることばかりだ( ´艸｀)

私のおうし座火星は 12室にある。12室は秘密の部屋。隠された場所。押し入れ、なんていう方もいる。

デトリメントの12室の火星。



家にむかって 歩きながら思いを巡らせていたが
ふと、さっき購入した布につながった。

冒頭で書いた布のことだ。

とてもお買い得だと飛びついたのだが
布を収納している衣装ケースにはもう入るスペースが我が家にはない。


押し入れは もう いっぱいなのだ。


それでも

お買い得だから！
大丈夫、時間をかければ
片付けられる
どうにかなる！

と変な ド根性意識が発動して
購入してしまうのだ。

最初に書いたように ５ｍ買おうと思ったところを
３ｍにしておいたし ほかにも欲しい布があったけど
今日は止めておこう（＾＾）と
自分は 冷静だと思っているけれど


洋裁をしない人から見たら
押し入れに入らないほど布を持っているのに
どうして買うのか わからない

と言われても おかしくない状態だ。
すこし 壊れていると言われても
しょうがない状態なのではないだろうか。

そんなふうに 反省を込めて
自分を少し 客観視した時に
明日 火星が おうし座に入るせいなのではないか
と思いついた。

たぶん、私の火星は押し入れの在庫を
増やすことに一生懸命なのだ（12室の火星だから）。

私の出生図の火星も おうし座の初期度数だ。
今、牡羊座の最終度数を駆け抜けているトランシットの火星とも
オーブをとれば合になる。
空で赤く光っているそのままに
熱をもって 私の火星にはっぱをかけているに
違いないのだ。


そうそう、すべては火星のせい。


私が悪いんじゃない。

そういうことにしておこう！

（開き直り）

それでは また ～☆

＊１「鏡リュウジの占星術の教科書Ⅰ」自分を知る編 原書房 P67