卒業式がなくても、卒業おめでとう。
突然、学校が休校になり、人生の節目の卒業式が縮小され、思い描いていた景色と想定外の現実に、随分と迷われたと思います。
それでも、同じ想いを語れる人達が、日本中には多くいます。決して、あなた一人だけじゃない。共有できる仲間がいる。世代を超えて、語り、共感してもらえる人もいる。
皆さんは、とても幸せです。思い描いていた卒業の景色とは異なっていたかもしれないけど、あなたの想いを汲もうとしてくれる周りの人達の存在がある、これが一番大切なことなのです。
人を理解する、ということは、生きていくうえでとても大切なこと。
理解してもらえる、ということは、あなたは大切にされている、ということ。
こんなに素晴らしい卒業の形はありません。これからあなたが出逢う人達は、あなたの心や想いを察し、これから先、ずっとあなたを理解しようとしてくれるのです。
思いやりが続くという宝物を得て、巣立ちましょう。