美術の時間の思い出 ー星那茉里ー
今週から始まったお話企画、今回の水曜担当は星那茉里です🙋♀️
今週は美術の時間について🎨 美術の時間なんてここ６年ほど体験していないので懐かしいです😶
私はこの単品パオズの中で一番美術から遠い位置にいると自覚しております。笑
特に絵が上手くなるわけでもなく、今まで美術に特段興味を持つわけでもなく、かつ不器用で工作は大の苦手という三拍子が揃っていました。美術の思い出というと小学校と中学校での思い出が主流になります🏫
小学校では図工の時間は好き勝手やっていました。今思えば、与えられた中でそれなりに楽しんでやっていたかなと思います。
でも不器用なので粘土系や工作はめっちゃ苦労したし、夏休みの自由研究で工作を出したことは一度たりともありません。一度も。（貯金箱系には散々悩まされました。）
自由研究ってやらされてる感がすごくて、そこで楽しいと思える人はなかなかだと思います。私は不器用を極めていた上に母親に自由研究を強要された思い出しかないので、もっと器用だったら工作とか絵とか出来たのかな〜人生むずかしい〜🥺
さて、小学生時代は特に面白いエピソードがあるわけではありません。
でも、時々市の展覧会で絵を飾ってもらったりしたことがあって、それは嬉しかったのを覚えています。
何回かあるのですが、そのうちの版画の授業で先生と一緒に刷ったおかげで上手く刷れた版画を提出したらそのまま展覧会に飾られるという、罪悪感が芽生えるようなエピソードがあります。（そして、私は小学校でこの経験を何度かすることになるのです…）
中学校に上がると小学校の時みたいに自由にできる作品も少なくなり、考え込んでしまうことが多くなりました。ここから私は変な完璧主義を発揮してしまい、アイデアが出るのは遅いのに作り出すとやり込んでしまうという面倒な癖を発揮します。そのせいで授業の提出期限に間に合わず、作品が出せずに終わったことがしばしばありました。
ちなみに言うと、私は中学3年生の美術の最終課題は出さずに高校生になりました。それほど遅いのです。
そういう経緯もあり、高校からは芸術の授業は選択だったため美術は選択しませんでした。与えられた課題がちゃんとした形で出せず提出期限に間に合わないと感じたのです。
提出期限に間に合わないということは、成績が低くつくということ。当時は推薦を狙っていて評定と成績第一だったので、自分が一番得意で成績が取れる音楽を選択しました。パレットを洗うのが面倒だという理由もありました。笑（書道もそれと同じような理由でやめた）
そして、それを機に美術とは今後離れることとなりました。
ただ、絵を描くことをやめたわけではありません。
どういうことだよ、さっき美術とは離れたって言ったじゃん！と思うでしょう。
学校の授業からは話が脱線しますが、私は小学校の頃から女の子の絵を描くことだけは好きでした。もうほぼノートにするような落書きに近いのですが。好きな漫画を見ては真似して描いていました。アニメにどハマりした中学時代にさらにそれは加速し、どこにでも落書きをするようになりました。
今はもう全く絵は描かないですが、落書きをたくさんしていたので、部活の公演のポスターを描くことはたくさんありました。意外と絵が描けないという子はたくさんいるのです。私は仕方なく引き受けていたら、ポスターは私が描くことになってしまっていたのでした。
ただ、そこでも絵がなかなか完成せず、結局切羽詰まって、友人の協力の元授業を犠牲にして完成させていました。
美術とまでは言えないものの、絵を描くという点は高校3年生まで続けていたなと思い返しました。自分の好きでやっていたことの方が続くものですね😂
落書きをしていたときに思ったことですが、いくら友達に「すごい」とか「うまい」とか言われても ”上には上がいる” と実感してしまったのです。
私は絵を描くという取り組みの中で「自分はもう無理だ」と実感してしまいました。自分の個性を出す領域にもたどり着かず、またたどり着こうともしなかった一面もありました。
美術って、楽しいけど難しい。判断基準が定かじゃ無いので。でも、学校の授業で美術をやる意味はあるなと思います。感性を表現する手段としてすごく良い手段です。
こんなところで私のお話は終わりです。美術って人それぞれ体験にコンプレックスが出そうだなあ。表現するってそういうことですよね。
残りの二人の体験談もお楽しみに☺️
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