今を今として生きたいだけです。それ以外にはありません。
終わってしまった事はもうどうしようもないので、これからのために頑張っています。
過去は終わって、今はもう今しかありません。
だから私は毎日汗にまみれて働いています。
それがしたかったことかと言うと正直違うけど、それは多分どんな人も同じです。
生活のために働く事は、自分の生活を自分で賄うために働く事は、どんな人も仕方なくしているはずで、私もその1人です。
長い間、母から金銭的な援助を受けていると誤解されていましたが、現実にはそんなことありませんでした。
結婚していた人や、その人の周囲の人たちが、どうしてそんなふうに誤解してしまったのか私にはわかりません。
ありもしないことを勝手に決めつけて、私を傷つけてくる人たちを、私はどうしても許せません。
私を傷つけるだけではなくて、母を殺して弟を陥れて、ギリギリのバランスでどうにか保っていたものを全部壊してしまったからです。
そして、子供の将来もめちゃくちゃにしようとしている。その人たちに対して、私ができる事は、自分の本当の夢を叶えて、本当に好きな人と正直に自分らしく一緒にいられる生活を作って、それまでとは違う生き方を実現することだけだと考えています。
私を傷つけている人たちが声高に騒いでいる事は、現実とはかなりかけ離れていることばかりで、それと同時にずっと前に結果が出て、もう終わってしまっていることばかりです。
今の現実とはかなりずれていて、これから先の未来につながっていくことではありません。
私はいつも前だけを見て歩き続けてきました。
父が亡くなった時も大きなショックを受けて何ヶ月も普通に動けなくなっていたけれど、そのまま止まってしまうより、そのまま終わってしまうより、違う現実を作って、自分を自分として活かしていくような人生を作りたくて外に出ました。
東日本大震災の時、津波で家が全開してその先の生活のイメージが全く描けなくなっていた時も、その時まだ本当に幼かった子供のために、できる限りのことをしないといけないと考えて、そのためだけに生きようと決めてがんばりました。
私にとって子供の存在はその時は何よりも優先させなくてはいけない大切なものでした。
それは私が子供に従属してしまったり、その先もずっと子供に執着するためのことではなくて、成長した子供が、自分の人生を切り開いていくために、自分の人生を自分で作って、自分として生きていくために、必要なことを与えてあげるのが親として1番優先しなくてはいけないことだと考えたからです。
子供が手を離れてしまった後は、結婚していた人と夫婦としての時間を大切にして暮らそうと思っていました。
でもそうなる前に結婚していた人は、家庭を壊すようなことをたくさんして私を人に傷つけさせて止まらなくなってしまい、子供から離婚しろと言われ、私がそれをせざるを得ないような状況を作ってしまいました。
その後の信じられないような苦しい日々を夢を追うことで乗り越えようと続ける私を、応援しようとしてくれた人を私が好きになりました。
思いもしないことの連続の中で私は今を生きています。
私は過去に執着することよりも、新しく今の現実を受け入れて生き続けることを選び続けてきました。
そういう自分を私は好きです。
世の中には、本当にいろいろな考え方をする人たちがいて、その人たちが全部間違っているわけではなく、私だけが正しいと言うわけでもなく、ただみんな自分自身の現実を生き抜くために死に生きているだけの存在だと思っています。
私にとって大切なのは私と意見が違う人と戦うことではなくて、自分の理想を追いかけて、自分なりにできることを叶えていくことだけです。
はじめに言葉ありきと言う言葉があるように、人間は言葉を使って自分を定義付けて社会の中で生きていくようにできています。
他の人たちとは理屈も文脈も違っていても、私には私の理想があり、現実があり目標があり目的がありそのために生きています。
だからそうするしかないんです。
結婚していた人の私への態度が全然違ったものなら違う今を生きていたと思います。
でも、私はその人ではないから、その人の行動やその人の考え方を変えることはできません。
私ができるのは、自分の置かれた状況の中で、自分の最善を目指して行動し続けることだけです。
戦争が何もかも壊してしまうだけで、現実には何も生み出さないように、私がその人と喧嘩したり戦ったりしても何も変わらず何も生み出されません。
だけど私がどんなにささやかであったとしても、何かを作って育てていけば、新しいものが生まれて何かが変わっていくはずです。
私はそれを自分なりの努力でやり続けてきただけです。
子供が生まれてきたのも、今のように成長したのもそれと同じことだと思います。
私が生まなければ、子供は存在していませんでした。
私だって、私の両親が私を産んで、育ててくれなければ、この世に存在していなかったのです。
子供を産んで育てることが、どれほど時間と労力とそれ以外にもたくさんのものが必要になるのか、自分が実際に子供を産んで育ててみて強く実感しました。
子供だけではなくて、例えば仕事でも、たくさんの人が協力して作り上げたものがなければ存在しません。
みんなが頑張ってきたから、今の社会があり、今の世の中があり、良いことも悪いことも存在しているのです。
私はその中で新しく何かを作りたいと思い続けてきました。
その気持ちを形にするのに何をどうしたらいいのかわからなくなってしまって、混乱しているのが今の私の状況です。
でも、とりあえず、前に進んでいくしかないので、目の前のことに努力し続ける毎日です。
他の人が言っていることややっていることを、ただ鵜呑みにしても仕方がないと今の仕事を始めてから強く実感できました。
人の心は綺麗なものだけではできていません。
汚れていたり歪んでいたり、それも含めて人間です。
本当はみんなきれいなものを作りたい、きれいな人生を生きたいと思っていると私は信じていて、私自身もそういう風に考える人たちの1人でありたいと思い続けています。
私と違う考え方の人がいることを否定する必要はないと思っていて、ただ私はその人たちと同じにはなれないので、自分と同じ考え方の人たちとつながっていって、自分の人生を大切にしていきたいと考えています。
今を今として大切にするために、そのためにどうすることが1番良いのか、それだけが、今の私自身の命題です。