ありがとう。
子どものお弁当箱が、空っぽになって返ってくると、「ありがとう」って、言いたくなります。
今日も元気で一日頑張ってくれたんだな。
ちゃんとおなか一杯で、元気でいてくれたんだな。と思って、
ホッとします。
こないだも、空っぽになったお弁当箱を洗いながら、なんとかなった今日一日に、感謝の気持ちが涌きました。
私は大体いつも、朝4時に起きて、1時間くらいぼんやりと、noteの中身を考えたりアイロンかけをしたりして、目を覚ましてから、お弁当を作ります。
早めに始めるのは、朝、ご飯を炊いて、冷ましてから入れたいのと、できるだけ、丁寧におかずを作りたいからです。
朝ご飯を炊くのは、その方が美味しいし、傷みにくいと思うので。
学校で何か嫌なことがあっても、お弁当が美味しくできていたら、頑張りが効くかもというのが、努力している理由です。
が、果たして、おいしくできているのか不安な時もあります。
だから、早めに起きて丁寧に作ってあげたいのです。
最近、私に余裕がなくて、夕飯のメニューが、同じ物ばかりの繰り返しになっていました。
どれもみんなの好きなものなので、ちゃんと食べてくれてはいましたが、もう少し工夫しないといけないな、と、反省していました。
それで、夕飯を終えた子どもに、「全部きれいに食べてくれてありがとう。同じものばかりでごめんね」と謝ったら、
「美味しかったよ、ありがとう」と、笑顔で返事をしてくれました。
その日から、夕飯を食べ終えると必ず「ごちそうさまでした」と言ってくれるようになりました。
ちょっと嬉しいことであります。
これがもし、文句ばっかり言われていたら、悲しくなって、作りたくなくなると思います。
喜んで食べてくれる人がいるから、台所に立つのが楽しくなるんです。
料理は嫌いではありませんが、疲れていたり、気持ちに余裕がなかったりして、作るのがつらい時もあります。
ずっと家にいるんだから、作って当たり前だし、美味しく作れて当たり前って言われたら、絶対つらいし、無理ですって言いたくなると思います。
ちょっと、はしょっちゃったり、手を抜いてしまったときも、「ありがとう」って言われると、素直に「ごめんなさい」って、思えます。
自分が気になったところを、相手に直接的に指摘して注意するのは、意外と逆効果なのかもしれません。
私も、自分に余裕が足りないと、甘えられる相手に向かって、怒ってしまうので、気を付けないといけません。
怒るのは、甘えているからなんですね。
「ありがとう」って自然に思えて、言える余裕のある時は、なるべく素直に言った方がいいです。
相手も自分も楽になれます。
買い物も、食事の支度も、後片付けも、嫌にならずに楽にできます。
長い時間気持ちよくいられるので、なるべく心掛けたいです。
完璧はつかれるし、無理なので、なんとなく、自然に言えたらいいなと思っています。