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失敗ばかりの毎日だけど。

 とにかくね失敗ばかりの毎日です。

 そうしてみんなおかしいとしか思えません。

 自分がすごく不器用で要領が悪いこと。
 そうしてたくさんのことがもう手遅れかもしれないと落ち込んでいること。

 それも含めて、それでも諦められなくて前に進もうとしていることに私は自分で驚き続けています。

 もう私頑張るしか仕方ない。
 そう思うようになってから何年もの時間が過ぎました。


 私の知らない世界の中で何もわからないまま、ただ描くだけの毎日でした。


 夜になると海の音がゴウゴウと聴こえるだけの何もない静かな町にずっといて死んでいくだけの人生だと思っていたのに、気づいたら毎日満員電車に乗って東京に働きにいくようになっている自分に不思議な気持ちで向き合っています。

 本当は今すぐにでも好きな人と暮らしたい。

 そう考えてばかりいることにも不思議な気持ちにしかなれません。

 私はいつも今だけを生きていて、過去は全部遠い場所の終わってしまった出来事として思い出の中にしまい込まれています。

 今とこれから。

 それだけしか考えない私を理解できないという人がいても、私が変わることは多分、ないような気がします。


 私は今を生きていてそれ以外の生き方はできないタイプの人間です。

 だから仕方ないんです。
 諦めてもらう以外にありません。


 東京は人がたくさん。
 ものもたくさん。
 だけど私が本当に欲しいと思うものはまだなく、私にとっては未知の街です。

 私にとって大切なのは信じられる人と生活を共にして人生を紡ぎ続けていくことで、闘うことでも流れ続けていくことでもありません。

 自分の居場所が欲しいんです。


 そうしてそこでアイデアをかたちにしてたくさんの小説を作りたい。

 ただただそう思うばかりの毎日です。



 私、自分がこんなふうになるなんて想像もしていませんでした。

 それは多分みんな同じで、私も同じで、これからもずっと同じだと思います。


 海辺の町にいた時もその後も今も私はずっとその時々の現在をひたむきに生きてきました。

 それは多分これからもずっとずっと同じです。

 それがよりよくなるように努力し続けていくだけです。


 過去には未練はありません。
 過去に執着しないことが唯一私を救い続けてくれたからです。

 だからきっとこれからもずっと同じだと思います。

 私がその時々の状況にしあわせを感じることができたのは、過去に対する執着を手放し続けてきたからです。
 今だけが私を救ってくれました。
 だからそれでいいんです。


 過去はどこか遠い場所に置いておいて身軽になって今を生きることしかできない私の人生がすごくいいとも思いませんが、終わってしまったことに縛られ続けて今を活かせないよりもいいような気もします。

 今はどんどん過去になり二度と戻ってはこない貴重なものです。

 だから今。
 今だけが具体的に生きて動ける大切なものなんです。
 そういう今が未来を作ってそれが自分になっていくから、私は今を生きたいし、今に集中したいんです。

 過去は引きずるのではなく、経験にすればいい。

 それと通り道だと考えるしかない気がします。


 私は今を生きるしかなく、過去には縛られたくないんです。


 私の今は夢を叶えて恋を成就したい気持ちでいっぱいで、子どものためにできることは誠実に生きることだけ。

 そう考えているから普通に考えた時に間違っていることは絶対にできません。
 だからしません。

 私の今を支えているのは子どもと亡くなった両親への愛情と自分を大切にしたい気持ちです。

 自分を大切にするために恋を叶えたいと思うことがいけないとは思いません。

 大事なことだと思います。

 なんて、そう思っているのは、私だけかもしれないけれど、私はもう自由なはずで、自分でこれからの生活を選んで決めていっても誰にも責められる事はないと思っています。
 自由で良いはずです。



 周りの人におかしな噂を言いふらさせて大騒ぎしたところで、何の役にも立たないと考えたほうがいいんじゃないでしょうか?


 今いる場所にずっと痛いわけではなくて、これから行きたい場所か特定できていないから、ここにいるだけの私なのですから。

 私が本当に行きたい場所は自分が大好きな人と一緒にいられる場所で、そこがどこなのかまだわからないので、動くことができていないだけです。


 もともと私は自分が住む場所に対してここでなくてはいけないと考えた事はありません。

 そこが働く場所だったり、大切な家族がいたりしたから、そこにいたと言うだけです。


 海辺の町にいた時も家族がいたからそこにいました。

 不便なこともたくさんあったけれど、それよりも、家族で仲良く暮らせることが何よりも大切でした。

 特別なものなんて何もいらなかったんです。

 変わっていったのは、結婚していた人が周りに傷つけられたり苦しんだりしている間に、別の人格に変わってしまって私や母を傷つけて、自分の利益に繋げようと考えて行動するようになったことが理由です。

 私は新たに別の場所で暮らして母を見てあげようと考えていました。

 残り少ない母の人生が少しでも穏やかであることが私の願いでした。

 それ以外のことはどっちでもよかったんです。

 だけど母は私の夫だった人や、その人の母親に根回しされて、傷つけられながら苦しんで死にました。

 だからこれから私が彼らとやりとりする事は絶対にありません。

 いつまでも、怒りや恨みにしがみついているよりも、自分の夢を叶えるという新しい目標に向かって生きていくことの方が私にとっては大切なんです。

 終わってしまったことをどんなにどうにかしようと思っても、元通りにはできないし、何もいい事はありません。

 それよりも、新しく自分の夢を叶える人生を作っていって、今好きだと思っている。人に好きだと伝えて、もしその人が私を受け入れてくれたら一緒に暮らせばいいと思っているだけです。

 それはそんなに特別なことでは無いような気がしています。

 私の個人的な問題であって、他の人にどうこう言われるような種類のことではないと思うからです。

 私はいつも自分のことを大体しあわせだと思うのが好きです。

 ものすごく厳密に完璧にしあわせになるなんて私にはできません。

 大体でいいんです。

 子供に対してもそうだったかもしれません。

 ちゃんと生きていて、普通にご飯を食べて、普通に学校に通って普通に大人になって、自分なりのしあわせを見つけて大切にしてくれればそれで充分なんです。

 特別なことも別なものも何も言いません。

 余計なものがくっついていると、余計な苦労が増えます。

 それよりも身軽に暮らして、心穏やかに平和でいた方がずっといいに決まっています。

 私は自分の母親から特別になることを求められすぎて何もできなくなりました。

 彼女は自分の不幸な部分を私が何かで成功することで補填しようとして失敗したんです。

 それと同時に、彼女は私がいつも彼女の手の中にいることを異常な位に求めました。

 そんな事は無理です。
 だから私は自分の子供を自由にさせてあげるべく手放しました。

 自分から切り捨てたわけでも突き放したわけでもなく、私の内側にいることを私はよしとはしませんでした。

 外に出て行けばいいんです。
 そして、自分を育てていけば。
 
 それには痛みも伴うし苦しいこともたくさんあると思います。 
 
 だけど、誰かの内側で自分を自分として育てることもできずに、未熟なまま歳をとり、その時に後悔しても何も戻ってはいけません。

 その現実と向き合いながら生きていくしかないんです。

 だから、辛くても苦しくてもいいから、自由に生きて、自分の生活を自分できちんと叶える自立した大人になってほしいんです。

 そのために自分も苦しくても辛くても自立しなくてはいけないと思いました。

 私が自分で働いて、自分で生きて、新しいパートナーを見つけて、充実して暮らしていたら、子供だって自分もそうなりたいと思ってくれるかもしれません。

 新しいパートナーは、私が自分の素直な気持ちに従って決めたいと思っています。

 身近にはそんな人は今は1人もいません。

 その立場になってほしいと思っているのは、ただ1人、今好きだと思っている人だけです。

 私の心はペットボトルのドリンクや食事では動きません。
 そうして自分の手の中に私を閉じ込めて満足しようとするような人とは付き合いたくないんです。

 私を1人の人間として本当の意味で尊重してくれる人と暮らせるようになりたいと心から思っています。

 そうして私を自分のものだと言って良い人は、今は私が本当に好きだと思っている人だけです。

 もうすでに私の心は、その人のものになってしまっているからです。

 私は特別な人間ではないし、短所もたくさんあるし、完璧になんてなりません。

 だけどその人と一緒にいるために努力し続ける事はできます。

 そんなことしかできないけれど、その人がそれでもいいと言ってくれるのなら、その人のものになりたいです。


 終わってしまったことをどうこうしようとするよりも、新しいことを作り続けていくことの方が簡単で楽しいような気がします。

 私は何かの目的のために結婚していたわけではなくて、結婚していた人としあわせな家庭を作れたらいいなぁと考えて、コツコツと努力し続けてきただけです。

 でも、その事は誰にもきちんと理解してもらえないまま終わってしまいました。

 だから諦めて、新しい別の生活を作ることに決めました。

 それは私1人の決意で他の誰とも分かち合えるものではないけれど、決意と言うのは大体そんなものだと思います。

 だだからそれでいいんです。

 とりあえず一旦ここで終わります。


 


 

 



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竹原なつ美
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。