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重みと手触り

陶器の魅力って、手触りと重み。

そういう気がして。

だから、陶器が好きで集める人の気持ち、なんだかすごくわかる気がする。

そんなにたくさんなくっても生活はできるけど、でも。

ひとつひとつの重みの違い、触った時の感触の違い。

そういうものを味わいながら生活したくなる人の気持ちがわかるような気がする。


色も大切。
そうして食材と合わせた時の映え方も、実際に合わせてみないとわからない。
そう、あたらしい靴を初めて履いてみる時のような、あたらしい服を初めて着てみる時のような気持ち。


釉薬のつるりとした触感。
ことばにできないような色。


触った時の温かみ。


手触りというもののたいせつさ。


そういうものに触れながら暮らすこと、生きること。


生活が色を増す。
そうして心が豊かになって、何か美しいものをつくりたくなるような気持ちがそこから生まれてくれば、嬉しいし、有り難い。


言葉にならないしあわせ。
言葉を生み出してくれるもの。

そういうものに触れたいな。
触れて見たいな。

って、思うんです。

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竹原なつ美
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。