2☆歳、初めて自力で引っ越しをする(前)

人生初、自分で主体的に進めた引越し。


結婚を機に実家を出た。今まで親の引越しについて行くことはあったものの自分から実家を出て何処かに住む、そしてその諸々の手続きをしたことがなかった。


同居人は仕事で忙しい時期だったので、私が住居探しを一手に引き受けることに。(後に彼の力を借りることになった。結局今住んでいる物件は彼が見つけてくれた)


【最初に】

不動産を探すこと自体が初めてだったので、この動画を見て知識を入れた。

第135回【10万円以上安くできる】賃貸物件をお得に借りるテクニックまとめ【保存版】【お金の勉強 初級編】

youtu.be


動画だとさら〜っと情報が流れていってしまうので、文字起こし&図解してくれたサイトはありがたかった。

【10万円以上安くできる!?】賃貸物件をお得に借りるテクニックを解説 | リベラルアーツ大学



【2人の譲れない条件を3つずつ出す】

私:

①2DK以上(各自の部屋を持ちたい)

②水回りが綺麗

③職場に近いこと


同居人:

①リモートワークなのでミーティングスペースが確保できること

②街の治安/雰囲気

③ウォシュレット


特に相反する条件はなかったので、これに当てはまる物件を探す。


【次に場所】

同居人の通勤がいつか復活するかもしれないのを念頭において


①出社時に万が一災害が起きたとしても歩いて帰れるくらいの距離がいいなと思った


のと、


②通勤時間が人間の幸福度に影響を及ぼすという記事

(↓元の記事は見つけられなかったけどこんな内容だった)

通勤時間と幸福度の関係-リモートワークの拡大で幸福度は高まるか? 基礎研REPORT(冊子版)10月号[vol.283]|ニッセイ基礎研究所

を元に候補地を絞った。


【安全性】

物件を探していた時期に地震が頻発していたのもあり、地盤がしっかりした場所を探した。

参考にしたのが、 

 

地震に関する地域危険度測定調査 地域危険度一覧表(区市町別) | 東京都都市整備局

(東京都のみ)

このサイトを見ながら、危険度が低い順に物件を並べて検討した。


災害にはいくつか種類があるので、地震以外の災害含めて地域を調べたかったら↓こちらのサイトの方が詳しく載ってるっぽい。(私はこのサイトを使いこなせなかった)

ハザードマップポータルサイト



【地域の治安のよさ】

これは以下のツイートを参考にした。

実は私、上京してから引越し7回も経験しているので"治安を見極めるプロ"なのですが…近くのコンビニを数軒回り『ワンカップ大関、週刊誌などオッサン向け雑誌が充実しまくってる、逆にファッション誌が少ない、トイレ貸し出し不可』が揃うとかなり治安が悪くなるので、コンビニチェックは必須ですッ。

— 定時ダッシュちゃん(マッチングアプリ芸人) (@teiji_oriental) September 7, 2020


この方のツイートについているリプ、引用リプにも一通り目を通した。


空き巣に入られにくい物件の特徴についても目を通す。

泥棒の好きな家、嫌いな家|セコム防犯ブログ|ホームセキュリティのセコム


ひとり暮らしをはじめる女性に!お部屋探しのチェックポイント|あんしんコラム 第348回|女性の防犯対策・防災対策|セコム

↑女性向けのコラムがあるの知らなかった


セコムのコラムは空き巣に入られないためのコツがたくさん載っているので情報の宝庫。


住まいる防犯110番というサイトでは、犯罪者の心理について書かれたコラムがある。

住まいる防犯110番

こんな手口で狙ってくる、というのが分かる。いたちごっこかもしれないけれど知ることで対策しやすい。


【建物の治安の良さ】

民度という言葉はちょっと嫌な感じがするけれど、ど正直にいうならば民度も大切。民度は内覧に行かないと分からないことばかりなので、ネットで調べられることは少ない。足を使うのは大事だなと思った。



騒音問題を防ぐためには建物の構造が重要で、この点については事前に調べられた。

転勤族だった両親は私が一人暮らしを始める時に「その街の夜を見ろ。物件はRC造か鉄骨に絞れ。他住人との隣接は最小限に留めろ。数千円高くても上階角部屋を狙え。休むべき家で他住人の生活音が聞こえるストレスに比べれば数千円は安い」という教えを説いてくれた。経文に書いて後世に語り継ぎたい。

— てるる (@teruru) October 27, 2017



RC造、鉄骨とはなんぞや?という時に調べたサイト↓

鉄骨と鉄筋コンクリートの違い|鉄骨造とRC造のどっちがいいのか徹底解説!

同居人が音に敏感なので、防音性が高い構造の物件(RC/SRC)に絞った。

火災保険を契約する際に建物の構造で保険料が変わったのでそういった意味でも建物構造はチェックしておいて良かった。


ホームズやスーモにも建物構造は載っているけれど、もう少し情報が欲しい時に便利なのがこちら。管理会社を知りたい時に使った。

マンションの口コミ・相場・資産価値検索サイト【マンションレビュー】


事故物件には怖くて住めないので、大島てるで物件を確認。



【内覧まで】

自分達の条件と地域の治安の良さ等で物件を絞る。


最初に記載した動画で、イエー!という仲介業者がおすすめされていた。というのも、仲介手数料を抑えられる(法律に則った範囲内)というのが理由らしく、迷わず依頼。この後、あれ?と思うポイントはいくつか出てくるものの、LINEでやりとりができるのとレスポンスが早いのでとてもやりやすかった。



内覧物件を3つに絞ったのは、イエー!では4件目以降内覧が有料になるため。4件目以降3件ごとに5,500円かかる。



気になる物件のURLを送ると、図面(物件の間取りや設備、家賃管理費が書かれているデータ)、内覧できるかできないかといった情報が送られてくる。この時点で内覧できない物件もあったけれど、聞いた物件の内9割は内覧可能だった。



スーモに載っていた情報と図面の情報が全然違う物件もあった。内覧できるかを聞くだけだったら無料なので、自分達で調べた物件情報を送る→イエー!から送られてきた図面を確認→スーモやホームズ情報と差異がないことをチェック→内覧申し込みというステップを踏んだ。



【内覧時】

内覧時の持ち物については 

【ホームズ】物件を内見する時の持ち物リストとチェックポイント。重要度の高い物は? | 住まいのお役立ち情報

を読んでメジャーを持っていった。借りようとしている物件が確定しているわけではなかったので、あまり意味はなかったけど1、2回は使った。


これはイエー!独自なのか、他の仲介会社も採用しているシステムなのか分からないけれど、内覧時にスタッフが同行して下さったのは1/3件で、後は鍵の場所を伝えるので定刻に自分で行ってください、終わったらイエー!のLINEに連絡をくださいというスタイルだった。これがすごく楽で、自分達のペースで心置きなく部屋を見れた。



ただミニトラブルもあって、直前に鍵の場所をお伝えします!と言われていたのにこちらから連絡するまで音沙汰がなかったり、鍵の暗証番号が間違っていたりとハラハラする場面もあった。どちらも電話をかけたらすぐに対応してくださった。



正直建物の民度は実際に行ってみないと分からないので、↓を見ながら一つずつチェック。

引っ越し歴10回の私が、ハズレを引かないために必ず確認する点をまとめてみた。

①日当たり
②換気扇周り&サッシ溝のカビ跡
③共用部に私物が置かれてないか
④水回りが隣の部屋のどこに接してるか
⑤壁の厚さと構造
⑥町内会や自治会費の有無
⑦掲示物の日付
⑧駅への時間実測
⑨室外電灯周辺の虫

— とっとこランサー (@Tottokolancer) July 29, 2019


⑨の虫に関しては電灯周辺だけではなくて、近くに池や川、大きな水溜まりがないかも考慮した方がいい気がする。特に夏。


引っ越し歴10回の私が、ハズレを引かないために必ず確認する点part2。

①周辺の騒音
②プロパンガスじゃないか
③すれ違った住人が挨拶するかどうか
④定期借家契約ではないか
⑤同物件の他家賃より割高ではないか
⑥清掃管理表の有無
⑦自転車駐輪場が整理されているか
⑧駅からの道に街灯はあるか

— とっとこランサー (@Tottokolancer) August 8, 2019


Part2の②、④、⑤は事前にネットで調べられる。ホームズでもスーモでもなんでも。

定期借家契約はどんなに気に入っても決められた年数を超えたら引っ越さないといけないのが悲しい。今回の本命候補1も定期借家契約だった(そして先に申し込みをされてしまったので契約にすら辿り着けなかった!残念!)



ゴミ捨て場を見たらなんとなくどういう人たちが住んでいるか分かる気がするので(例えばダンボールはちゃんと潰されているか、紐でくくられているか、住所シールは剥がされているか等)内覧時には必ず見た。



そして24時間ゴミ出しOKなのは便利。最初の3つの条件に入れなかったけど、絶対に外せないことだったと内覧で思い出す。



あと、鳥が苦手な人は鳥の鳴き声だったり糞だったり、とにかくその他諸々の鳥の痕跡をチェックするべきだと思った。



入居後に目の前の建物のフチに留まってこちらをまっすぐ見る黒い鳥を見て震え上がったし、自宅ベランダの柵に止まっているのを見つけた時は生きた心地がしなかった。鳥嫌いは絶対に鳥の痕跡を確認しないとQOLに影響が出る。



内覧時、他の部屋には鳥害ネットが張られておらず、そしてたまたまその時間に鳥がいなかったせいなのか、清掃済みだったからかとにかく理由は分からないけれど鳥の痕跡を発見することが出来なかった。入居後に鳥がよく来るということを初めて知った。


【物件選び編】
・日光少ない物件は鬱ぽくなりやすい
・可能なら昼と夜、平日と土日で内覧
・「駅徒歩◯分」は当てにならない
・現地から駅まで絶対1度は歩く
・地域の防災マップで浸水を確認
・カード系審査物件は安全度高
・共用部、ベランダの虫の死骸量
・他部屋の虫コナーズと鳥害ネット

続↓

— とっとこランサー (@Tottokolancer) March 11, 2021


↑同じ方が鳥についても注意喚起していた



大小関係なく鳥という存在が本当に無理なので対策をして自宅には立ち入らないようにはなった。しかし、向かいの建物にはこちらから対策することできず、彼らが留まっているのを観察できてしまう。こちらを見ていることも多々あるので本当に何とかしたい。視界に入れたくないくらいにダメな存在。


という感じで内覧を終え、

職場まで徒歩/水回りとても綺麗/天井高い


職場まで電車を使う/水回りぼちぼち綺麗(ただしダサい)/天井普通


で比較。


条件だけ見たら①だったんだけれども、①は駅から少し離れていて夜暗いことを懸念して②の部屋に決定した。


ここまでが物件決定まで。

申し込みでも色々やることが多かった。


転載元:
https://tanotanoseikatu.hatenadiary.com/entry/2022/07/01/214623

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