なんでnote書こうと思ったの?③
前回まではこちら。
※今日でこのお話はおしまいです。
やりたい事、できる事を書き出す事はもちろん大事だけど、
やりたくない事
できない事
興味がわかない事
こっちを書き出す事はめちゃくちゃ大事だと思う。
そこでかなり「本当にやりたい事、できる事」が絞られるから。
夫からの激励を受けて(あえてカミナリとは書かない)、
私は改めて自分の今後の仕事について、入念に整理した。
年末の大掃除のCMに出られると思うくらい隅々まで、
自分のやりたい事、やりたくない事、できる事できない事、
現実的な事、そうでない事、洗いざらい書き出した。
最終的に、
「私には大きく分けて2つ、やりたい事がある」
という所まできた。
1つ目は、人に寄り添いサポートする事
2つ目は、「書く」に関わる事
1つ目は接客業が長った自分らしい答え。
2つ目に関しては、元々文章を書くのが好きだった事が大きい。
仕事でも、業務の中で書いたり校正、校閲みたいな事もしていたし、
友人からの頼みでパンフレット作成の取材とライティングもした事があるし、プレゼン原稿も書いた事もある。
大変ではあるもののとても楽しく、「自分が生きてる」感じがした。
人に寄り添いサポートする事
「書く」に関わる事
この2つにたどり着いて、この気持ちが本当に確固たるものかどうかも含め、数日自問自答した。
結果、私のこの気持ちは決意へと見事変貌を遂げた。
そしてついに、夫に相談という皮を被った決意表明をした。
「やりたい事が2つある。
そのうちの1つは募集している会社を見つけた。絶対にこれがやりたい。
もう1つに関しては申し訳ないんだけど、すぐに働く事はできない。
通信でしっかり勉強して知識を蓄えて、
少しずつでも確実に経験を積んでいく事にした。
最終的には絶対にこれで収入を十分に得るくらいにまでなる。
今、この仕事に応募したとしても、経験値が低すぎて絶対に上手くいかない。
ちゃんと先を見て、考えた結果なんだけど、どう思う?(←ここだけ一応相談風)」
この時の私は恐らく、いつもの「タハタハ♪」みたいなモードではなく、
「情熱大陸モード」だったのだろう。そりゃそうだ、こんな真剣な話するのに「タハタハ♪」とか言ってられない。
耳をすませばあのバイオリンのテーマ曲が聞こえてくる。
バイオリンをバックに今後のヴィジョンを静かに、かつ熱く語る私に、
「おおお・・・」と、夫は唸った。そして言った。
「ポジティブだ!!」
「志歩はレベルが上がった」みたいな顔をしていた。
夫にとっては情熱大陸ではなくドラクエだったようだ。でもどっちだっていい。冒険は始まったばかりで続いていくことに変わりはない。
その後、私の今後の収入見込みを軽く計算していたのが夫らしいと思うが、
さらっと
「それくらいの収入だったら全然こっちでカバーもできるし、いいんじゃない?」
と言ってくれた。
良かった。夫からOKをもらえた。
妻、母、会社員。
いろんな顔を持って日々を「こなす」中、気づけば「河合志歩」が抜け落ちていた。
私は、妻として母として大事なものを守り生きていくけれど、
自分自身の事も大事にして守り、生きていかねばなるまい。
自分の軸が強く固まって、改めてそれを認識できたとき、揺るぎないものが生まれる。気がする。
そうなると、そこにブレる要因など入り込む隙は最早なく、
何があろうとも自分の足で力強く立っていられる。気がする。
私のスタートはもう、すぐそこまで来ている。
だからこそ、この思いをきちんと残しておきたく。
積極的に書くことに関わっていきたいと思い、note始めました。(終わり)