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支援員さんとの衝突。そこで見えた私の弱点。

こんにちは、どうも、ゆたです。

私はTANOSHIKACREATIVE諏訪野というA型作業所で働いています。

そこでは支援員さんが日々の生活についてお話しする面談というのが定期的にあるのですが、そこでとある支援員さんと衝突しました。

別に嫌いとか、好きとか、そういったことではなく、自分の意見と支援員さんとの意見が食い違っていた、いや、食い違ったように受け取ってしまったことによる衝突でした。

私は、統合失調症である以前に、昔から自分の比を認めることが凄く苦手な子どもでした。
今では素直に反省しよう、そう思うようになりましたが、生まれ持った性格は根本的には変化することがありません。

今回はそんな自分のちっぽけさを強く実感するとともに成長するきっかけになった出来事だったので皆様と情報を共有したいと思います。

面談にて。

私はA型作業所で働くようになって、毎日出勤したい、という思いで体調が悪い日も無理やり出勤していました。

ただ、自力では出勤できず、母親に送ってもらうこともしばしばあり、そのことを支援員さんに言われました。

「一般就労を目指すうえではそれは不安定過ぎる」

その言葉から私の心は完全に落ち込んでしまいました。

冷静に考えれば、出勤を母親任せにすることは一般就労でなくても不安な要因の一つではあるなと思います。

母が体調が悪い日はどうするのか?
もし、母が死んでしまったら、仕事に出勤しなくなるのか?

ただ、私の中では毎日出勤をするという目標の中で最善を選んでいたつもりでした。

その時の私の感情は「なんでこんなひどいことを言うんだろう?」「この人は僕のことが嫌いなんだな!」とまるで子どもに戻ったような感情になりました。

冷静ではいられませんでした。
そのあとは悲しみと怒りに苛まれ、独自のよくわからないことを泣きそうな顔で話していました。

内容は覚えていませんが「出勤できているならいいだろう!!!」みたいなことを興奮して話していたように思います。

あの時の支援員さんの困ったような声色は「なんでお前が困っているんだ!困っているのはこっちだぞ!」と余計、自分が語りを加速させてしまいました。

そこから4日間、仕事を休みました。

その間、何度も支援員さんのせいにして、必死に自分を守ろうとしていましたが、そもそも、誰のせいでもないことに気が付きました。

せい、とかそういう話ではなく、支援員さんは別に敵ではないな、と思ったのです。

その瞬間、急に自分の子どもじみた言動が恥ずかしく思いました。

そして後日、支援員さんともう一度面談に臨みました。

そこで初めてわかったのは、あの時支援員さんが言いたかったことは
「出勤率は90%を超えているので、次に一般就労に近づくために必要なことを話そう」というテーマだったのです。

私は出勤することばかりに気が取られていたので、話がうまくかみ合っていませんでしたが、支援員さんはもっと先の話をしていたのです。

一般就労を目指すうえで、私は出勤することだけを目標にしていました。
そのために母親には協力をしてもらい、体調の悪い中どうにか出勤をしてきました。

その頑張り自体は否定しません。

私も私なりの考えで頑張ってきたつもりです。

ただ、そうじゃなくて、支援員さんは「これだけ出勤できているなら、他の不安要素を減らしていくフェーズ」つまり「次のステップに行こう」というお話だったのです。

私はてっきり、今のままでは一般就労できないぞ!と怒られているのかと思い、凄く悲しくて、その悲しみは怒りに代わり、終いには子どもみたいに泣きじゃくることになってしまいましたが、そもそも、支援員さんは私の頑張りを否定していたわけではなく、とうに認めたうえでその先のもっとできることを増やそうよ、というターンに入っていたわけです。

寧ろ、褒めて下さっていたようなのです!

え?
と思いましたが、支援員さんのほうからも「言葉足らずでしたね」と謝られました。

勘違いでここまで真逆の結果になるんだ、と唖然としましたし、それと同時に、私はこんなに私の味方をしてくれる支援員さんを一度でも敵と思ったことに凄く恥じました。

ただ、今回は支援員と利用者という立場上、面談をする時間を設けてもらい、解決まで最短で向かうことができましたが、一般就労では、こんな簡単には解決しないでしょう。

たまに大人でも子どもみたいな態度で周りを困らせるような人がいますが、私もそれに近しいものがあるようです。

直ぐに泣くし、イライラを抑えることが難しいのです。
これに関しては、治そうにもどうすればいいのか難しいですね。

一応、感情の起伏がないように薬は飲んでいますが、それでもストレスがかかりすぎるとやっぱり体調を崩してしまいます。

自分の症状や生まれ持った特性でも、それを理由に他人や会社の仲間たちに迷惑をかけたくないですから、どうにかコントロールしたいものです。

今回は自分の弱点やこれから一般就労を目指すうえで問題になりそうなことが浮き彫りになりました。

出勤できればそれでいい、その考え方はあまりにも甘すぎるのです。

願わくば、毎日、気持ちよく出勤して、なおかつ、何かがあれば適時対応できるような人になりたい、そしてなれるように自分をコントロールしていく勉強を頑張ります!

それでは、次回の記事でお会いしましょう。

普段はAKARIというサイトで記事を書いています(*'ω'*)
良ければ遊びに来てくださいね♬

まとめ記事もあります、自信作をまとめていますので、是非!

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