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スピツアー ヒマラヤへの旅 ④ (のんびりポカラ 帰国)
ネパールの旅は続きます。
カトマンズ3日間〜エベレスト3日間の滞在を終えて浄化と祝福のエベレストから、残りの3日間は 休息のポカラへ
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ポカラはネパール第二の都市。
ヒマラヤの山々と美しい湖に囲まれた自然豊かなリゾートの街です。
ポカラの標高は約800mで、カトマンズ(約1,300m)に比べて低地にあり、気候も温暖です。
標高の低い街なのに、すぐ近くに7,000~8,000m級の山々がそびえていて、目の前にヒマラヤの山々を眺めることができます。
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アンナプルナの氷河を水源とするフェワ湖はポカラ観光の中心になっています。
美しい湖のほとりにはカフェやロッジや土産物店が立ち並び、のんびり湖畔を散策したり、カラフルなボートで湖を遊覧したり、アンナプルナ連山やマチャプチャレをどこからでも間近に眺めることができるのです。
空に向かってそびえ立つヒマラヤ山脈の景観を楽しみながら、湖のほとりでのんびり、ゆったり、思いっきりリラックスしてゆっくり流れる時間を過ごせるポカラは、癒し「てんこもり」の地です。
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晴れた日には、アンナプルナ山群がそびえる白い山々と緑豊かな湖畔の街が、フェワ湖の湖面に鏡のように映り、絵になるようなポカラとっておきの絶景を見せてくれます。
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「ヒマラヤの展望台」といわれるサランコットの丘では朝日や夕日の絶景もみごとです。
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そんなポカラのことも何にも知らずにツアーに参加していました。
今から思えば、こんなにも優しく包みこんでくれていたヒマラヤ神々からのプレゼントをあまりゆったりと味わえていなかった気がして、記憶を辿りながら今、あらためて感じています。
ネパールにはこんなステキなところがあったのです。
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ヒマラヤからセスナ機でカトマンズに戻り、そこから国内線で約1時間半のポカラ空港に到着しました。
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ヒマラヤからポカラへ直行したかもしれないけど、はっきり思い出せなくて…
たぶんカトマンズを経由した気がします。
ホテルエベレストビューから先に下山した4人がポカラで待っていたと思います。
ポカラのホテルも、ポカラ最上級のホテルでした。
(ホテルの名前は思い出せません)
ホテルのシャワーのお湯が少なくて限られた時間でみんな順番にシャワーを使ってちょっと大変だったのは記憶に残っています。
ポカラではフェワ湖のほとりを散策したり、カフェタイムをとったり、カラフルなボートにも乗りました。
また、ツアーメンバーのほとんどは、サランコットの丘へアンナプルナ山群の朝日か夕日を見にいっていました。
自分も見に行ったような気もするのですが…
はっきり覚えていないのです。
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湖のほとりには色々お店が並んでいて、ネパール民族楽器とカラフルな帽子と親子4人のお揃いTシャツをお土産に買いました。
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Tシャツはお気に入りが見つかり、親子4人分の色違いものが揃いました。
気にいったものは同じ店には揃わなかったので、あっちこっちの店を探しまくってやっと4枚見つけました。
子どもサイズ1枚がなかなかみつからなくて諦めかけた最後の店で4人分ぜ~んぶ揃ったので、めっちゃ嬉しかったです!
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というのは、その1年前に悲しい出来事がおきて親子別々に暮らすことを余儀なくされていたからです。
ピッタリサイズのステキなネパールのファミリーTシャツ4枚が全部買えたことは、また一緒に暮らせるメッセージだと強く感じました。
「繋がる」サインでした
お揃いTシャツのお土産4人分揃ったことが一番嬉しい思い出でもあるのです。
(結果的には、誰もこの4枚のシャツを着ることがないままになってしまいましたが…)
ホテルで食事をした時だっか、リーダーの津留さんが私に言いました。
「ヒマラヤへ上がる前までは、傷ついた沢山のトゲが心にささっていたけど、ヒマラヤから降りてきたらトゲはすっかり消えてますよ」
と、透視して伝えてくれました。
そうだったんだ!
だから、ヒマラヤへ呼ばれてたんだ!
世界一波動の高い場所だから、ヒマラヤ3日間で超スピード浄化はパーフェクトでした。
この為に行くようになっていたのだと実感しました。
高山病もトレッキングも乗馬も、エベレストを目の前に眺めるホテルの癒しも、そして最後にヒマラヤの山々を旋回してくれた祝福も、ぜ~んぶ合わせて、完全に浄化されていたのです。
きっと、エベレストの麓にいるだけでクリアになってしまうんだと思います。
こんな素晴らしい宇宙の導きにあらためて感動でした。
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スピツアー最終日〜帰国へ
ポカラの3日間を終えて、最後の一泊は再びカトマンズに戻りました。
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最終日の夕食だったと思いますが、ネパール料理を初めて食べました。
箸もスプーンもなくて手でつかんで食べるのです。
やはりあまり食べやすいものではなかったです。
翌日出発直前まで最後のカトマンズ観光があって、また私は欲張り参加をしてしまいました。
たぶん、そこでマンダラの絵を買ったと思います。
マンダラの絵はあまりすきではなかったけど、ちょっと変わった宇宙っぽい綺麗な色のシンプルなマンダラがあったので、それを買いました。
カトマンズ観光はあまり好ましくないし、出発の荷物の整理もできていないのに…
せっかくネパールへ来たからもったいないと思ってしまい…
行かない方がいいという本心に逆らって望まない行動をしてしまったのです。
同室の人は、最後の日を部屋でゆっくり過ごしていました。
この時こそ、自分も観光を止めて部屋で一緒にゆっくりと最後のネパールを過ごせばよかった、と強く思いました。
ほーんとに、今の自分なら何の迷いもなく絶対に部屋で過ごしますよ。
好まないカトマンズの街を見てまわっても疲れただけで、帰ってきてから荷物をまとめる時間が足りなくなってしまいました。
めちゃくちゃ焦りまくりでした。
同室の人も手伝ってくれて必死で荷物をスーツケースへ詰め込んでギリギリ出発に間に合ったのです。
ホテルを出て、バスでカトマンズ空港へ向かいました。
帰りの飛行機は、一番後ろの座席が残っていて同室の人と二人並んで座りました。
行きは、座席のくじ引きでちょっと迷った為に彼女とは離れた席になっていました。
その時迷わなかったら自分にベストな座席にベストな人達と近くに居合わせて、行きの機内をもっと楽しめたことは明らかでした。
こんな風に、あの頃はまだまだ自分軸の自分ペースをシンプルに選択できていないことがけっこうありました。
最終日の夕食時だったか、リーダーの津留さんから、
「ツアー体験記を書いてください。
創世会レポート(当時のネットワーク情報誌)に載せますから」
と言われました。
ですが、結局当時は書けなかったです。
過去の私は本当に自信がなかったし、読む人の評価を気にし過ぎる為に「上手く書かないといけない」観念がめちゃくちゃ強くて、全然書けなかっのです。
今、やっと文字にできるようになってあの頃の貴重な体験記を書いています。
一番は、自分の人生で最も羽ばたいた唯一の証として、当時のことを全然知らない子供達に残したくて・・・
こうして、カトマンズ空港から成田空港へと帰国の途につきました。
帰りもシャンハイをトランジットして、今度はスムーズに成田へ到着しました。
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成田空港で
ネパールスピリチュアルツアーは解散です。
羽田空港まで移動して、そこから私は熊本へ直行しました。
出発時とは違い、どこにも立ち寄らずにパートナーと彼の両親がいるところへ真っ直ぐ向かいました。
羽田空港では、ヒマラヤで写真をとってくれたご縁の東京の親子さんが近くにいて、荷物の整理をし直していました。
とっても自分らしくこだわっているありのままの息子さんと、それをありのままに観ているお母さんが私には微笑ましくうらやましくもあり、印象に残るお二人でした。
ヒマラヤでスーツケースが行方不明になっていた人には、帰国してから荷物が見つかったと連絡が入りました。
ヒマラヤへ上がってからはずっと荷物無しでしたから、周りの友人達から服を借りたりサポートを得ながら、どれだけ手放して委ねていけるか…て感じの随分激しい浄化だったのでしょう。
このツアーのメンバー達は、帰国後、それぞれにステージが上がり大きな変化が必然的に起きたりしていたと思います。
私の場合、ツアーで一緒だった広島からの参加者のご夫婦と一歳の娘さんともう一人の女性と広島メンバーに繋がって、帰国後に導かれていきました。
その流れは次々とスピリチュアルな出会いが始まりました。
ゆいま〜るのワークを主催してくれる広島の拠点にベストタイミングで繋がって、パートナーを中心に個人セッションが広島からスタートすることになりました。
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ヒマラヤスピリチュアルの旅はこのスタートに繋がる完璧な導きでした。
絶対にこのツアーに参加する必要があるんだよ、と名古屋を出る前に知人が言っていましたから。
ヒマラヤ滞在中は、私本人は色々と大変でしたが、日本にいたパートナーはいつも首の辺りを優しく撫ぜられているようにめちゃくちゃ気持ち良かったと言っていました。
高いエネルギーの中にいて繋がっていたんだな、と。
一緒に行けなかったパートナーの体は日本ですが、ヒマラヤのエネルギーをしっかりと受け取っていたみたいでした。
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この頃にクリスタルベルと会えて、ヒマラヤツアーの直ぐ後にゆいま〜る広島ワークがスタートする時、クリスタルチルドレンの息子がいよいよ地球にやって来ます。
いつもどんなときも導かれて守られていました。
その時はプロセスを走り続けていたし感じきれていないことがたくさんあったけど、今振り返り、ほんとーに幸せで楽しかったんだな、と思えるのです。
これで私なりのスピリチュアル ヒマラヤ旅のお話は終わりです。
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お読みくださりありがとうございました。