色んなことを考えさせられた週
「そうさ今こそアドベンチャー」
2020/04/18(土)
オンライン疲れでHPのアップするのを怠ってしまっていました。
ありがたいことに今週特に、新規のご依頼も多く、教育新聞の取材もあり、今まで以上に学校の先生方のお悩みに触れることが多い週でした。
そこで考えたことを、少し備忘録としてまとめておきたいと思います。
今まさに、学校が探究している状況です。「学びを止めないために、それぞれ違った厳しい制約状況の中で子どもたちのために自分は何ができる?」という問を先生方が抱えている。この問に対して、試行錯誤して頑張って成長しつづける姿を子どもたちに見せることが、子どもたちにとってまず学びになっていると思います。「学び方を学ぶ」、最も大事なことです。今まで学び方を学んでいた生徒たちは、この状況の中でも、自分にできる様々な活動をしています。平和町プロジェクトや竪町プロジェクト、伏見台プロジェクトなどは、むしろ活動が活発化し、歩みが大きくなっています。
よく休校期間中の課題をどうすればいいかという相談を受けますが、「今自分が置かれている状況の中で、社会のために最大限出来ることは何か?」そのような探究の課題を課せばいいのでは、とアドバイスしています。先生やその他の人々と同じ課題ですね。この休校期間に何を考え、動き、学んできたか、これを評価すればいいと思います。
テストできないのに評価をどうするか?指定校推薦などの評価をどうするか?などの相談も受けますが、この休校期間中の探究の課題を評価材料にすればいいのではないでしょうか??大学にしてみても、企業にしてみても、この状況下で学びを止めない子、歩みを止めない子、アクションを起こし続ける子が欲しいのではないでしょうか?
またオンライン授業に関して相談を受けることも多いのですが、オンライン授業をするのが目的ではないと思います。子どもたちが今求めているのは、授業だけではなく、いろんなつながりだと思います。そう考えると、ホームルーム、特別活動、面談、質問対応などを充実させてあげた方がよかったりします。面白い無料授業動画コンテンツは溢れるほどあるので、その紹介も含めて、子どもたちに寄りそい、伴走してあげることに時間を割いた方が、学校としての機能を果たすことが出来るのではないでしょうか?
今、どうぶつの森というゲームがメガヒットしているらしいです。ゲームの世界の中で繋がって、学校創って、授業しても面白いですね。学校再開した際も、多様な学校の機能を大切にしていく必要がありますね。
最後に、地域連携についてですが、今こそ地域と商店街の結びつきが強まるチャンスです。
テイクアウトだけでなく、人間味ある宅配(物販)で、地域の人と人の繋がりが強固になっていくチャンスです。
具体的にはサザエさんの三河屋さんですね。実際に商店街に行かなくても、電話やインターホンでコミュニケーションをこまめにとり、自分の趣向にあわせたものを届けてもらえたり、臨機応変に対応してもらえたり。
ぼくも自分の好みにあったお酒を、見繕ってもらっています。
それはアマゾンなどの通販では無理です。
「サザエさん的(昭和)世界観」の可能性を感じました。
今まで生きてきた中で、最も色んなことを考えさせられた週になりました。考えてると楽しいし、今やこれからの社会は必ずしも暗くないし、楽しい!
「この世はでっかい宝島。そうさ今こそアドベンチャー」
長文・駄文お許し下さい。