チームの目的地へ向かえ。

こんにちは!ヤン(柳澤)です。
いま、株式会社CHIMNEY TOWNのMission(使命)や、Values(行動指針)などを言語化しようとしています。まだドラフト中で、完成前の仮のものです。

これまでに書いたValues:

  1. 挑戦しろ。博打はするな。

  2. やれることをやりきれ。

  3. 全員、未完成。

今日はValuesの4つ目(最後)、「チームの目的地へ向かえ。」です。


チームの目的地へ向かえ。

世界を読み解き、遊べ。解像度高く言語化しろ。

コンテンツとは、この世界の秘密を解き明かすもの。言い換えるなら、この世界の因果関係の一部をわかりやすく抽出したもの。

世界はコンテンツのもと。読み解いて、遊べ。

現実世界の複雑な因果関係を読み解き、コンテンツ化しろ。自分が持つパラメーターへの解像度を高め、その成長を感じろ。

「なぜ、それが良い結果につながるのか?」を言語化しろ。

手元の仕事とチームの目的とのつながりを意識しろ。自分の行動が、チームが目指す目的や実現したい結果にどう繋がるのか、その道筋と理由を明確に言語化することが大切だ。

例えば、上司から仕事の指示や依頼を受けたときに、その理由を適切に推し測ることで、上司の期待を上回るような仕事をすることができる。自分でゼロから企画を立てるときにも、目指す結果に近づく本質的な価値のあるものを作ることができる。

コミュニケーションで解決しろ。

仲間との協働も、取引も、すべてコミュニケーション。AIとのインターフェースも、結局のところ言語によるコミュニケーション。コミュニケーションほど重要なものはない。

自分の感情、考え、価値観を理解し、それを表現すること。どんなコミュニケーションも、まずはそこから始まる。

思考は言語であるが、感情は言語だけで表現することは難しい。しかし、人と人との間でのコミュニケーションには、言語という情報量が著しく限られた手段をつかわざるを得ない。言語の限界もわかったうえで使え。

人や自分ではなく事実や問題と向き合い、チームの目的地に向かえ。

組織は、チームは、結局「人」でしかない。

ただ、チームで結果を出そうとするときに、人や自分に問題を見出そうとすると見誤る。あくまで、チームで結果を出すために、事実や問題と向き合い、チームの目的地に向かえ。

仲間の欠点をあげつらったり、仲間の足を引っ張るようなことをしたり、仲間と自分とのちょっとした差を気にしたりしても意味がない。
ただ、事実や問題と向き合い、チームに貢献し、チームの目的地に向かえ。

見失うな。それは、こどもたちの笑顔を作っているか?

我々の活動は結局、こどもたちの笑顔のためにある。

あらゆる行動指針は、それをうまく実現するための手段でしかない。
原点に立ち返ろう。

どんなすごい挑戦をし、どんなすごいエンタメを仕掛けたところで、それがこどもたちの笑顔につながっていなかったら何かが間違っている。

こどもたちは、本当に喜んでいるか?

私たちが提供しているエンタメは、ひとりよがりになっていないか?


Valuesの最後「チームの目的地へ向かえ。」は以上です。

言いたいことはすっごくシンプルなんですが、それだけに難しいです。

チームがうまく機能しなかったり、チームに入ったメンバーがパフォーマンスを発揮できなかったりする原因として、

・「自分のやりたいこと」「自分がやってて楽しいこと」と「チームの目的」がつながっていない
・「手元の仕事」と「チームの目的」とがつながってない

っていうのがあるなぁと考えています。

世の中には、いろんなことを面白がれる人とそうじゃない人の両方がいると思うんですが、この面白がれない人っていうのは、世界をコンテンツ化するのが苦手な人で、つまりいろんなものの因果関係がわかってないから自分のアクションと世界とが繋がっておらず、自分がやることによって世界に影響を与えられるイメージを持てず、現実世界をゲーム化できてないんだろうなと思うんです。近視眼的で短絡的な報酬系でしか捉えられていないというか。エフィカシー・自己効力感にも通じる話だと思います。「こなす」ような仕事ってイマイチですし、そういう仲間がいたらゲンナリしちゃいますし、そうじゃなく、もっとチームの目的に向かって燃える集団でありたいのです。

僕はいろんなものの因果関係を読み解くのが好きだし、いろんなことをコンテンツ化して面白がれる方だと思います。そっちのほうがいろんなことに熱中できて楽しいし、熱中したら結果もついてきてさらに楽しいという好循環も生まれます。なので、みんなもそうあってほしいなぁと思うわけですが、どうやったらそうなれるのか?というコツのような内容まではこのValuesには盛り込めませんでした。(なんか手がかりをお持ちの人がいたら教えて下さい。まだ改善の余地がありそうです。)ちなみにコンテンツについては、川上量生さんの『コンテンツの秘密』をおおいに参考にしています。とはいえすでに知られているコンテンツという言葉で正確に意図が伝わらない可能性もあるので、行動指針としてもっとわかりやすくできないか、もうちょっと練りたいところです。

コミュニケーションについても、基本的で重要なことを書いているつもりですが、じゃあどうやったらうまくコミュニケーションができるのか?というコツまではやっぱり簡潔には書けません。コミュニケーションで解決しようね、と心がけるだけでうまく機能するんでしょうか。わかりませんが、まずはここからスタートです。

最後はダメ押しです。全部の活動は、こどもたちの笑顔につながってなきゃダメだよね、という。手段のための手段で大事な目的を見失ったら意味がありません。いろんなことがあり、いろんなことをやると思いますが、そもそもの目的に立ち返ることはやっぱり大事なので、こういう項目も入れてみました。

「チームの目的地へ向かえ」というのはあまりに当たり前すぎることなんですが、でもその過程で躓くことが多いからこそ、パフォーマンスを発揮しきれないチームが存在するわけで、そのあたりをうまく突破できるような行動指針にするべくブラッシュアップしたいなと考えています。

以上です!

ではでは、今日も素敵な一日を〜!

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