いまCHIMNEY TOWNでやっていること
おはようございます!
CHIMNEY TOWNのヤン(柳澤)です。
なんか振り返りたい気分になったので、いま抱えているプロジェクトについて棚卸ししてみます。
(公開できるものだけになりますが)
長文だし、まとまってないですが、ズラズラっと書いてみます。読みたい人だけ読んでくれればいいです。
まず支出が億を超えるプロジェクトだけ挙げると、
映画『えんとつ町のプペル』の続編の製作の主幹事
ミュージカル『えんとつ町のプペル』大劇場版2025の主催
短編映画『ボトルジョージ』の製作
ブロードウェイ・ミュージカル『Poupelle of Chimney Town』の製作(主体は子会社のNY法人Chimney Town USA, Inc.)
『AKIHIRO NISHINO MUSEUM / HOTEL』の企画運営(主体は子会社の株式会社Chimney Air)
VIPラウンジ『星の絨毯』の企画・プロモーション(事業主体ではない)
↑上に挙げたのはまだ2024年から2026年頃にかけて、億超え(ものによっては二桁億)の支出が確定してるものの、収入はこれからツジツマをあわせようとしている途上にあるプロジェクト。
その他に、安定事業としてすでに回っている事業でいうと
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営
プラットフォーム『salon.jp』の運営
YouTubeメンバーシップ・PPV動画配信の運営
コーヒーのEC・卸・カフェ『CHIMNEY COFFEE』の運営
『五万顧問』の運営
クラファンプラットフォーム『PICTURE BOOK』の運営
この辺りはそれぞれが月商数百万〜数千万円以上ある事業で、ストック型の事業としてかなり安定的に回せている。
一言で「回す」といっても、日々やることは沢山。至らないことはあるものの、日々意思決定と改善を重ねている。そりゃそうですね。
それ以外にも、事業収支が全く読めない
CHIMNEY TOWN DAO・BAND SAURUS
のようなものもある。収益だけを追求するものではないノリのものだが、みんながクリエイティブに当事者として関われる、世にも稀な面白いプロジェクトだと思う。本当にどう転がるかわからない。笑
事業としてスタートはしているものの、まだまだこれからで、テコ入れしたいものとしては、
日用品ブランド『Comet&Whinny』
おつまみブランド『けむり横丁』
などもあり、収益を目的としないけど大事な
全国・全世界のこどもたちに絵本を届ける『こどもギフト』
のようなプロジェクトも支出を抑えながら回り続けている。
さらに、地味だけどちゃんと事業を継続できる収支でバリューを提供し続けている、
『レターポット』
のようなサービスもある。(これは余裕があればもっとテコ入れしたい)
これらの全事業の経営上の責任を負っていて、日々意思決定を積み重ねている。そもそも規格外の高収益事業がいくつかある上に、僕が見ている事業は、全事業が基本的に単月黒字、少なくともトントンくらいで回すようにしているので超健全体質。
株式会社CHIMNEY TOWNの代表取締役社長でありつつ、子会社のChimney Town USA, Inc.や株式会社Chimney Airなどの代表も兼務している状態。
その他、周辺ではいろんなことが起こる。結構心身をケズられるものでいうと、問題行動をしている人に厳しく対処する、みたいなこともあるし、破綻した取引先の影響を受けてしまう関係先に助け船を出す、みたいなのすらある。(それひとつとっても、数ヶ月以上のオーダーで数十社と利害の調整をしないといけない)
あとはお酒も販売しようとしているし、とある免許も取ろうとしている。ハロウィンには幕張メッセでハロウィンナイトというカオスな盆踊り?フェス?があってテンヤワンヤだし、その翌月はNYでブロードウェイのクリエイティブを詰めなきゃなのにまだ座組がふわっとしているからなんらか着地しないといけないし、とある駅前の土地をえんとつ町に・・という企画もあるし、他にも色々。本当に色々。笑
「実現できたら面白い」をなるべく実現し、なるべく「どうにかする」というスタンスでやっている。
これだけわけわからないことを沢山やりつつも、暗号資産とかDAOとかも含めて税務調査はちゃんとクリアしたし、予算二桁億の映画のためのお金の算段も無事ついた。
これだけ多岐にわたるプロジェクトをわずか数人の社員で回しているの、マジ狂気。
これはひとえに、社内もそうだし、すぐ近くで支えてくれているプロフェッショナルのみなさんのおかげ。特に、表に出る派手な役割ではなく、やらなきゃいけないことをキッチリやってくれる、信頼のおける方たちに支えていただているっていうことがめちゃくちゃ大きい。
ふつうの会社の常識では考えられないくらい周囲のみなさんにお世話になっているけど、信頼のおける人に任せているからこそこちらの負荷が減っているわけで、ヘンな人に任せたらむしろ仕事が増えていたはず。
色んなジャンルのプロジェクトがあるし、未経験の挑戦だらけだし、ただでさえ伝言ゲームになってしまいがちなプロジェクトばかりだからこそ、本当に大事なのは信頼。歪んだ情報からはベストな判断ができないし、個人的な動機で意図をもって情報を歪める人とは、一緒に仕事をしたくないし、できない。絶対大変なことになるから。
信じられる人と仕事をする、というのが絶対的に大事。一番大事。個としての能力の高低なんて些末な問題でしかなくて、その重要さは全く比にならない。一つの判断が一瞬で数万人に伝わり、多くの人に大きな影響を与え得る、っていうレバレッジがかかるからこそ。
個人の利のためにチームに害をなす人じゃなく、チームの目的と個人の目的をうまくすり合わせながらチームの目的を追求できる人であるかどうか、が大事で、そういう人と一緒に働きたい、とつくづく思う。
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あと、ふと思うんだけど、いわゆる仕事ができる人が持ってる「なんとかする力」というのは2つあると思っていて、
圧倒的努力や圧倒的能力、馬力と根性
多くの関係者の利害が入り乱れる中で、それを一致させ、着地させる力(色んな人の背景と内面を読み解く、解像度の高い想像力)
っという、性格の異なる2軸があるのでは、と思ってます。とくにプロジェクトの規模が大きくなればなるほど後者が必要で、それがないと個人の能力でできる範囲を突破することができないし、長続きさせることもできない。
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なんか色々書いたけど、いまの体制で回せる限界に達してきてるのは感じている。とくにNY法人とか、どう回したら良いやら・・?だけど、やるしかない。
もっと純粋に、良い意思決定をする、というところに注力したいけど、そうはいかないのが難しいところ。日々修行っすね。
ウチでの活動に興味がある学生や若者とは、いろんな形で組めたら嬉しいので、興味がある人はランチしましょう。↓
それでは、今日も素敵な一日を~!