実質24時間労働!?~オフショア開発~ ビジ単【#16】
オフショア開発とは?
オフショア開発とは、開発などの業務を海外企業に委託することです。
わざわざ遠い海を越えて、開発をお願いするわけですから、オフショア開発にはなにか利点があるはずです。
どんな利点があるのか、少し見ていきましょう。
オフショア開発の利点:時間を有効に使える
オフショア開発をする最も大きな理由はここにあります。
いま、日本で開発しているスマホアプリがあるとしましょう。朝から夕方まで開発して、10%が完成しました。このままのペースだと、10日で100%完成しますね。
ここで、夕方の仕事終わりのあとに、7時間の時差があるイギリスに開発を委託するとしましょう。
イギリスはまだ午前ですから、そのまま開発に取り掛かり、さらに全体の10%の開発を進めました。
すると、次の日本では、20%完成した状態から開発を勧められます。このペースだと、5日でスマホアプリが完成しますね!
このように、時差を利用してまるで24時間働いているかのようにする仕組みをオフショア開発といいます。
オンライン化が進み、クラウド上でデータをやりとりして開発できるようになった現代社会だからこそできる仕組みですね。
おわりに
今日も読んでいただきありがとうございました。オフショア開発について簡単に説明させていただきました。
みなさんもぼくも、オフショア開発をするときはないかもしれませんが、オフショア開発の考え方を使って、時間を有効に使った協力態勢ができたらステキですね!
このビジ単がのっている本→ぼくの教科書【#7】2030年の世界地図帳