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ライドシェアふくい

おはようございます田野です。
県庁に出向させていただいてる期間が残り1週間というところで、貯めてた下書きを完成させて、放出していきます。

役所の予算を比較しようとおもったことがあり、各役所ごとに特色があって、比較しにくい。
それぞれもってる施設や収入も違うので。そこで、ぱっとわかる指標ないかなーっと探してたときに見つけたのが、生活ガイド.comというサイト。

ここでは、市町ごと、県ごとの基礎的なデータの比較ができます。
予算の内訳的な部分まではないけどね。

生活ガイド.com

そんで、よく比較に出される明石市について。
結局、住んでる住民はどう思ってるのか気になりまして。住民意識チャートで福井県下最強の福井市さんと比較しました。

福井市(緑)、明石市(青)のチャート。

結果、地域交流などは優っているが、店の充実、安全、特に交通の便利さが低い。
そう、福井県にいて何も思わなかったが、福井市に集中していると思っていた交通でさえ、明石市と比べると不便すぎるのだ。福井市以外は、交通はさらにひくい。

こ、これから福井県は新幹線が通るから…。
新幹線が通ったとしても、恩恵はあっても、交通が便利になったとは思えなくて。

観光地は県内に点在しており、その移動手段は車しかない。バス出たところで、採算合わないし、県民乗らないし、県内にお金落としてくれるために観光客来てほしいのに、そこでお金使ってどうするんや!ってなるよね。

金沢市との比較。安全が高い理由が気になる。

そこで、勝手に妄想してるのは、福井県民は一人一台車持ってて、後部座席空いてるんだから、ライドシェアできるんじゃない?と。

ライドシェア(カープール(相乗り)型)とは、一般個人のマイカーを使い、事前に約束したヒッチハイクのような形で運転する車に同乗し、一緒に同じ方向へと移動することです。

例)長距離の大手サービス
長距離ライドシェア(相乗り) - notteco(のってこ!)

現代版の相乗りですよね。ガソリン代や高速代などの交通費だけシェアっていうのが合法的にできる仕組み。環境面にも優しい取組みです。

ライドシェアで問題になるのは、以下の3つ。
①安全
②白タクじゃないの?
③業界

①安全は、気になるところ。ニュースなどで、そういう話を聞くと、全く乗せる気なくなりますよね。女性の運転手が→男性乗せるなんて恐怖しかない。そのため、会員サービスやアプリを使ってお互いの信頼度を確認しながら、マッチングが求められます。コロナ対策については、緩和されてきているとおり、抵抗意識は減るんじゃないかと。乗せる側に選択肢がある。

②海外でライドシェアサービスは20%以上の伸びで推移してますが、サービスが日本で広まらない。原因は「ライドシェアは白タク」、つまり違法だという扱いが一部認識されています。ただ、ここでいってるライドシェア(相乗り型)は、日本の法律では、ガソリン代や高速道路料金のみ支払いを請求するのであれば、無償運送の範囲で登録や許可が必要ないです。運賃代を請求することが、ダメなだけで。

③いろいろ考えていると、乗る方もハードルが高いため、現状のライドシェア利用者はかなり少数。人が来て、選択肢が少ないことがハードルになってるので、その選択肢を絞ることは、逆に業界を福井全体を圧迫させることになってるんじゃないのかな?と思ってます。
ただ、全国的にも、業界の反対で現状のライドシェアが進んでないという認識らしいので、そもそも業界が潤っていないという前提で、合理的な理解は必要です。タクシー乗れる層は、そもそも選択肢に選ばないだろうし。

企画にするにはまだまだ遠い話でした。おしまい。

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