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2-17 民間企業と教師の仕事の違い

※本資料は,初任者研修(3年目)の中で,「企業で3日間実習行い,その成果を発表する」という研修の中で発表したレジュメを加筆修正したものです。ボクは教員になる前に5年間の民間企業の経験があり,3日間の実習は免除されたのですが,事前研修と事後研修(成果報告会)は参加も発表もしろとの事。最初は「なんじゃそりゃ!」と思ったのですが…。
 本来はレジュメだったのを,少しだけ加工して載せてます。だから,文章がずいぶんあっさりしていて読みづらいかと思います。勘弁してください。

【質問1】<民間企業の仕事>(たとえば高校生がインターンシップで行くような仕事)と、<教師としての仕事>の違いを一つあげるとしたら,あなたは何をあげますか?
【あなたの考え】                      

 こんな質問,人によって考え方も違うし,インターンシップ先も違うから…,科学と違って<答え>は人によって違う(こーゆーのを哲学っていうのかな?違うかな?)のかもしれないけれど,ボク自身が「これが一番違うナァ」「この違いを大事にして教師生活を送っていきたいナァ」というのを今回紹介したいと思っています。

1.民間企業に勤務する前

ボクは,大学に入っても,進路がバシっと決まりませんでした。その時は「教師」になろうとは考えていません。それでも,教えることは嫌いではなかったので,塾講師でアルバイトしたりもしました。けれど,「学校で学ぶ内容はあまり面白くないなと(笑)。「なんでわざわざ中学・高校の何に使うのかよくわからないような学問にまた関わらなきゃいけないんだ」と,塾講師の経験は,教育から一歩遠のく経験となりました。

そろそろ就職活動。その時のキモチは「迷いながら走る」(笑)です。前述(109ペ,「ボクの進路」)にも記載した通り,いろんな分野の就職先に説明会に行き,とりあえず受けてみて,落ちたり受かったり。でも,教育分野の就職先はまったく受けていません。公務員にも見向きもしませんでした(もう勉強なんてイヤ!)。

 そんな迷いながら走り続けたボク。結果,神戸が本社の「音響・防犯機器を扱うメーカーの営業職」として採用が決まりました。

2.企業に入社して
社名:TOA株式会社 設立:1949年4月20日 資本金:53億円
本社:兵庫県神戸市 従業員:3,130名(連結)789名(単体)
売上高:458億(連結)321億(単体)
主な事業:
・音響機器、映像機器、その他電子・電気機械器具の製造販売
・上記機器の賃貸ならびに工事の設計施工
・音響・映像に関するソフトウェアの企画・制作ならびに販売
・電気通信事業・サービス   
・音楽等のイベント・催し物の企画運営

・ボク自身の勤務先・勤務状況

→ ソリューション営業部/ 東京第二営業所 に所属。

メーカー → 販売代理店 → 小売店

        ↑ ココ

(1週間の仕事を思い出すと…)
・電話で受けたり,得意先に訪問時に頼まれた
「見積作成」「システム構築」
・得意先に訪問して「打ち合わせ」 
・納入現場で進捗確認・仕様説明
・新商品のデモ  
・商品を知ってもらう勉強会の企画・提案
・新規得意先への「営業活動」

3.民間企業と教師の違い

 ボクが思う,「民間企業と教師の違い」はこんなことを考えました。どうでしょう?わかりますかね…?

(民間企業)
「○○○○を作る・増やす」 という仕事
(今,現在)
「○○○○はすでにいる」
※ ○にはひらがなが入る

お,誰かが正解を言ってくれました。ありがとうございます。「おきゃく」という答えを用意してみました。これが,個人的には一番大きな違いだと思っています。

だから,これを作ってくれている「国」や「日本の教育事情」には感謝しなくっちゃ!という気持ちもあります。「ナンダ!この学習指導要領は!なんでもかんでも盛り込みやがって!」なんて思ったりするときもあるけれど,「じゃー義務教育じゃしなくする。教科書もなくすから,自分たちで人集めて好きな教育しろ」って言われたら…,ちょっと困っちゃいますよね。

でも,私立高校ではこういった「営業活動」も業務内容に入ってきそうです。だから,公立高校で教師をやれてるボクらはやっぱりシアワセと思ってもいいのかもしれませんね。ツマラナイ授業で生徒が寝てたって給料下がらないし…(笑)。

4.民間企業と教師の違い2

(民間企業)
「おきゃくがソッポ向く」 →モノ・サービスを疑う
(教師)
「おきゃくがソッポ向く」 → □□を疑う(イケない事だけど)
※ □には漢字が入る

もちろん民間企業にいても,愚痴は言うことだってあるけれど…
これはいろんな言葉が思いつくかもしれません。どうでしょう?

(…参加者から)「学力」,「学校」,「生徒」 の声

 そうそう,たくさん思いつきそうですね。他に「地域」とか,「以前」とか。つい,自分以外→「相手」を原因にしちゃう瞬間があるのではないでしょうか。ボクだって,こういう実感があるにもかかわらず,ボク自身も,「この子たちは勉強しなくてダメだな!」なんて考えが頭をよぎりそうになります(ホントはツマラナイ授業をしている自分が悪いのにね)。

 でも,どうして民間企業では相手を原因にあまりしないのか…。それは,「相手を原因にしてもはじまらない(そんなこと繰り返してたら倒産する)」ことをベテラン世代の人たちほどよくわかっているから…ではないかな?なんて思います。

それに,民間企業であれば,基本的には「相手のニーズに答え,会社に利益をもたらす対価」として,その相手からお金(給料)をもらっています。(出来なきゃ給料を減らされたり,解雇されたりする)

 でも,教師は何を対価に,誰からお金をもらっているんでしょうね?子どもに喜ばれようが,嫌われようが,もらう給料は基本的に一緒。そして,子どもから給料をもらっているわけではない。公務員だから,「北海道」とか「国」とか,もっとおっかけていけば「市民の税金」かな?根源的に考えていけば,何か見いだせそうな気もするのだけれど,日常であんまり考えないですよね。

そして,オトナと違って,一見聞き分けが良い子ばっかりではないから,ついてっとりばやく相手のせいにしてしまいそうです。

5.ボクの好きな言葉

それと関連した話で,ボクの好きな言葉に「せめて八百屋さんになりたい」という言葉があります。八百屋さんは,キャベツが売れなかったら,おいしいヤツを仕入れたり,見栄えを良くしたりする。それでもダメなら,値段を安くしたり,広告を考えたりする。つまり,売る側の原因を考えて改善する。教員もそれでいきたいな。と思っています。

でも,売れない理由がわからなかったらどうするか…。「本を読む」とか,「指導書通りにやる」とかいろいろ思いつきそうだけれど,大原則は…,やっぱり八百屋的感覚でいきたいと思うんです。その詳しい話は,小原茂巳さん(明星大学・教授)の言葉を紹介して…。

●授業の評価は子どもに聞くしかない
 たとえば,八百屋さんで買った大根が<おいしかったかどうか>は,その大根を買った人,食べた人に聞くしかありません。大根についての知識の有る無しは関係ないのです。大根一般についての知識は八百屋さんや農学者のほうが豊富にきまっていますが,その知識のなかには,「ある人がその大根をまた食べたいと思っているかどうか」なんていうことは含まれていないのです。「また食べたいか」ということに関する最高の権威は,<食べた私>などの<無知な消費者>です。そういう<私(たち)>の評価が八百屋さんや農家や農学者を動かして,けっきょくはおいしい大根を育てることにもなるわけです。そうでない社会があったら,大根がおいしくならないという以上に,息苦しく,おそろしい社会だと思います。

(小原茂巳著 『未来の先生たちへ』(仮説社))

だから,ボクらは経験はまだ浅いけれど,たとえベテランになっても,40~50代のベテランと言われる世代になったとしても,「子どもの評価」を最高の権威でいきたい…。そんなことを考えているのです(キザかな…笑)。

6.教師の仕事

「おきゃく」はいるけれど,そこに□□があるとは限らない
※ □には漢字が入る

さて,何が入るか…。わかりづらいですかね。答えは「意欲」という言葉を用意しました。民間企業の相手は,お互い「ビジネス」「仕事」だし,「大人」だから,意欲はあるのが前提。もしくは,相手になくてもまぁどうにかなる(笑)。「目の前の子どもに意欲が

あるもの」と考えてしまうとツラくなる・傲慢になってしまう,というのは,また小原さんの言葉。

●肝心なのは教師が何をするか 
ボクら教師っていうのは,はじめから「<意欲>がない子ども達を相手にするのがボクら教師の仕事」と思っていた方がいいですね。「意欲がある子ども達がここに座っている」という気持ちでスタートすると,意欲が見えないと,なんでこっち見ないんだー!」とか「なんで内職しているんだー!」とか思ってむかつきますから(笑)。
ボクらの仕事はそうじゃない。特に小学校,中学校の子ども達は義務教育で無理矢理座らされているんですから。
じゃあ,目の前の子ども達の意欲がでるかどうかは,教師が次に何を言うか,何をするかですよね。教師の言葉・行動が,子ども達にふわっと意欲をださせたり,逆に意欲をなくさせたりします。こういう人達を相手にしているのがボクら教師の商売ですね。
そこを勘違いして,「意欲があるのが当たり前だ」っていう考えでいくと,教師はだいたい子どもの愚痴がはじまります。「今度のクラスの子ども達はさっぱり勉強しない」,「学力低い」とか,「この地域はどうやら勉強しない子が多いらしい」みたいなね。
こういう愚痴も,時には元気のモトにもなりうるから,ボクもたまには愚痴をこぼす事はあるけれども(笑),問題はやっぱり<そこからスタート>ですね。そういう子ども達を相手に,ボクらは何ができるか?という事をいつも考えていきたいなと思います。     

(「たのしい新学期スタート研究会」小原茂巳講演 ,2013 )

 「意欲がない子どもを相手にするのが教師の仕事」という視点を与えてくれる小原茂巳さん。たとえば,赤ちゃんがバスの中で泣き出したりしても,「何公共の場で泣いているんだ!失礼だ!」と思わないのと同じように(思う人はちょっとね…汗),ボクら教師たちも,相手の立場・気持ちを想像して接すれば,相手にとっても,自分にとっても,お互い気持ちよく過ごす方向に向かうのではないか。小原さんの講演を聞いて,当時はそんなことを思ったのでした(それは教師に限らず,誰にとっても一緒か)。

7.民間企業と教師の違い3

・民間企業
 → 社外で同じ事をやっている会社は,基本的に△△△△
・教師
 → 校外で同じ事をやっている教師は…?
※ △にはカタカナが入る

答え…「ライバル」でした。

民間企業に勤めていた頃,同業種の会社は基本的に「ライバル」でした。当然,同業者に相談なんかできるはずもありません。でも,教師の場合,同業者=ライバルになる必要はないわけで。

だから,たとえ同じ研究会に所属していなくても,たくさんの先生たちに相談したり,時にはアドバイスをしたりしながら,ステキ教師を目指していきたいなぁ…なんて思うんです。初任者研修も,そういう場だといいですね。

8.教育界の常識…?民間企業では…?

教育界の常識として,「相手を見て,適切なものを教師が自ら生み出さないといけない」みたいな常識・印象があったりしないでしょうか?ボクが5年間働いていた「メーカーの営業職」なら,商品を自分で作ることはないけれど,自社の商品に惚れ込んだり, 「他社製品と比べてウチの製品はココがいい」なんて考えを持ちながら,目の前のお客さんの悩み・課題を解決する手段(商材)を提案していくのが仕事でした。自社の製品で解決できない時は他社の製品も仕入れて販売することも珍しくなかった。だから,「誰が作る」なんてことは考えなかった。同じように,学校現場でも子どもの評価を頼りに,イイものをどんどんマネしていけばいいと思うんです。子どもの感想文を読んで,なおさらボクはそんなことを思いながら教師をしています。


●自ら生み出してない,ボク自身の話

●教師1年目の時,高校1年生からもらった感想文
★☆入学当時,物理という授業がどういうものかわかりませんでした。高野先生が「こういう授業だよ」と教えてくれたとき,「絶対ニガテだな」と思いました。けれど,今となっては5教科の中で唯一の評定5は物理だけです。授業が毎回あれだけたのしいのに,試験の点数が取れるのはなぜだろうか,とテストの時毎回思います。それはやっぱり高野先生がたのしい授業研究会に参加したり,どうしたら授業がたのしくなるかなどを研究して努力をしているからなんでしょうね!私がえらそうな事言えないけれど,高野先生の授業は今までの先生の中で一番おもしろいですよ!先生は自分に自信を持って,これからもたのしい授業をしてくださいね!…(略)(高校1年生 女子)

こうして授業を喜んでくれる高校生ですが,相手に合わせて教材・発問を自分で作っているわけではなくて,授業はたくさんのマネです。でもこうやって子どもたちは評価してくれるんですね。そんな「子どもが喜んでくれるもの」=「自分がやりたいもの」。せっかく,倍率がある中,なりたくて教師になったのだから(きっとそうですよね?),「学校でやらなくちゃいけないもの・独自のルール」を時には置いといて,「自分がやりたいもの」を大事にするのはどうでしょう?(それが子どもに喜ばれていれば何も問題なし!!)。

 

9.教師は「聖職者」というけれど…

最後に,「民間企業に比べて,教師って大変だよね~」というは話で終わりにしようと思います。この話が最後だと「やっぱ大変だよね」って暗くなるのか,「民間に比べてオレら大変だけど頑張るぞ!」って明るくなるのかどっちかはわからないですけれど(笑)。

よく「教師は聖職者だ」ってどこかで聞くじゃないですか。どこで聞いたのかよくわからないのですけれど(汗)。大学かな?イメージとしては「清廉潔白」?とか,「24時間正しく・子どものことを常に…」みたいな(笑)。ボクが言うと,きっと同僚の先生は笑うでしょうね。正反対な生き方なので…。でも,ベテランの先生ほど,そういう意識を持っている人の確率が高いような…。

ボクが民間企業にいた時は,「土日は社用の携帯の電源OFF! 完全オフ!」でした。入社当初は土日も仕事の電話は受けるし,出社もしていたので,完全OFFにしはじめた数週間は罪悪感とか,仕事のストップ感が気になったのですが,一か月もすると,「OFFがあたりまえ」になり…。気の持ちよう,じゃなくて,ホントに土日に仕事が入らなくなるし,電話もかかってこなくなって。「自分次第なんだな」と思いました。

一方,教師の仕事は,教職に就く前は,「プライベートがない,自己犠牲の精神」と思っていて。実際になってみて,そういう点もなくはないけど,「自己犠牲でクッタクタ」というよりかは,意外とたのしくやれちゃってるボクがいます。

 

●授業を1年間振り返って

 ぼく達は,とっても授業はたのしかったです。ですが,何がたのしかったか?と言われると考えてしまいます。他の授業と違う所といえば,実験があったり,外に出てみたり,実際に作ってみたりと,思い返せばいっぱいありますが,自分が思うにここだけではないと思います!一番の違い…,それは「先生自身がたのしそうに授業しているから」だと自分は思います。熱意の無い人に教えてもらっても何もたのしくはありません。ですが,高野先生の場合は熱意もあり,何よりたのしそうです。たのしい授業は生徒がたのしいと思うのではなく,先生がたのしいと思えば,生徒もみんなたのしいと僕は考えました。(高校3年生 男子)

やらなくちゃいけないこともたくさんある。土日だって,部活や地域の行事に駆り出される,なんてこともあるかもしれない。けれど,教師自身の「やりたい!」「たのしそう!」と思う事を犠牲にしないでいたら,自己犠牲感よりも,やりがい感が上回るんじゃないかなぁ~?どうでしょう?(それに,教師には,お客がいない春,夏,冬休みという期間があるからトントンとも言えるし…)

だから,目の前の子どもも大事!指導要領も大事!だけれど,もっと大事なのは<自分>を大事にすることなんじゃないかな。なんて思うんです。

 

●(番外)宮崎駿のことばより -子どもに,いつ,提供するのか-

ちょっと時間が余りました(笑)。最後のページに印刷した宮崎駿さんの言葉を紹介して終わりにします。教師の仕事,いろいろ大変なこともあるけれど,成長期・少年・青年期の子どもの時期を日々一緒に過ごしている教師だからこそ,できること,提供してあげたいことがあるんじゃないか…。指導主事や校長に言われるより,宮崎さんの言葉で「教師の仕事ってやりがいあるよな~!」と思っちゃうのでした(笑)。

Q.「子どもは可能性のかたまりか」とインタビューアーからの問いに対して
 それはもちろん,資質がありますから,本当に生まれた時のまんまのものはそれは変えられない,それはいろんなものがあって多様にあっていいと思うんです。
 「子どもの未来は…」っていう人よくいるでしょう。子どもの未来は,つまらない大人になることですよ。決まってるじゃないですか。ねぇ(爆笑)。
 <どういう大人になるか、どうか>が問題じゃなくて、「今の子どもの限られた期間に,何を見てどういう体験ができるか」が一番大事です。ボクらはそういう場所を提供することができる。一緒にやることはできないけれど,時間と場所を提供することができるはずだ。それしかないんです。だから,それができるときはその瞬間にやらないといけないんですよ。それを逃すとね,できないんですよ。
 この映画制作に入った時,知り合いの小学1年生の子がスタジオジブリに遊びにきて。今3年生になるんですよ。1年生から3年生になる時間ってものすごく長い。僕らにとってはあっというまに終わってしまった2年間。その子がしばらくして帰ろうってなった時に,「帰るのやだ」ってぐづついたんですよ。
 で,「僕のボロ車にのせて駅まで送ってあげるから」って言って,遠回りをして送っていったんですけどね。それでもぐずぐず言ってんですけどね。「ボロ車…」とか言って悪態ついてね。とてもいい子なんですけれど(笑)。でね、車を走りながらバーンって,車の屋根を開けてあげようかと思ったんですよ。
気分いっぺんに変わりますから。でも雨ふってきたんですよ。バラバラと。で,一回開けるのは簡単なんですけれど,閉めるのメンドくさいんですよ。(笑)で,一瞬ためらってたら,駅についちゃったんですよ。「あー、しまった…」って。その機会を逃したらもうないですね。普段,自分の事をエンターテイナーって言いながらね、あのチャンスに屋根をあけられなくて,「車の中濡れるのやだな」とか情けないこと考えた自分が情けない。案の定,その後はないですよ。1年生の彼に,屋根を開けてあげるチャンスはあの瞬間しかなかったんですよ。
 子どもはどんどん変わるから,子どもの時間はどんどん失われていくんですね。そのときにパッとやれる人間じゃないとダメなんですよ。大人が。
 そのときに濡れるとかね、ほんと瑣末な事をためらったがためにね…。「またあるんじゃないですか?チャンスは」ってみんな言うけれど,「いや,ない」って,後で一瞬にしてわかるんですよね。

(NHK 『プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎駿の仕事』インタビュー番外編より)

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