お地蔵さんラジオ 124話 世界が平安になる歌
世界が平安になる歌
世界とは自分であり、平和とは平安な関係性の状態である
関係性を創るためにコミュニケーションがあるのであり
目の前の人とのコミュニケーションは
自分とのコミュニケーションから始まる
自分を後回しにして、自分に不誠実なコミュニケーションは
相手に対して不誠実であり、不誠実な世界を創る
※ただし、なんでも本音をストレートに言えばいいのではなく
時と場合、相手にも左右されるため
本音と建て前、嘘と方便、社交辞令や礼儀作法
など相手との境界線や関係性を調節する社会的スキルは必要である
自分とのコミュニケーションは
自分の主観から抜け出して、客観視することから始まる
自分を客観視するとは異質の他者との出会いから
感じる違和感や疑問から始まる
その違和感こそが、新しい自分と出会う出発点であり
自分の興味関心である
その違和感や疑問を探求して正体を明らかにするプロセスに
気づきや成長があり、過去の自分の思考の枠組みが外れ
こころの脱皮、自己受容を経て、他者視点を新しい自分に統合して、
新しい自分との関係性が育つのである。
新しい自分との関係性が育つからこそ、自己一致し
さらに誠実に自分に向き合うからこそ
誠実に相手と向き合えるのである
つまり、自己一致は自己実現につながる。
例えば、野生のトラの前に大きな鏡を置いたと想像してみて下さい。
トラの反応はどうなると思いますか？
トラは最初、鏡の前の自分の姿を威嚇するでしょう。
しかしながら、時間が経過しそれが自分の姿であり
攻撃されることはないと気が付いた時点で
「おとなしくなります=こころ平安な状態」
人間関係はこれと同じです。
表面上顕在意識で相手を責めている自分に気が付いたら
潜在意識では自分を責めていることになりますから
とても苦しいはずです。
なので、そういうときこそセルフコミュニケーション（自己内対話）
を進めて、内面を振り返ってみて下さい。
きっと、許せない過去の自分に出会うでしょう。
その自分を抱きしめて「さぞ、辛かったことでしょう、でもよく今まで頑張ったね！」って
受け入れて、新しい自分に統合しましょう。
きっと目の前の相手は、鏡に映った自分であることに気が付いて
こころに平安が訪れるでしょう。
画面でお地蔵さんが描いているのは
タロットカードカップの5
メッセージは、無いものに嘆いていないで
足元にあるものに気が付いて、です。
そこから、人生をハッピーエンドに書き替える
ヒントが見つかるでしょう。