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実質“準優勝”だったのは文吾部長こと堤文吾プロか?【麻雀最強戦2024 全日本プロ選手権】

こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。


思えば、この時点ですでに布石は打たれていたのかもしれません・・・


2024年10月13日、麻雀最強戦2024「全日本プロ選手権」が開催されました。

まずA卓に登場した4名は

平良将太プロ
折山貴裕プロ
関本幸樹プロ
堤文吾プロ

です。


ハッキリ言って、僕のような麻雀プロ界隈ライト層では、
一人も顔が浮かんでこない・・・はずでした。


なぜか、堤文吾プロの顔だけはしっかり浮かんでくる。

どっかで見たような…

これはきっと、対局前からすでに打たれていた
「堀慎吾プロと見間違っちゃうアレ」
で、なんとなく意識されて、記憶に残っていたに違いありません。


まあ、これもなにかの縁だし、
堤文吾プロ目線で見ようかな・・・・


あ~、はいはい、顔芸で爪痕残していくタイプね。
OK。



日吉プロにはいい感じに刺さってるっぽいけど、
俺はそんな甘くないぞ?


文吾部長、渾身のドラドラチートイリーチ


あ、チートイドラドラテンパった・・・・


ツモれないとこの表情である
そろそろかな?
ダメか〜


・・・・・・


3枚目のドラが…
関本プロのカン5萬に捕まる


……………


……………


……………


ざけんな電通!チクショウ!


・・・・・すでに完全に堤文吾プロを心から応援していた自分がそこにいました。


気づいたら心を持っていかれていたのです。
危ない。

痛恨の放銃も、「やりますね…」的な表情


ドラ3枚目を掴んでの放銃後にこの達観した表情。

もはやプロ麻雀界で痛恨のこの放銃後にこの顔ができるのは、
二階堂瑠美プロか文吾部長か。
この2人くらい。
そういう領域に来ています。


結果で言うと、この日、優勝したのは川上直也プロという茶師八段のイケおじ。

対局中もインタビュー中も変わらず広く通用しそうな好ルックスで、
しかもそのまま今度最強戦ファイナルにも出られると。

これはもう注目が集まることうけあいなので、
今回いろいろな意味で優勝したのはダントツで川上直也プロで間違いありません。


しかし、準優勝ということでいうと、
やはり我らが堤文吾プロになるのかなと。

・「文吾部長」というキラーフレーズが出た
→今後どこかで再登場したときに「ああ、あの人ね」となりやすい上に、日吉プロのお気に入りフレーズ入りしたことにより、その場に日吉プロが絡んでいた場合に再注目させてもらえる可能性がかなり高い。
また、麻雀界では有名な豊後プロとおなじ読みであるところも覚えやすい。

・イロモノやられ役ではなく見せ場があった
→単純に前半は手が入るもアガりに結びつかず、顔芸も相まってイロモノのやられ役感がすごく出ていたものの、
結局途中で跳満をアガり、予選通過の目をしっかり残して対局自体でも見せ場を作ることができていた。

・見た目と名前のインパクトはやはりデカい
→顔芸を含む見た目と、何度見ても見間違える堀慎吾プロと似通った字面のインパクトは、しばらく色褪せない。次回どこかで、
「ニセ堀慎吾か!」とか言われる可能性もあるが、覚えられていないよりはずっと良いはず。


上記のような理由から、やはり今回インパクトを残したニ番手は堤文吾プロだったと個人的には思います。


関本幸樹プロは得点面では準優勝だったのですが、
今回の闘牌で、摸打の速さと無表情で淡々と打つ姿勢が、
うまく活かされていなかったのが残念です。

例えばA卓突破のときに、
淡々と無表情でバシバシ無スジを切りまくり、
リーチしまくってアガりまくるみたいな、
佐々木寿人プロを彷彿とさせるような展開があればよかったんですが、
全体的に地味めな展開が多く、
単純に無表情で摸打が早い人、止まりになってしまっていた印象です。
せっかくの「イナズマリーチ」も印象的なところで出なかった。

また、インタビュー時はめちゃくちゃ良い人でアタマが良さそうな好青年っぽいのですが、
闘牌時の映りがあまり良くなく、
シンプルに感じが悪い印象でもったいなかったなという感想です。

関本プロって一橋大学→電通という一般人がギリ狙える最高峰の超絶エリートルートを辿っているわけで、
そりゃ実際喋っているシーンが出れば一発で有能感が出るに決まっているんですが、そこと対局中とのギャップが微妙でした。


というわけで、
基本ぼくは放送対局しか見ないのですが、
今後どこかで堤文吾プロの名前を見たら、
「堀慎吾かな?」
ではなく、
「ああ、文吾部長ね!」
といって最初から気持ちよく応援しようと思います。
今回みたいに最初は斜に構えたりせずに。


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