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内川プロ リー棒18本飛び交う熱戦をダントツで制しゴキゲンが溢れ出す【Mリーグ】

こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。


10月3日のMリーグ1戦目は、
3軒リーチが何度も発生し、
リーチ棒が合計18本も飛び交った熱戦を内川プロがダントツで制し、
今季初トップを飾りました。


僕は基本リアタイ視聴ができないので、
必ず1.5倍速で見ているのですが、
3軒リーチ時の日吉実況とリーチエフェクト、
さらにみんななぜか通る無スジをばんばん引いてくるところ、
すべてが噛み合ってめちゃくちゃ良かったです。

ああいうシーンはスピード感がめちゃくちゃ大事で、
まさに1.5倍速視聴が最適速度でした。

通常速度視聴のことを考えると、
どうせ3軒リーチなんだから、
ああいうところでは多少かかり気味にサクサクツモ切りしたほうが盛り上がりそうです。

受ける1名もなるべくサクサク切ってもらって。
まあ三軒リーチならだいたい安牌尽きることもないでしょう。

リーチ時のエフェクトやカメラワークも3軒目は少しスピードを上げるとか、
カメラワークを激しめにするとかするとさらに臨場感が出そうです。




試合後のインタビューは浅井堂岐プロと、当然トップだった内川プロです。


まず、インタビュー前半戦。
初手は探りの平常心モードから入ります。

平常心モードから入る

「はい、ま、トップね、良かったっすね」
的な感じを微妙に残しながらの展開。

まつかよ氏、~日ぶりのトップでしたよね!
の話題でうまく噛み合わず、
前半戦での内川落城に失敗。


しかし中盤戦。
まつかよ氏による追撃が始まる。

三軒リーチでめくり合いに勝ったときの話題を展開。

しっかりと他ニ名の待ちが三面張だったという点をアピールし、
内川落城を狙う。


もうダメです。


結果、速攻落城。


ここから内川プロのゴキゲンは止まりません。

待ち席のラスの人も巻き込んでいくスタイル

終盤戦ではMトーナメントのときにも見せた、
待ち席を巻き込んでのゴキゲンっぷりを発揮。


裏3でインパチ直撃を食らった浅井堂岐プロもこの表情。

ここまでゴキゲンにニコニコと
「俺ら似てるって言われるんだよね!!」
とか言われたら、
裏3の恨みもなんかもすべて許せてしまいそうななにかがあります。


普通、トップとラスの人がいて、
トップの人がヘラヘラしていたらラスの人は「うぜー」とか腹が立ちそうなもんですが、
内川プロの場合はヘラヘラとは違う、
なんかこう
「いや~、良かったですね!」
と言いたくなるような雰囲気がある気がします。

ゴキゲン内川氏のプラスのオーラが強すぎて、
ラスの人の負の感情すら凌駕してしまう、
「うぜー」となる暇すらなくその先へ案内されてしまうという。


ただまあそりゃあゴキゲンにもなりますわと。

ドラフト1位でエースと言われていたのに、
昨年はまったく結果が出ず、
オフシーズンには後輩となる堀慎吾プロとの配信でアドバイスを受ける
ということまでして挑んだ今シーズン。

堀慎吾節ともいえる厳しい言葉も受けながら、
かなり意識改革をして挑まれたことと思います。

なのに最初の2戦は逆連対。

いやいやマジかよってところでやっと気持ちの良い大トップ。


そりゃゴキゲンになりますよと。


もちろん他のチームの選手たちもオフシーズンに色々と練習を重ね、
打ち方を変えて今シーズンに挑むみたいなことをやっていると思うんですが、
サクラナイツのいいところはそれをコンテンツにしちゃったことですよね。

内川プロがついに堀慎吾教官の指導を受けた。
そしてトップをとった、
という流れにより盛り上がりが、
サクラナイツサポーターはもちろん、
そうでない視聴者も
「お、あの配信の結果がついに出たか」
などと感情移入しやすいのです。

やっぱりこういう興行だと、
努力の跡はどこかに発信して残しておいたほうが、
間違いなく応援されやすくなります。

応援もそうですが、
悪手を打ったときにも
「これ、あとで堀さんに怒られそう」
などと、結局注目されるようになるんですよね。

間違いなく現環境においては、
まああまり酷いのは置いておいて、
悪手についてであっても無関心にされるよりは、
「堀さんに怒られそう」
といった形で注目される方が絶対にトクです。
そこからファンに変わる可能性があるので。



それにしてもトップインタビューは各選手色々と個性が出ますが、
やはり個人的には嬉しさを隠さず出してくれるようなインタビューがいいですね。

「いや、ツイてただけです・・・」
みたいな感じになるインタビューもありますが、
嬉しさ全開、のほうがスッキリします。

昨日のニ戦目の醍醐プロなんかもとにかくホッとしたというか、
安堵感から来るような嬉しさがにじみ出るようなインタビューでしたが、
そもそも運要素が大きいゲームなので手が入っていたとかツイていたのは当然で、
それでもやはり嬉しいっす、というのを隠さず出してもらえると見ている方もなんだかいい気持ちになります。



そういえば、今回の内川プロはダントツだったにもかかわらず、
前回のMトーナメントのときと比べてゲーム中の表情がけっこう普通だったんですよね。

Mトーナメントのときはキャプチャすべき特徴的な表情がたくさんあったのですが、
今回はかなり普通でした。
まあ普通が普通なんで普通で全然良いんですけど。

三軒リーチのときとかもっとエキセントリックな表情が見られると思ったのですが、
意外でした。


今回はダントツの快勝バージョン。

次回あたりでギリギリの接戦を制した辛勝バージョンのトップインタビューがどうなるのか、
疲弊バージョンのゴキゲンがどうなるのか、
待ち席を巻き込む体力が残っていない場合はどうするのか。

そのあたりを見てみたいと思います。

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