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【祝 鳳凰位】白鳥プロ推しというと(笑)となっていた世界が今では【麻雀・Mリーグ・白鳥翔】
こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。
この土曜日は、ブラック企業勤めのサラリーマンにとって地獄となる「各月1日」だったのですが、
さすがにこれは見逃すわけにはいかん
ということで、鳳凰位決定戦最終日の対局は上司にバレないよう無音で仕事中も流していました。
最終日開始時点ではかなり接戦模様だったのですが、
14戦目で白鳥プロは大爆発し、
見事そのまま鳳凰位を獲得となりました。
いつもの白鳥劇場をほんの少し期待していた身としては、
白鳥プロを応援しているにも関わらず、
誰かに役満が出てしまわないかとか、
そこを再逆転して優勝したらなおアツいとか、
期待か不安かわからない絶妙な感情だったのですが、
特に大荒れな展開が起こることもなく、
しっかりと勝利を収められました。
白鳥プロの麻雀打ちとしての充実ぶりを象徴するような鳳凰位戦だったと思います。
おめでとうございます。
本当におめでたい。
これまで、謎に2本公開していた
「白鳥プロ推しと言うと(笑)となる」系のnote。
要するに、2024年の前半時点では、
「え?白鳥?あえてそこ行く?(笑)確かに悪くないけど(笑)」
みたいな反応をされることが多く、
これが2024年後半くらいになると、
「あ~白鳥ね!最近めっちゃいいよね~」
みたいな反応や、松本プロのファンなどから
「白鳥マジ神!救世主だわ」
みたいな白鳥信仰的対応を受けることが多くなりました。
別に僕は本人じゃないんですけど。
そこからさらに2ヶ月ほど。
麻雀面では、
Mリーグで5連勝をカマし個人成績も3位まで食い込んでいる状態、
鳳凰位も獲った。
所属団体のほうで調子がいいとMリーグではイマイチになる、
という人が多いらしいのですが、
白鳥プロは両方調子が良く、まさに「脂が乗っている」と言っていい状態です。
内川プロがMリーグのプレイヤー解説時に話していた通りでした。
そして対局以外の活動、
動画出演とか解説とか他業界でのゲストとか、
タレント的、演者的活動でのハイスペックぶりは言わずもがな。
今や麻雀打ちとしての実力面でも、
演者的な面でも、
「麻雀プロ」の総合力的に名実ともに超ハイスペックプロとしてあらためて相当広く認知されたと言っていい状況でしょう。
さて、こんな状況になったこの世界で、
白鳥プロ推しというとどうなるのでしょうか。
実際、地獄のように乱発された今年の新年会において、
麻雀が趣味だと言うと、
けっこうMリーグの話題になりまして。
当然、どのプロを推しているのかとか、
どのチームを応援しているのかとかいう話になります。
「どの選手推してるとかあるんですか?」
田ノ倉:あ~、白鳥プロですかね~
Aさん「ああ、最近めっちゃ強いですもんね~。なんかMリーグじゃないところでのタイトルもとれそうなんでしょ?」
Bさん「あ~!最近あいつホント調子よくて、風林火山ファンからしたら天敵ですよあいつは。瑠美さんを悲しませないでほしい(切実)」
Cさん「もうホント助かってる~!うちのマツがね、ちょっと今ダメだから、ほんと翔ちゃん様々って感じ!(熱狂)」
Dさん「はいはい、まあやっぱそのへんっすよね(笑)。僕は堀と太がやっぱ全体的に1枚2枚上だと思ってますけど、白鳥も相当仕上がってますよ(上から目線)」
上記は実際に新年会と忘年会での反応の一例です。
1年前とは全然反応が違います。
どうでもいいですが、雀荘でも飲み会でも松本プロの熱狂的ファンとの遭遇率が高いのは何なのか?
そもそも、忘年会とか新年会で、
Mリーグの話題になる率が1年前とくらべて体感かなり上がりました。
視聴数ってそんな増えてるんだっけ?
むしろ横ばい?とかそんな話をどっかでみた気がするんですが、
とにかく体感的にはMリーグの話題が雀荘以外で出てくる機会がかなり増えた。
ちなみに、飲み会において、
40代50代くらいの方から圧倒的人気だったのは二階堂瑠美プロ。
20代30代くらいの方から人気だったのは佐々木寿人プロでした。
年末年始にかけて、
あたらしいフリー雀荘もいくつか開拓しました。
その時にも当然Mリーグの話題になりまして。
陽気なメンバー「Mリーグね~、誰のファンなんです?」
田ノ倉:白鳥プロですかね。。
店A「はいはい、最近めっちゃ多いっすね~(笑)。なんかめちゃくちゃビジュアルとか意識してる感じですけど、意外と女性より男性ファン多いっぽいっすけどね。なんか理屈っぽいから男ウケのほうがいいんすかね?」
店B(どっかのプロらしい)「白鳥ね!今めっちゃいいでしょ!いまのMリーガーの中で一番バランスよく打ててると思うんだよなあ(遠い目)。ほかはいないの??」
店C「え、ああ、まあ今すごい勝ってますからね~(笑)、なんか他に、強いからとかじゃなくてキャラ的にとか打ち方的に好きなプロとかいないんすか?」
そう、これなんですよね。
いま目立ってるから名前出してるんちゃう?
みたいに思われるようになってしまったっていう。
目立ってるからというか、
例えば「ONE PIECEでどのキャラが好きですか?」みたいな話になったときに、
ルフィとかゾロとかサンジとか答えちゃう感じになってる気がするという。
そこはまあ鉄板として、他にいないの?話広げられるようなさ、っていう。
今までだったら、
「白鳥プロ?(笑)おー、そこ行く?」
となり、話広げられるタイプの答えになってはいたんですよね。
それが今では、殿堂入り感?
っていうんですかね?
鳳凰位ともなれば、さらに殿堂入り感がすごくなりますよ。
これちょっとモヤッとしますけど、
よく考えたら、この変化がたった1年足らずで起こってるって相当すごいことですよね。
最初の
「白鳥?(笑)あ、あえてそこ行く?」
みたいな反応が多かったっていうのが、
ここまでMリーグをずっとやってきた上での世間の反応だったわけで、
それをたった1年足らずのうちに、
完全に実力だけでひっくり返したという。
魚谷プロのときも思ったんですが、
白鳥プロとか魚谷プロみたいな30代後半のベテランプロの方たちって、
なんか大きな麻雀の大会とか番組とかがあると、
だいたいいるんですよね。
当然のようにいる。
いち視聴者からすると、まあいつもいるよね、くらいのもんなのですが、
実際こういうふうに最前線で長いこと活躍できるって、
かなりすごいことで、しっかりフィーチャーされるべきことだとは思うのです。
実際、魚谷プロが契約満了になってしまったときの反響って、
おそらくチーム側の想定を遥かに越える大きさだったのではないかと。
安定していつも最前線のフィールドにいるから、
あえて名前を出して応援するというほどではなかったけど、
いなくなったときにその喪失感に気づくという。
白鳥プロもけっこうそういう立ち位置に近いプロだと思っていまして、
わりとみんな好きなんだけど、
例えば新しく入ってきたMリーガーとか、
色々な意味で目立つ人をイチオシにしていて、
SNSとかでよく名前を出すのはその人なのですが、
当然のごとく魚谷プロとか白鳥プロはちゃんと好きですよ、
当たり前じゃないすか、みたいな支持のされ方というか。
そういう中で、たまたまチーム状況の問題もあり、
Mリーグで活躍がひときわ目立っている、
さらにそこに加えて鳳凰位まで獲得。
いま全Mリーガーの中で最も高いのではないかと思えるくらいの注目度を持っていると思われる状況に。
麻雀プロとしての立ち回りとか対局以外のところは大して変わっていないと思うので、
純粋に結果だけでここまでの状況に持ってくるというのは本当に素晴らしいことだと思います。
何度も言いますが、1年弱前に何の気なしに書いたnoteの状況が、
1年足らずでここまで一変するとは思いませんでした。
当時は
「白鳥?(笑)あ、そこ行くか~」
みたいな感じだったのが、
「白鳥?(笑)あ、そこはまあ鉄板だから、他には・・・」
みたいな世界になり。
結局(笑)されるのは変わらないのですが、
その(笑)の性質がすごく変わった印象です。
いい意味で空気のような、いつもいるよね、当然いるよね、
というような存在であるアラフォーベテランプロが改めてここまでフィーチャーされるのは本当にすごいことで、
たぶん、運も雀力的な調子もめちゃくちゃいい状態にあるんだと思います。
このまま、
ボーダー争いとかいう枠で収まらず、
セミファイナル、ファイナルまで視野に入れ、
さらにはMVPまでこの勢いでブッちぎって行っちゃってほしいところです。
鳳凰位になったということで色々な面で一区切り、
という感じになってしまう部分もあるのかな?
と思っていましたが、最後のインタビューでは優勝したにもかかわらず反省点を口にしており、
長年の目標であるタイトルを得ることができたのに、さらに先を見ていることがわかりました。
一区切りしちゃうのかな?なんて思った自分が恥ずかしい、
これこそプロの姿勢だというのを見せつけられました。
新鳳凰位・白鳥プロの快進撃はまだまだ続きそうです。