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白鳥プロ推しと公言して「(笑)」されていた男はいま【麻雀・Mリーグ・麻雀日本シリーズ2024】

こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。

フリー雀荘の待ち席とか、
代走いないとき同卓者のトイレ待ちとかで、
他の客と世間話しなきゃいけないときありますよね。

そういうときに40%くらいの確率で
「Mリーグ見てます?」
という話になり、見てますというと
「どこのチーム推してます?」
となります。

とくに推しチームはないんすよね、
と答えると、じゃあ個人は?となります。

Mリーグの話になるのは40%くらいですが、
いったんMリーグの話になると、
ここまでたどり着く確率は80%くらいある感覚です。


ぼくは以前から、
好きな男性Mリーガーはと聞かれたら白鳥翔プロ、
好きな女性Mリーガーはと聞かれたら東城りおプロ、
と答えていました。

東城プロはMリーガーではなくなってしまいましたけど、
「いやホントあれ残念でしたね~」
『でも新しく入った二人頑張ってますよね』
みたいなやりとりで数ラリー保つのでそれはそれで重宝します。


で、以前noteも書きましたが、
好きな男性Mリーガーは?
と聞かれて白鳥プロと答えると、
ちょっとだけ「(笑)」みたいなリアクションされる方多いんですよね。
「あ、そこ行くんだ?」みたいな。

このnote書いて以降の話ですが。
とあるメンバーから言われた衝撃の一言は、
「白鳥すか?玄人感出してきますね~!」
でした。
一見の、会って数分の客になかなか煽ってきよるわ。
さらに
「田ノ倉さんだと服の趣味合わないっしょ笑??」
とか言ってくる。

付き合いたい人を選ぶみたいな話じゃないんだが??
つーか明らかに仕事用のジャケパン姿の一見客になんてことを言うんだ。



メンバーだと麻雀プロやってる方とかもいますが、
「白鳥嫌いってひとほとんど見ないけど、逆に一番に白鳥挙げる人も始めてみましたわ(笑)。まあ実際上手いしね。華もあるし」
とか言われたこともあります。


上記noteを書いたくらいの時期はそんな感じだったんですが、
最近けっこう風向きが変わってきまして。


顔見知りのいる雀荘に行くと、
「白鳥最近いいじゃん!やっぱ上手いわ」
とか
「ABEMAS調子良くなってきたじゃん、1日1鳥で毎回白鳥出しときゃセミファイナルいけんじゃね?」
とか言われます。

昨日は
「いま松本キツいからさ~、白鳥マジこのまま頼むよホントにさぁ~」
と言われました。
それはほんと俺に言われても知らんけどね。


最近よく行く雀荘はやや場末気味で、
ちょっとヤンチャっぽい客が多く、
やっぱり見た目もキャラも雀風も松本プロがハマるって人がたくさんいて、
男女問わず松本プロ人気が高いのです。

そんな松本プロが大不調、
チームもかなり厳しい状況の今シーズン、
まさかの三連勝などをカマしABEMAS復活の光明となった白鳥プロが神扱いされてきています。

四連勝なんかしたら大変なことになりそう。

これまでだとこういうとき多井プロが松本プロの不調をカバーする、
みたいなムーブになりそうなもんでしたが、
今季は多井プロも調子が良くないので、
より一層「白鳥崇拝」がすすんでいます。


「たしかに白鳥うまいわ、俺もわかってきたよ。でも田ノ倉くん、あの内容わかるの?」
「今季の白鳥は面白い、お前麻雀弱いくせに見る目あるな」
とかいうディスりを経由した謎の迎合すら発生する始末。

これまでの「あ~、白鳥ぃ?(笑)」から、
随分風向きが変わってきました。

「あ!白鳥ファン!?ねえ、ひよこあにきの中身って結局誰だったの??」
みたいな人もいましたけど。
ファンだからってそれは知らないし、
知ろうとしてはいけない。
空気を読んでほしい。


昨日も自称プロの客打ちの方(本当かどうかは知らない)に同じような質問をされ、
白鳥プロと答えたところ、
「え~、わかりますぅ~、白鳥ねえ〜、いますごい脂のってますよねぇ~、ABEMAS救ってって感じだし、Mじゃない対局も成績いいですもんねぇ~」
と非常に好意的な反応でした(男性の方ですよ)。

なんか、今だから白鳥の名前出してるみたいな感じに思われた感ありますが、まあそのへんはいいでしょう。

ところで相変わらずプロの人もみんななぜか「白鳥」と呼び捨てなのは謎です。
他の人の話題だと「元太さん」とか「滝沢さん」とかちゃんとさん付けするんですけどね。
謎です。
あ、あと、渡辺太プロも「太」と呼び捨て率高い印象あります。


今日の麻雀日本シリーズも、
なんか視聴方法がよくわからなくて、
最後だけ取引先で見せてもらったんですが。
たぶん、何半荘目からはメンバー限定とかだったんですかね?
白鳥プロは決勝まで残っていたわけです。

んで、オーラスに優勝条件まで入れたリーチをかますところまで行ったと。

そもそもちゃんと現実的な条件まで持っていてオーラスを迎えるところが見事で、
さらにやっぱり最後の最後まで「やりそう感」もあれば、
「無理そう感」も五分五分であって、
それがやっぱりたまんないですね。
なんかよくわかんないですがフリテンリーチになってるってのもいい。


麻雀日本シリーズは結果としてはあと一歩というところで残念でしたが、
この分のツキはMのほうにまわしていただいて。

ABEMASが厳しい状況にある中で、
その中で連対を続けている白鳥プロは、
少なくともぼくのまわりでは評価が鰻登りです。
ツくツカないはあるにせよ、
こういう状況の中で自分の麻雀に自信を持って安定して打ち続け、
しっかり結果も出しているのは素晴らしいことだと思います。

白鳥プロクラスの30代ベテランプロ勢って、
人気も実力も安定しすぎていて、
どの舞台にも「いて当然」みたいな感じで、
なんだかちょっと軽視されがちというか、
話題を後回しにされがちな傾向にある気がするんですよね。

魚谷プロがMリーグを去ったときに、
魚谷ロスを表明する人がわらわらと出てきたのがいい例で、
「いて当然」みたいな感じで色々な舞台にいる人って、
もちろん、競合プロの中で総合的に高レベルの力があるから、
“あえて選ばれて”そこに毎回いるわけで。
もし急にいなくなったら相当ざわつくくらいの影響力は本来あるはずなんですよね。


今回、ABEMASがこういうチーム状況になったからこそ、
図らずも白鳥プロがフィーチャーされる形になり、
改めてその実力が再認知されるような感じになっています。


相変わらずチームのマイナス状況はなかなかきついですが、
一時期を考えれば相当返済してきています。
そして、白鳥プロ個人でいえば、間違いなく流れキテます。
とくにファンじゃなかった視聴者にも、充実度が伝わってる感じです。


ここから流れに乗ってさらに4連続、5連続、6連続・・・と連対キメてぜひセミファイナル進出を果たして欲しいところです。

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