知っておくべき守備派雀聖1の実態【リアル麻雀・雀魂・フリー雀荘】
こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。
※本記事は有料記事です。そしてフィクションです。
有料の基準については下記参照。
「守備派雀聖1」は現状過大評価か?
麻雀の実力を測る指標として、
ネット麻雀の天鳳や雀魂の段位が使われることがあります。
とくに雀魂については、天鳳と比べて取っつきやすさがあり、
多くのライト層を麻雀の沼に引きずり込むことに成功しています。
そんな雀魂において、
最低限の雀力がある、と判断されるラインが「雀聖1」なのかな、
というのが肌感としてあります。
また、実際に大会などで早めに終わったときに、
初めてあった人から
「ちなみにこれ・・・何切ります? あ、その前に雀魂やってます?雀聖?」
と露骨に聞かれたことがありますし、
それ以外でも
「雀魂やってます?」
からの
「段位どのくらいです?」
ときて、雀聖ですと答えたら
「ちなみにこれ、何切ります?」
とくる。みたいな流れを食らったことは枚挙に暇がありません。
ネット上でも、雀聖をまず大きな目標として掲げてがんばっている人はけっこうよく見ます。
実際ぼくも、その「麻雀談義の足切り」を受けるのが嫌で、
雀聖1までなんとか上がりましたが、
そこからはもう回線落ちの恐怖に怯えるのが嫌で、全然やっていません。
あと、これ以上昇段する未来が見えません。
ただこれ、実際にそのボーダー上にいる人間の感覚からすると、
もうちょっとズレてきているな、と。
ネット麻雀で初心者を多めに流入させることに成功しているということは、
相対的に下位層が増えているわけで、
そうなるとある程度の腕前でも段位を上げやすい環境になるわけです。
それに加えて自分の腕前を考慮しても、
一昔前のような「雀聖ならとりあえず安心」というところからは乖離してきてるのではないかと。
正直いま、雀聖1というのはたいしたことないのではないか?と。
また、ネット麻雀から入った人たちにとって、
そのネット麻雀の中でのルール上におけるある程度の自分の立ち位置や成績は当然わかるわけですが、
例えばフリー雀荘などリアル麻雀をやるにあたり、
自分のいまのネット麻雀での成績・段位ならどのくらいの成績を残せるものなのか、というのはひとつ気がかりなところだと思います。
先に少し結論を言ってしまうと、Mリーグルールがメジャーとなってきたリアル麻雀の環境において、
とくに守備一辺倒で段位を上げてきたタイプの雀聖1は、さらに価値を落とします。
そして今回は実際に雀聖1の人間がどのくらいの実力なのか、
リアル麻雀でどこまで通用するのか、
実際にぼくのフリー雀荘での実戦結果も紹介していくのでそれを踏まえながらひとつのモデルケースとして参考にしていただければと思います。
ひとつ注意していただきたいのが、
今回はぼくのようにラス回避重視、完全守備型の打ち方で雀聖まで無理やりたどり着いた打ち手だけが参考になるものだと思います。
雀聖1とか2くらいまでだと、
しっかりした実力のある人なら、ラス回避に傾倒しなくても十分に到達できるラインです。
こういうタイプの人はまた、リアル麻雀においても僕のような守備派とは違った結果になるはずです。
守備派雀聖1な私の雀力(基礎編)
客観的に基礎雀力を示す指標が思いつかないのですが、
例えばアプリ版のウザク式何切るのランダム10問をやったりすると、
平均6点~7点くらいのイメージです。
そもそも基礎力が足りないうえに、
仕掛けられるかどうか?を重要視しすぎる傾向にあり、
仕掛けが視野に入るが平面何切るでは次点、みたいな誤答をしてしまうことが多い。
あと、こうしたほうが出アガりしやすいのでは?
という選択を取る傾向にある。
選択基準が全体的に古い。
現代の戦術と合っていない。
鳴けば早まると思っている。
このあたりの基礎雀力がもう少し高いと、
後述しますが和了率や立直率を高めることができ、
成績アップに直結する気がします。
またこれも後述しますが、
この基礎力不足のせいで、リア麻では相当足を引っ張っております。
守備派雀聖1な私の実態(雀魂データ編)
ラス回避重視、放銃回避重視と謳っているぼくの雀魂でのデータはこちらです。
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