選手が決勝戦後弁明POSTしなければいけない放送内容はどうなのか?【本田プロ2着確和了問題】Mトーナメント
こんばんは。
場末フリー雀荘出身の田ノ倉です。
※本記事は有料になっています。
有料の理由は他の記事と異なり、万が一の場合に内容の流布を防ぐためです。
今年もMトーナメントは散々楽しませてもらいましたが、
今回は決勝戦をプチ場末のフリー雀荘で打ちながら観戦していました。
最終戦のメンツは、
小林剛プロ
杉浦勘介プロ
本田朋広プロ
松ヶ瀬隆弥プロ
でした。
初戦は小林プロトップからの、
2戦目序盤の展開的にも
「これはコバゴーか?」
な空気が流れる。
しかし2戦目南場に入り
「勘介あるぞ!」
と盛り上がりはじめ、
ラス前の小林プロマンガンツモ和了で
「やっぱコバゴーか~」
「いや勘介もハネツモ逆転でしょ、あるよこれ」
と、客たちは麻雀そっちのけでモニター画面に注目しはじめました。
それにしても杉浦プロを応援する人がぼくのまわりにはけっこう多かったですね。
現役プロの方とかも、
「勘介」
と呼んでみんな応援していました。
明らかに年上のプロからはまあ昔から可愛がられているんだろうなという感じが今回のMトーナメント以外の場面でもよく見られる杉浦プロですが、
明らかにアンタ年下でしょ、っていうプロの方からも
「勘介がんばれ!」
と勘介呼びで応援されていました。
まあ場末なので呼び捨てだろうがどうでもいいんですけど、
なんとなく杉浦プロは麻雀プロの間では人望が厚いイメージがあります。
全自動卓をガンガン稼働させながら見ているので実況解説はあまり聞こえないんですが、
表示される内容でだいたいの逆転条件はわかります。
ただみんな杉浦プロの逆転条件にしか目が行っておらず、
本田プロの条件をあまり見てなかったんですよね。
松ヶ瀬プロはラス親なのでひたすら連荘するのみ。これはわかりやすい。
そんな中でオーラス1本場。
いきなり本田プロがリーチをかけ、
2戦目トップ目の杉浦プロから倍満の出和了。
本田プロは親ではないので、
これでゲームセットです。
よく条件を見ていなかった僕たちは、
子が出上がりした→条件満たしている→本田プロが優勝
と判断し、
「うわー!本田だった!」
「まさかの本田だわ!」
「倍直条件だったのか!」
と大盛り上がり。
しかしその後の実況解説の内容や、
インタビューの映像をみて、
「・・・・・え??」
となったわけです。
結局優勝は小林プロだったと。
本田プロは総合二位でしたと、
そういう話なんですが、
「え?2着確でアガったってこと?」
「2着って意味あんの?」
などなど、変な空気になってしまいました。
一応、なにか聞きそびれているのではないかと思い、
ちゃんと一人で決勝戦の放送を最初から最後まで見たのですが、
今回のMトーナメントに関して、
2着3着に賞金があるとか、そういう明言はまったくありませんでした。
となると、準決勝卓までの
“上位2名に確実に残れない和了はしない”
(最悪でも一発・裏ドラ条件を満たせば上位2名に入れるという手組をする)
という完全条件戦になる2戦目オーラスに慣れまくっていたMトーナメント視聴者たちは、
本田プロが決勝戦のオーラスで出和了した時点で、
ちゃんと条件を見ていた人は
「え?」
と思うでしょうし、
(本田プロの優勝条件は小林プロから役満直撃もしくはダブル役満ツモ・他二名から直撃)
よく見ていなかった人は、
「本田プロ優勝!」
と思ってしまうでしょう。
これで総合二位、ということになると、
ちょっと微妙な雰囲気が漂うことは間違いありません。
そしておそらくそれを察したであろう本田プロが、
放送当日の27時ごろにX(旧Twitter)で総合2着確定和了についてポストされていました。
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