真価が問われるのは、とっさのとき
動けなかった過去
かなり前の話になるがうちの職場の店舗で買い物中の20代ぐらいの女性が倒れた。
周りの方から教えてもらい走って現場へ。
仰向けで倒れており、意識もない。
とりあえず、焦る気持ちを抑えてまず救急車を呼ぶ。
従業員に、救急車の誘導や、毛布の準備をお願いする。
人も多い。倒れた方が女性でスカートだったこともあり目隠しも含めて毛布をかける。
しかし、意識がない方にどういう処置をしていいかわからない。
女性のいうこともあり、後になっておもうと、
確実に躊躇していたのだと思う。(反省)
救急の方が来られるまで声かけぐらいしかできなかった。
幸い意識を取り戻したので、念のため病院にいくことにはなったが
何もできない自分がいた。
もし、万が一のことがあったら一生後悔していたと思う。
それからの行動
いままであまり意識してなかったが、救急救命の講義を受けにいく。
AEDの使い方、救急救命の流れ、心肺蘇生など学んだ。
乳児や幼児の対処も勉強になった。
自宅で何度も学んだことを反復した。
いざというときに動けるように。
助けられる命を助けたいと思う。
自分の身近で起こる可能性はある。
もちろんそのようなことが起きないことが望ましいが
何かが起きたときに、とっさに動ける人間でいたい。