台車を自作する 上 ーKATO製の台車を改軌して使うことの欠点ー
これまでは、以前述べたようにKATO製の台車を改軌して使っていましたが、それにはいくつかの欠点があることに気がつきました。
1.KATO製の台車を改軌して使うことの欠点
1.1 価格が高い
今までも、1番安いと思われる台車を使っていましたが、それでも2軸車両の場合、1両当たり100円程度かかっていました。
ペーパーやプラ板、レーザーカッターの電気代など、ボディの部分はおそらく全て合わせても10~20円くらいでおさまっているのに、台車で100円ほどかかるのはどうなのか、ということです。
1.2 車輪の直径が大きい
普通のNゲージの車両を作るときはあまり気になりませんが、この台車の車輪は直径が大きいです。
このため、小型車両を作るときに、車高を下げてリアリティを増すことができなくなってしまいます。
1.3 軌間4.5mmに対応させるのが難しい
さきほどの記事の改軌方法だと、軌間6.5mmが限界で、4.5mmには対応できません。
今後、軌間4.5mmにも挑戦してみたいので、そのためには別の方法を考えなければなりません。
1.4 走る必要はあるのか
今のところ、レイアウトを作って車両に動力を入れて走らせるようなことは全く考えていません。
つまり、ディスプレイモデルということです。
そのような状況なのに、走らせるための台車を装備する必要はあるのだろうかということです。
2.結論
KATO製の台車を改軌して使うのは、難易度が高くなく、お手軽ですが、これらのような欠点があることが分かりました。
次回からは、それらを解消できるように、台車を自作してみます。