障害者より不幸?【アレルギー体質】
病気は薬で治せるが体質は直せない。
■花粉症の不幸:甘え扱いされる
・カゼ=周りの人が心配する
・花粉症=心配されない
(心配されても作業はいつもどおりにさせられる)
[へえ、花粉症なんだ、大変だね。]
花粉症の人に気をつかって
[大変なんだね]くらいは言う人はいるが、
だからといって
・社会人なら業務を減らす
・学生は部活の練習を少なくする
そんなことしてくれない。そういう面での気遣いはホトンドない。
優しさのない人だと
[たかが、鼻水出たりクシャミ出るだけだろ。]
[それで、作業のスピード落ちるのは甘えだ!]
みたいな、
辛さに全く共感してくれない
■なぜ共感しない人がいるのか
花粉症にかからない/症状が軽い
↓
花粉症の辛さがわからない
↓
花粉症の人の辛さに共感できない
あああ
共感できないんじゃ花粉症の人は言われ放題じゃ・・・
しかし、花粉症じゃない人の考え方次第で気はつかえる。
■共感できなくても、気は遣える
・相手の顔色や雰囲気を見て辛さを想像
・くしゃみしたり鼻をすする時間を自分も作業できない時間で考える
・花粉症の損失データを確認する
■花粉症の辛さ:休ませてくれない
重度の花粉症で病院で検査した結果がヤバい!
私は常人の”100倍以上”も
花粉に対するアレルギー反応
があった!!
それくらいヒドイので
カゼより、花粉症のほうがキツイ
それなのに、
・カゼ(風邪)での欠勤は認められる。
・花粉症での欠勤は認められない。
■花粉症は死ぬほど眠い
花粉症の症状が出て無くても眠い私だが、
花粉症の時期はさらに眠い
▼花粉症と眠気
・花粉症の薬が眠気 誘う
・目がかゆくて目を開けるのがツラい
・涙が固まりマブタ開けにくい
ちなみに私は、
花粉症の薬飲んで運転したら、
ウトウトして事故りかけた。
※現在はアレグラなどの眠気の少ないものを飲んでいる。
■花粉症というハンデを持ちながら健常者と競う
▼花粉症の業務上の負荷
・くしゃみでの体力消費
・鼻水かみなどの体力消費
・眠気
・目がかゆい
・肌がカサカサになり痒くなる
※肌のカサカサは私の場合 出る症状。個人差あり。
※クシャミは一説では100M全力疾走並にカロリーを消費するとか。科学的な出典が見つからなかった。
■障害者との違いは
健常者と同じ土俵に立たされること。
花粉症で疲れ切ってダルいとき、
[シャキっとしろ!]と怒られる。
■障害者認定されてる人は?
障害者認定されてる人に対しては、
それ用の雇用が用意されている
足が不自由な人に
[シャキっと歩け!]
と怒る人はいない
■健常者の倍疲れるので精神的にキツイ
花粉症を患うものが健常者と競うということ
つまり、
小学生が大谷翔平とホームラン競争するみたいな、(技術面も当然として)体格的に9割9部勝てない勝負。
それと、同じく
花粉症の人間と健常者が、同じ仕事をこなすと、体質的に勝つことは難しい。
中には健常者に食らいついている人もいる
しかし、その人の生き様は
[疲れ・痒み・集中力の低下]を
精神力で抑えて無理している苦行。
勝てたとしても、
精神面の疲労はハンパない。
精神的に徐々に蝕まれている。
■この記事が広まり、優しい人が増えてほしい
▼この記事の意義
・境遇の辛さ
・健常者との比較
・カゼとの扱いの差
・業務への支障
↑
これらを明確に示せたと思ってます。
▼注意
障害者の方々やそのご家族も辛いはずなので、それに関しては承知で、この記事のタイトルは目を引くための誇張表現。
ただ、
障害者認定されない痛みを日々抱えてる人がいるということを知っていただきたい。
少しでも花粉症でツラい人へ手を差し伸べる人が増えてほしいと願います。