Xデザイン学校大阪校分校ベーシックコース#02オブザベーション

今回はオブザベーション(観察法)を学ぶ。サービスを作るために調査を行うが、ここがダメだと全てがダメになってしまう大切な所。

自分が参加して実感する(参与観察)、対象社会に入って観察する(オブザベーション)、対象社会に入って質問する(エスノグラフィックインタビュー)の3つが質的調査と呼ばれる。

客観的なデータを集め、全てのデータを揃えてから判断する。集める方法は場合によって選択するがそれは熟練しないと難しい。初心者は1つ覚えると何でもそれを使ってしまう(自分がやりがち)。

観察してみる

実際にゼリーを食べる人を観察する。被験者の行動から気になるところを上げていくと、フタを開けるときに汁で手がベタベタ、果物が大きくて落ちる、ゼリーが回ってしまう…、と困っていそうな事ばかりに注意している。

実際に感情曲線を描いてみるとプラスの部分が多くマイナスが少ない。ゼリーを食べる事は喜びが多いという事がわかる。

「製品の改善」というお題に対して知らず知らずのうちに「悪いところの改善」を想定している。悪い癖だ。自動的にこんな思考になっていないかとクリティカルシンキングを行うことが必要。

改善案を考える

感情曲線を見てみると高いところと低いところが目立つ。そのうち、全員が共通するところがインサイトだと考えて3箇所抜き出した。
落ち込んだところと上がったところのどちらを改善するかで意見が分かれ。再度購入の機会につながるか(購入しなくなる内容か)というところに着目して、今回のチームとしてはフタの改善を選択する。

結果としてこれはUX(体験価値)を学んでいるのにUI(見た目)に注目してしまったので間違った選択だとわかった。観察したゼリーそのものに囚われているので、利用シーンを把握して概念化しリフレーミングするとよいとのことであった。

根本的なところの理解ができていなかった。再度復習して次回に臨みたい。


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