外化は想いを具体的な形にするツール
9回目のXデザイン学校(ベーシック)。今回は最終回プレゼンに向けてスライド作成とアクティングアウトの同時進行を行った。
ここに来て目を見張るのはメンバーの活躍。みな第一線で活躍しているので資料作成がサクサク進む。凄い。シナリオ作成チームになったが資料づくりがどんどん進んでいく中でシナリオのセリフをそのまま使用するつもりで過ごしていた。場面は想像つくし、セリフもちゃんとある。だからできるだろう…。でもそんなことは甘い考えだったことがわかる。いざ配役や場面の流れを考えたときにメンバーそれぞれが具体的にどう動いていいのか分からない。やってしまった…。思い込みで行動していてはいけない。外化が基本だ。
仲間に助けられて資料が完成しアクティングアウトの練習をしていく。セリフを読みながらその場面を想定しながら動いていくとシナリオにはない表現が加わったり、どう表現したらよいかわからない部分が出てくる。前回のストーリーボードでも体験したが意識から外れている部分は演じてみると分かっていないことがよくわかる。それと、アクティングアウトは単に今までの流れの延長線では無いこと。どの場面をどう表現するのかを明確に意図しないと伝わらない。想像していたよりも難しい。粗くてもとにかくやってみる事でわかる…こういう事か。
今回は発表がない。そんな雰囲気であった。ところが最後の最後で2〜3チームは発表できるということになった。躊躇して周りを見回すが、すぐに手をあげて動いたチームがあった。アクティングアウトでは配役になり切ってスムーズに動きを演じていたり、自分たちのサービスのポイントを伝えていた。事前の準備と積極的に外化して修正していく前のめりな行動力を見習いたい。