WXデザイン学校大阪校分校ベーシックコース#03ビジネスインタビュー②
今回はビジネスインタビュー。
ビジネスモデルキャンバスの説明を聞いた後、企業様にインタビューが行われる。この時、スライドを見ながら情報を書き漏らさないように必死にメモしていた。これではインタビュアーの視点を考えておらず単なる作業(メモ)をしているだけであった。自分自身が行うべきことは顧客が認識できていない情報をここは何でこうなのか、ここはどうなのか、と問いかけて深めていくことであった。
As isを考えるために顧客企業を分析していく際にメモで書いた内容をそのまま用いようとしていた。でもチームメンバーは同じことを「〇〇という技術」と表現する。専門性の違うメンバーが揃うことで、自分にはない技術視点に立った視点を得ることができ新鮮だった。自分もチームに参加することで何らかのプラス要因を加えることができないといけない。
To beを考えていくにあたり発表内容に「〇〇屋さんから□□屋さんへ」という課題が出される。これには今回の内容と初回講義の概念化が必要だと思った。しかし、チームでビジネスモデルを考えていくがうまく内容がまとまらない。どうしてないのかと講義内容を思い出していると、「企業はダブルダイアモンドの右側(できること)から考えがちであり、左側(ビジョンやビジネスモデル)から考えることをしない」という言葉を思い出す。しかし、元々のビジョンやビジネスモデルから生み出される強み(ブランドなど)が理解できておらずそこから先に進めることはできなかった。付け焼き刃の能力では太刀打ちできないことを実感する。日々の学びが必要。
今回衝撃を受けたのは「真っ先に考えないといけないのは得意技を捨てること」という言葉。これは何度目に聞いたのかと思うような状況だが、今回はかなり新鮮だった。チームでアイデアが出ない。現状の案からは離れた方が良いのかどうかも決定的な要因がない。そんなことで悩んだ後で聞いたからかもしれない。まさに目から鱗であった。
これを聞いた直後に思ったのが、じゃあ別の企業でも得意技を捨てた時はどうなるのか、さらに部署や人レベルでも応用できるということ。今更ながら改めて凄い考え方だなと感じた。