今日もせっかち、いえいえ正常運転です。
今日はショートステイ勤務。
シフトは遅番の11:00〜20:00の予定でしたが、人員配置の調整で9:30〜18:30勤務に変更に。
8:40分に家を出て、マンションの外廊下を歩いていると、実家のベランダに父の姿を発見。
同じマンションの別棟に私の家族が住んでいる。別棟は駐車場を挟むように建てられていてる。
今朝の見張りのターゲットは私ではない。
この時間の出社は稀れなケースで父にとっても想定外の筈だ。
今日は母がデイサービスに行く日で、父はまさに母を迎えに来る送迎車を待ち構えて居るのだ。
デイサービスに通い始めたばかりの頃は、マンションのエントランスに母を連れ立ち今か今かと送迎車を待っていたとのこと。
元来、母はデイサービスに通うことは消極的で、行かなくて済むのに越したことはないと思っている。
それ故、マンションのエントランスと言えど、父のせっかち時計に合わせて外で待つのは酷である。
送迎を担当している職員さんにとってもそれは、プレッシャーにしかならない。道路事情もさることながら、ご利用者さまのトイレ事情、ご利用日の勘違いで支度が出来ていなかったり、不在だったり…で想定外に起こることがあるので…暑さ、寒さ、雨風を凌げる安全な室内で待っていて欲しいと切に願う。
同業者としての心の叫びである。
なので父には家で待つようにお願いしたのだ。
インターホンが鳴ってから出れば大丈夫だと。
それ以来、家で待つようになったのだが、やはり父は父である。
家の中という約束は守ってくれているが、ベランダ先に出て、送迎車がやってくるのを見届けないと気が済まないらしい。
駐車場で父に見つかり、私は車に乗り込む前に手を振って見せると、父も軽く手を上げた。
車を走らせ5分後、母の通うデイサービスの送迎車とすれ違う。5分後に、インターホンが鳴るに違いない。
父はあれから10分…ベランダで送迎車の到着を待っていたのだと思う。
それで気が済むのなら、良しとしよう。
それだけ父が元気であるとうことなのだ。
メイプル楓さま…今日もステキなイラストを使わせていただきました。いつもありがとうございます。