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#020 【解説】世界的いじられ大富豪・Drakeの「In My Feelings」とは?

投稿者  : 松(OILSPOT)

ご紹介曲 : In My Feelings / Drake

リリース : 2018年


こんにちは!
今日は世界で大人気、ドレイクの曲をライトに紹介します。

●ドレイクってどんな人?

世に出たのは2001年頃からで、元々は俳優として活動していたドレイク。

2006年に音楽活動をはじめ、ミックステープを作っていた彼に、大きな転機が訪れるまではそう長くありませんでした。

当時圧倒的センスとハードワークを武器にアメリカを虜にしていたリル界のドン、リル・ウェイン様の目に止まることになります。

2008年にリリースされ、爆発的に売れたリル・ウェインの「tha carter iii」のツアーに参加したドレイクは一気に知名度を上げ
翌年自身がリリースしたミックステープ「so far gone」は大きな話題となりました。

それからのドレイクは順調続きで、特に2016年頃からは、ダンスフロアのアンセムとなるような名曲をたくさんリリース。
今ではTikTokなどのSNSでも使われまくっており、まさに現代を代表するアーティストの一人、なわけです。

そんな彼の代表曲の一つでもある「in my feelings」の個人的なポイントは以下の3点!


1.SNS戦略とダンサブルなビート

この曲が大流行した秘訣は、なんといってもSNS戦略。
ハッシュタグ「#inmyfeelingschallenge」と付けて、自身のダンス動画をアップする若者がたくさん現れました。

正直スマホを見る時間のうち、SNSってかなりの割合を締めていますよね。
そんな現代の中で、ノりやすいビートとPVの印象的なダンス動画を武器に世に広めていくという手法は、かなり賢いなあと思います。

音楽も単純なクオリティだけじゃなく、話題性も重要ってことですね。

2.人種・性別を超えたターゲット層

そして歌詞もかなり分かりやすい!
思い切り歌い上げるわけでもない、まさに現代的なチルでイージーなフックで、誰でも口ずさめるのが特徴的です。

また彼自身はアメリカではなくカナダ出身ということもあり、コテコテなヒップホップの世界より更に広い層にウケているという印象で
まさに世界規模のダンスフロアで映える流行曲となったんですね~。


3.「親しみやすい大富豪」というキャラクター

最後は余談ではありますが、なんかドレイクっていいキャラしてますよね笑

上記の通り超売れっ子ラッパーで、貧しい方々にお金を配ったりと、めちゃくちゃスター的なことをしている一方で
リアーナとの破局だったり、特徴的な眉毛についてで各方面からいじられたりもしています。

PVのダンスもなんか独特で笑われたりしてるけど、結局マネされて流行っちゃう。笑

そんな彼自身が持つ人間性も、トップアーティストになれた秘訣の一つなのかもしれません。


それではまた~。


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